第五章(3)

 そして僕達四人は屋上に来た。放課後なので当然人はいない。これで心置きなくラップ音事件のことを話せるということだ。関係者以外には知られてはいけない、津島さんの核心に迫る重大な事実だ。高瀬さんが先陣を切った。

「まったく……墓場まで持っていこうとしていたのに、堤君にばれたとなれば、話さないわけにはいかないでしょう。あたしはラップ現象の真相を知っています」

 高瀬さんは不機嫌そうに渋面を作る。それもそうだろう。隠し通したかった友達の秘密を僕に知られてしまったのだ。僕を直接責めはしないが、相当不満に思っているだろう。

「いいですか。今から話すことは他言無用です。もう気づいている堤君はともかく、会長と中島さんを信用した上で話します。あたしがどんなことを話しても、津島さんのことを責めないと誓ってください。誓えないのならお話できません」

「誓うわ」「誓います」

 二人の返答には迷いがなかった。

「では話します」

 高瀬さんは一度深呼吸をしてから、語り始めた。

「三月に中島さんの家でラップ現象が起きたのは紛れもない事実でしょう。実際あたしはラップ現象を引き起こしたとされる霊と交信しました。それでずっと自分が霊能者だと主張し続ける八坂さんが、本当にラップ現象の元となった物理霊媒なのかもしれないと考えてきたわけです。しかし、それは間違いでした。八坂さんが霊能者だというのは嘘です」

 僕達は八坂さんにまんまと騙されていた。いや、それも適切ではない。八坂さんは津島さんの代わりに僕達を騙し続けていたのだ。

 高瀬さんが、はっきりと真相を告げた。

「物理霊媒は津島さんの方でした」

 八坂さんが霊能者だというのは嘘だ。彼女には何の霊能力もないだろう。本当に中島さん宅の心霊現象の原因となったのは津島さんだ。

 その答えを前に、会長は落ち着いていたが、中島さんは狼狽していた。

「どうして……どうしてそんなことが分かるんですか?」

 中島さんの疑問はもっともだ。件の女の子の幽霊を招霊する前は、物理霊媒が誰かを判断する材料が、三月の事件の当事者である三人の証言しかなかった。八坂さんの証言が嘘であったとしても、八坂さんが霊能者でないという確かな根拠はない。しかしあの招霊で、高瀬さんはその確かな根拠というものを手に入れてしまっていたのだ。

「あの子に直接聞いたの。あの招霊の時に」

「でもそんな質問は一度も……まさか……」

 言った途中で、中島さんは気づいたようだ。そう、あの時中島さんが言っていたではないか。高瀬さんは首を縦に振り、その答えを告げた。

「あの時あの子に思念を送ったの。『誰の力を借りたの?』って。あの後、中島さんが思念のことを言うから、てっきりばれたのだと思って冷や冷やしたよ」

 それからウィジャボードで文章が綴られることがなく、音が発せられることもなかった。しかし高瀬さんの思念に対する返答はあった。僕はそれを告げた。

「津島さんを指したのは、その答えだったんだよね」

 つまり女の子の幽霊がラップ音を発生させるための、エクトプラズムの供給源となっていたのは津島さんだったというわけだ。

「そうだよ」高瀬さんが観念したように頷いた。

 高瀬さんが指した方向に虫などいなかったのだ。だから大きな虫を見ると異性である僕に思わず飛びついてしまうほどうろたえる高瀬さんが、あの時平然としていられたのだ。

「堤君は、公園で虫を見た時のあたしの反応で気づいたんだよね。ホント、あたしって肝心なところで間抜けだよ。あの子が津島さんを指す可能性も考えてたんだから、もっとマシな嘘を用意しておくべきだったね」

 そこで誰も指されなかったら、八坂さんが物理霊媒だったということになっただろう。

「そんな……真美ちゃんはそのことを……」

 中島さんがそう言いながら目を見開いた。その通りだ。高瀬さんが言葉を紡ぐ。

「最初から全部知っていたんだろうね」

 津島さんが物理霊媒だということを八坂さんは知っていた。八坂さんだけがそれを知り得たのだ。高瀬さんはみんなに向けて話を進める。

「中島さんの家が建つ前のアパートに、八坂さんは本当に住んでいたのだと思います。そして、そこで虐待されて亡くなった女の子の霊がラップ現象を起こさなかったことを知っていた。そして中島さんの家族もみんな霊媒ではない。消去法で、津島さんが霊媒だったことを知ってしまったんでしょう」

