嵯峨嶋　掌

その名は福富　幸。不幸が寄り付く島もない名前なのに、生まれついての不幸娘。 ある朝、黒猫が前をよこぎって…？

これはこれで、なかなか大変なんだ、早く修了証書もらわなきゃ、大変なことになる……って、みんなが騒ぐんだ……ったく💬

マンションで一人暮らしを始めた南由（なゆ）。 しかし合コンに出席した日から、誰かに見られているような視線に悩まされ始めた。 視線を恐れ、家に引きこもる様になってしまった。 恋人…

平凡な高校生、釣合秤はある日、異世界から帰還した……らしい。 目覚めたときには半年が経過しその間の記憶を失ってしまった彼のもとに、朝日月夜を名乗る市役所職員が現れる。 彼女から秤…

いつものような日常を過ごす司法局実働部隊の面々。 だが彼等の前に現れた嵯峨茜警視正は極秘の資料を彼らの前に示した。 そこには闇で暗躍する法術能力の研究機関の非合法研究の結果製…

百人一首にイメージをもらって、実験的に短い文章を書いていきます。 ※2022/1/23 章の題名に主人公の役どころを追加 章と章のリンクも楽しんでもらえたら嬉しいです

前置き 「ニャルさま」という名前を名乗るに当たって、誰から言われたわけでもないですが、自分の内側から聞こえてくるものがあります。 「随分と調子に乗っているんじゃあないか」 「…

本伝のための設定集です。 ジュネス達が行く国とはどう言うものなのか、これから、ジュネス達に絡む人達について書いてあります。 大ツ・バール帝国は、ツ・バール国として建国した。 建…

神様の世界「天界」から、人間の世界「下界」へ落とされた「元」神様。「元」神様は、下界の年齢でいうと50歳くらいのおじさん。慣れない下界で奮闘しつつ、下界へ落とされた「本当の理由」…

むかしむかし。とある呪術の失敗で、この世のものとは思えぬほど大きな魔物が誕生した。その名を『オロロ』という。 オロロは人を憎み、この世を滅ぼさんと動いた。 そんなオロロの住処…

2021年夏季オリンピックより大食いが正式に競技として認められた。激辛もまた競技としての道を歩み始める。 かつて天才と呼ばれ、激辛の競技化を推し進めていた西園寺ヤスヒコに見いださ…

地図読みと山岳地帯の未踏走破に青春を燃やす無骨な快男児・天童信介。彼はミスカトニック大学の依頼を受け、未確認生物を探索する調査隊に加わった。調査隊のメンバーは、饒舌だが情緒不安定…

予言の力を得て、一代で王朝を築き一代で失ったエジプトのファラオ、ネフレン=カ。 イスラエル人を奴隷から解放し、ユダヤ教の開祖となったモーセ。 歴史に多大な影響を与えながらもエジプ…

触手系VTuber、九頭龍坂いろははテトリスの配信を行い、惨敗。同時に不思議なことが起こった。世界中にブロックが降り注ぎ、あらゆる街、あらゆる国を破壊しつくす。いろはもまた絶命す…

朝、目が覚めると、寝台車はすでに停車していた。眠っているうちに、今日の目的地に着いたようだ。 この列車に乗って旅を始めたのは、もう数ヶ月前だっただろうか。 身支度を整えると、す…

夫婦ともに働いている40代後半の夫婦が、休前日の夜に甘い時間を過ごしていましたが、妻の突然の告白が…。 全業種に対応できるように、夫婦が働いている会社の役職名を工夫したつもりで…

カイロの街で謎の女性、イアラと出会った私は、いつの間にかニャルラトホテプをかたどった黒い陶像を手にしていた。やがて、私は日本でイアラと再会し、それを契機に人々の顔を認識し区別する…

ひらたく言えば夢日記です。不条理かつ唐突な作品が多いですが、鷹揚のご鑑賞をお願いいたします。作品の時系列は順不同となっています。 ラヴクラフトは長年悪夢に悩まされながらも、その…

🟡気苦労の多い毎日……あれもこれもやんなきゃならないし。ちょっと一服してみたいときに、読めば、なぜか元気が出てくる（と錯覚してしまうような）短い短いお話。 🟡ほんの一瞬で、あなた…

【アルファポリス「第10回歴史・時代小説大賞」奨励賞受賞作品】 江戸時代、地方の小藩の青年小野三之助は、かつて犯したあやまちの、罪の意識に10年間さいなまれていた。そして、その…

駆け出しのライター・麓郎がクトゥルフお母さん食堂の商品をレビュー。邪神や神話生物を食材にしたメニューを味わうが、体内で神々が暴れ毎回死亡する。それでも褒めの姿勢は変わらない。 グ…

あと三日で地球が滅びると宣告されたら。 たくさんの人達のドラマから、二人だけ抜き取って書いてみました。

枯れ葉が落ちてしまう寒々しい秋が好きになれない私（西野佳澄）。 幼いころから母と過ごす時間が少なく、寂しく感じていた。 ある秋の日、部屋の片づけをしていると、小学生の頃の教科書を…

私が先輩に再び会うための物語

がたいが良くて理系脳の多趣味で気弱な若者が、どう考えても罠としか思えない課程を経てパイロットをさせられた。 そんな彼の配属されたのは諜報機関と同じ指示系統の「特殊な部隊」。ある才…