 そこで中島さんが訊く。

「でも……祥ちゃんは、アパートの時にあそこに泊まったことがあって……そこでは何もなかったって……」

「確かあたしが中島さんの家に初めて来た時、その話をしてもらったよね」

「そんな……まさか……」

 言われるまでもなく、中島さんは気づいたようだった。高瀬さんが答えを告げる。

「そう。それは嘘だよ」

 それが、津島さんがついた嘘だった。自分を守るための悪い嘘だ。そして、津島さんが嘘をついていたということが新たな事実を指し示す。

「つまり津島さんは、自分が物理霊媒だということを知っていた。もしくはその可能性を考えていたことになります」

 津島さんは嘘をつくことで、自分が物理霊媒だということを隠そうとしていたのだ。

「あの子の性格からして、霊媒である可能性を八坂さんに押しつけようとしたのではなくて、ラップ現象を家鳴りか何かで済ませようとしたんでしょうね」

 あの家で寝泊まりしたが何も起きなかったことを全員で証言すれば、ラップ現象が心霊現象だったという線が否定される。津島さんはそう考えていたのだろう。八坂さんも津島さんと同じように関与を否定すると踏んでいたのだ。しかしそうはならなかった。

「けど、八坂さんはその嘘を見抜いた。ラップ音が偶然の自然現象ではないことを確信していた。ただ、そうだとすると物理霊媒は津島さんだということになる。そして津島さんがそう考えているかもしれないことを八坂さんは察していた」

 高瀬さんが、他人のことを自分のことのように述べる。なぜならばそう考えるに値する根拠を彼女が手にしているのだから。三月のラップ現象と、演劇部での八坂さんのトリック、それらを結ぶ決定的な根拠だ。

「だから、八坂さんは自分が霊能者だと嘘をついたんです」

 高瀬さんは一拍置いてから、詳しく説明した。

「八坂さんが霊能者だということにすれば、津島さんは自分が霊能者だと思わなくなる。八坂さんはそう考えたんでしょう。自分が霊能者でないことを示唆するような嘘を津島さんがついたのは、自分が霊能者であると知られることを恐れていたからだということも分かっていた。そんな津島さんを助けようという思いで八坂さんは嘘をついたのだと思います」

 女の子の幽霊を見捨てたくないという思いがあったのかもしれない。演劇部や生徒会室でトリックをしてまで自分が霊能者であると証明したかったのは、津島さんと中島さんを仲直りさせるという目的もあったのだろう。しかし八坂さんの嘘における最大の目的は、津島さんが霊能者であるということを隠すことにあった。

 友達を守るための、善いとは言いがたいが、それでも優しいことは間違いないそんな嘘だった。八坂さんは嘘で津島さんを救おうとしたのだ。

「そう考えると、八坂さんの言動に説明がつきます」

 高瀬さんの言う通りだ。二週間前から残っていた疑問がこれで一気に解消される。

「八坂さんは津島さんに自分の霊能力を信じてもらいたいと言いながら、津島さんの前ではそれを実行しようとしませんでした。わざわざ堤君を介さず、津島さんに直接見せれば話は早いのに。ばれるのが怖いのならともかく、心霊科学のプロだと知った上であたしに挑戦してまで、津島さんを避けようしたことはずっと疑問に思っていました。けど今はもう分かります。それは津島さんがその現場にいたら、津島さんに霊能力がなかったことを証明できないからです」

 中島さん宅でのことが心霊現象だと認められそうになったにもかかわらず、それでも八坂さんが自分に霊能力があることを認めさせようとしていたのはそのためだ。津島さんが霊能者でないと確信させるには、改めて八坂さんが霊能者であるという認識を作る必要があった。

「これが事件の真相です。何か異論はありますか」

 僕が導き出した答えと全く一緒だ。異論があるはずもない。会長も中島さんも得心がいったようで、黙って首を横に振っていた。

「では、あたしから提案があります」

 真相は判明した。しかしそれ以外にするべきことがある。そうだ。何とかして津島さんに真相を伝えて、その上で津島さんを受け入れなければならない。

「あたしはこのことをずっと黙っておこうと思います」

 僕は頷きかけて、高瀬さんがとんでもないことを言っていることに気づいた。真実というものを人一倍大事に考えている高瀬さんが、真実を闇に葬ろうと提案してきたのだ。

 勿論僕は納得できず、高瀬さんに反論した。

「ちょっと待って。どうして黙っておくの。別に周りに言い触らすわけじゃないんだから、僕達が知ったことだけでも話しておくべきだと思う」

 高瀬さんは鋭い眼差しで僕を睨みつけて、訊いた。

「じゃあ堤君。そんなことをして何か意味があるの?」

 そう言われると回答に困る。今のところ、真相を知ったところで、だからと言って津島さんのために何かできることがあるわけではない。それに僕達全員は、嘘をついたことで津島さんを断罪しようとも思っていないだろう。ならば真相を暴く意味はないのだ。

 さらに高瀬さんが続ける。

「それと……私達が津島さんから学んだことを忘れたの?」

 高瀬さんが何をほのめかしているのかはすぐに分かった。

 信じていることがその人にとっての全てになる。

 津島さんのその言葉を八坂さんは知らないかもしれない。しかし八坂さんの目的はまさにこのことだ。津島さんではなく、八坂さんが物理霊媒だったということを、津島さんにとっての現実にしてしまおうとしていのだ。それはどうしてか。

「真実が人を傷つける……」

 そこで高瀬さんは首肯した。

「そうだよ。堤君だって覚えてるよね。あたしが、八坂さんは物理霊媒である可能性が高いと言った時に、津島さんがすごく怒ったこと」

 そうだった。あの時の津島さんの反応は異常だった。春日さんの件で高瀬さんに憤った時と同じように、冷静でいられなかったのだろう。

「それほど津島さんにとって、自分が霊能者だということは認めたくない真実なのだと思う。だから嘘をついてまで、自分が霊能者でないという現実を作りたかった。それが八坂さんや中島さんにとっての全てにしたかった。自分が霊能者だということを知られたら、みんなに迫害されて、酷いことを言われたりされたりすると思っていたんだよ」

 つまり八坂さんは、津島さんの心情を見越した上で、あんな嘘をつき続けたということになるだろう。ただの馬鹿な女子ではないとは思っていたが、そこまで賢しかったのか。

「多分、津島さんには心霊現象に遭った経験があるんだよ。そうでないと自分が霊能者だと思わないでしょ。中島さんの家のラップ音と同じような現象に遭遇して、もしかしたらその時に、津島さんが心霊現象の原因だと疑われたことがあるのかもしれない」

 そして高瀬さんは頭を抱えて、苦悶に満ちた顔を浮かべた。

「あたしも津島さんに会うまで忘れてたよ。実際に、あたしはそういう女の子に会ったことがあることを。強力なポルターガイストや憑霊を引き起こして、友達もなく、家族からも見放された子を何人も見たよ。本当に、胸が張り裂けそうになるの。その子を見ていると、自分にもその辛さが伝わってくるの。けど、たいしたことは何もできなかった」

 僕はそんな経験をしたことはないが、想像はできた。大抵の人間にとっても想像は難くないだろう。自分が霊能者だということになったら迫害されるかもしれないことは八坂さんも重々承知だったのだろう。それを理解した上で、八坂さんは津島さんの代わりに霊能者を演じようとしたのか。本当に、なんて勇敢な人なのだろう。僕では足元にも及ばない。

「でもあたしは、津島さんにはそんな目に遭ってほしくはない。それだけじゃなくて、そういう恐怖を与えることすら避けたいの」

 しかし津島さんを取り囲む状況は変わっている。この場にいる全員は、霊能者である疑いが消えていない内から八坂さんのことを迫害しようとしていなかった。だったら、今更津島さんが霊能者であることが分かったところで、それを知ったことを本人に伝えたところで、何も変わらないではないか。今まで通り仲良くやっていけるではないか。それに――。

「僕や高瀬さんが霊能者なのに、津島さんは普通に接してくれているじゃない。それなのに、津島さんのことを隠しておく必要はあるの?」

「あたしや堤君はあまり他人に迷惑はかけないけど、津島さんはそういうわけにもいかないでしょ。あの子もそのことをしっかり認識してるはずだよ」

 なるほど。たとえ僕や高瀬さんでも、他人に危害を加える恐れがある霊媒ならば避けてしまう、津島さんは未だにそう思っているかもしれない。心理霊媒か物理霊媒かは関係ない。危険の有無だけが問題なのだ。だから《幻の呪い姫》の一件が解決した後でも、自分が霊能者だと告白しなかったのだろうか。

「だったら、何も知らなかったことにした方がいいじゃない。わざわざ、津島さんが気まずく感じてしまうようなことをする必要こそないよ」

「でも、僕はそんなこと気にしない」

 僕がそう言った瞬間、高瀬さんの平手が僕の頬を打った。

「いい加減にしてよ!」

 高瀬さんはそう叫び、両手で僕の胸倉を掴む。

「堤君が気にしなくても、津島さんが気にするんだって言ってるんだよ」

 そしてようやく気付いた。僕はまた自分のことしか考えていなかったことに。

「あんた……今でも自分の世界をおとぎ話かなにかと勘違いしてるんじゃないの?」

 そう叫ぶ高瀬さんは、大粒の涙を流していた。項垂れながらも、話し続ける。

「自分が好きな人を助けられたらそれでいいっていうわけじゃないんだよ、世の中は。津島さんには他にも大切にしたいことがいろいろあるんだよ。堤君だけじゃなくて、八坂さんと中島さんのこととか、生徒会とかクラスとか家族とか……。たとえ堤君が津島さんの恋人だったとしても、堤君さえいてくれればいいってわけじゃないの。どうしてそれが分からないの?」

 その通りだ。この世界は、王子様がお姫様を救う話で完結しているわけではない。津島さんにも僕にも、様々な人達との繋がりがあるのだ。他の物語が存在しているのだ。津島さんはそのどれも脅かしたくはなくて、誰にも真相を打ち明けなかったのだろう。

「津島さんのことが好きなら……それを分かってあげてよ……」

 高瀬さんが泣いているのは、津島さんの心の痛みを感じているからだろう。思えば、過去の経験を語っていた頃には泣きそうな顔をしていた。怒ったことで、悲しみも一緒に爆発してしまったのだろう。高瀬さんは津島さんのことをずっと思い続けていたのだ。

 それに比べて僕は何だ。津島さんのことを助けることを考えてばかりで、津島さんのことを全然考えていなかったのではないか。津島さんが抱える痛みや苦しみが何なのかということに目を背けていたのではないか。姉さんを助けようとした頃から全く成長していない。

 そんなことで、よく王子様になろうなどと思ったものだ。

「はい。そこまで。高瀬さん、堤君を放してあげて」

 そこで会長が、僕と高瀬さんの間に入った。高瀬さんは僕から手を放すと、ゆっくりと後退した。その頃には、彼女の涙は止まっていた。

「高瀬さん。堤君にはまだまだ甘いところがあるのは分かるわよ。おとぎ話気分が抜け切っていないのだと思う。そこは堤君の反省すべきところよ。でも」

 最後の言葉を強調して、会長は告げた。

「私は堤君の意見に賛成よ。私達が真相を知ったことを津島さんと八坂さんに話しましょう」

「どうしてですか?」

 高瀬さんは落ち着いているようだが、瞳には反対の意思が宿っていた。それでも会長はいつものように優しく語りかける。

「確かに、津島さんは自分の境遇を知られることが怖いのでしょうね。高瀬さんや堤君のような信頼している人にも、いえ、信頼している人だからこそより怖いのかもしれないわ。確かに高瀬さんの言うことにも一理ある。わざわざ真相を話さなくてもいいかもしれない。けどそうすると、津島さんは自分の霊能力に対する恐怖とずっと一人で戦うことになるの」

 会長と僕がしようとしていることは同じだ。しかし津島さんに対する配慮が違う。僕は実行すれば何とかなると思っていたのに対して、会長は何とかなると思っているから実行しようとしている。

「私達が津島さんの霊能力を知っているということで、その恐怖を少しでも和らげられないかな、と私は思うわ。だから話しましょう」

 高瀬さんから眼力が薄れた。

「そうですね。あたしだって認識が甘かったです」

 そして高瀬さんは僕の方を向いた。弁論する時の強気な面持ちで僕を見つめる。

「堤君、あたしを殴って」

「は?」思わず声を漏らしてしまった。

 一瞬冗談なのかと疑ったが、高瀬さんの瞳を見ると彼女が本気だということが分かる。

「だって、あたしだって冷静さを欠いて、絶対的根拠もないのに適当な提案をしたのに、堤君を殴ってしまったじゃない。だからあたしを殴って」

 そう言えば僕は高瀬さんに殴られていたのだ。それでも高瀬さんに何の恨みもない。

「でも、あの時は僕が津島さんのことをよく考えないで発言したから、高瀬さんは悪くない」

「それでも、あたしはあたしが許せないの」

 高瀬さんは諦めてくれそうにない。しかし僕にだって信条がある。

「嫌だ。そんな理由で女の子を殴りたくない」

 命を狙いに来たのならともかく、高瀬さんは僕の間違いを指摘してくれたのだ。そこで少しばかり興奮しただけだ。だから高瀬さんを責めることなど僕にはできない。

「分かったわ。堤君の代わりに私がやってもいい?」

 会長がそう言うと、高瀬さんは大きく頷いた。

「はい。お願いします」

「じゃあいくわよ。歯を食いしばって」

 乾いた音が屋上に響いた。高瀬さんの望み通り、会長が彼女を引っ叩いたのだ。高瀬さんはすぐに会長の方を振り向いて、綺麗にお辞儀をした。

「ありがとうございます」

 何だかよく分からないが、どうやら高瀬さんの気は済んだようだ。今では清々しい表情を見せている。

「会長の言う通りです。津島さんと八坂さんに全てを話しましょう。ちゃんと話し合えば二人とも分かってくれるはずです。中島さんもそれでいい?」

「ええ。いいですよ」

 さて、するべきことが決まった。今度こそ終わりにするのだ。全ての嘘をぶち壊して、本当の津島さんを温かく迎えよう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る