パワードスーツ　ガイファント　外伝 本伝では、主人公ジューネスティーンのパーティーの女子達との絡みは有るが、ジューネスティーンとは、魔法を教えてもらう程度なのだ。 パワードス…

高校２年生の藤林あぐりは、そとでは良い子だけど家ではお父さんとケンカばかりしている、ちょっと内弁慶なだけの普通の女の子。ある日、ふいに姿を消すクラスメイトたち。そして友達もいなく…

俺の幼馴染はアイドルだった。 アイドルといえば恋愛禁止。 だけれど、あの夜、彼女は俺とセックスしたがっていた。 もちろん、彼女のために俺はその誘いを断った。 まさか、次の日、彼女…

太史慈が生きた時代は乱世へと世情を変えつつあった。 そんな中、公文書を破って敵をつくり、なぜか変人マニアに愛され、最強の漢と一騎打ちを演じる。彼は激動の時代で、ついには独立し自ら…

多くのことがオンラインで済ませられるようになった現在。 離島に住む俺は、仕事も、飲み会も、旅行も、全部オンラインで良いと思ってた。君に出会うまでは… エブリスタでも公開していま…

キリュウ・シノブは女子高生探偵、とは名ばかりのなんでも屋。今度の仕事は保護者の刑事トビタから依頼された（押しつけられた）人さがし。イヤイヤながらも引き受けてしまったその仕事はシノ…

「又南水行二十日至於投馬国」 「太平御覧」に残る魏志倭人伝逸文は、通行本とは少しく異なる。 陳寿の三国志執筆の過程を詳細極まる史料批判を基に再現し、実際に後世に残った「魏略」「魏…

南の王国の商人であるジュエルイアンは、帝国のカインクムを訪れた。 その手には、段ボール箱が抱えられており、中には“赤いきつね”と“緑のたぬき”が入っていた。 初めて見る異世界の食…

学校のマドンナ、清水先輩が、文化祭で俺の撮った写真に見入っていた。２度とない機会だと思って声をかける。 「綺麗な夕陽を見ると、夕陽に向かって飛びたくならない？」 俺の写真を見てそ…

小さい頃から死んだ人の声を聞けるおばあちゃんの元には時々、助けを求める人が訪れる。 そのおばあちゃんは昔、ある出来事のせいで、その力を使うことをやめてしまった。 オカルト要素があ…

パワードスーツ　ガイファント外伝 主人公ジューネスティーンと絡んでくるカインクム。 そのカインクムは、全く未知の技術を見て驚いた。 その剣を見て驚愕すると、ジューネスティーン…

サクミ・サイゴウは、目覚めると、不思議な世界にいた。そこは侍の支配する世界。だが、サクミの知っている歴史とはまったく違う別の世界。彼女が手にしたひと振りの刀。そして現れる銀色の巨…

カッコいい彼が地味な私を見てる？　そんなことある訳ないって思いながら、彼の視界に入っていると思うと、急に自分の容姿が恥ずかしくなって… カクヨムコン参加にあたり、大幅に加筆修正…

タイムカプセルを開けるべく集まった元４年４組のクラスメート３９人。１０年前、１０年後の自分に宛てた手紙を先生から受け取っていく。 最後に受け取った自分の後に、先生はいないはずの４…

事実を交えたフィクションコメディ。 軽く笑ってくれたら嬉しいです(o^^o)

脱走犯に特化した刑務所の女子棟の話。 刑務所モノにありがちな「レズのキャラも出てくるよ！」という感じではなく、作品のメイン属性が百合になります。 頭のネジが何本かブッ飛んだイカれ…

　訳ありっぽい幼い女の子と出会ったが、面倒くさそうなので無視しよう。三十路の彼、ランバージャックはそう思った。 　彼は世界と世界の狭間にある、ターミナル、と呼ばれる場所に住み…

幼い時から他の人には見えないモノを見てしまう体質ながらも、それ以外は至って普通の男子高校生の山口。 変なモノを見て変なモノに振り回されて少しバタバタしながらも、頼れる友と新たな仲…

ブラックユーモアがお好きな方へ。

とても精巧に作られた機械と共に暮らす、被験者の日々。 自分だけの為に存在する自分好みの相棒。 なんでも言うことを聞いてくれる相棒との生活は、幸せなもののはずでした。

星くんと姫ちゃんは仲睦まじい恋人です。 ところが、神様はやきもちを焼いてしまって…… (他のサイトでも公開中です。ご了承ください)

青年は出会いを通じて真の『男』へと成長する 『特殊な部隊』への配属を運命づけられた青年の驚きと葛藤の物語 登場人物 気弱で胃弱で大柄左利きの主人公　愛銃：グロックG44 見た…

進歩から取り残された『アナログ』異星人のお馬鹿ライフは続く 遼州人に『法術』と言う能力があることが明らかになった。 だが、そのような大事とは無関係に『特殊な部隊』の面々は、クラ…

三国志演義でお馴染みの趙雲。彼は正史においては記述が少なく、どのような人物であったのか想像が難しい人です。そんな趙雲に光を当てるのが「趙雲別伝」という史料ですが、信憑性に疑問があ…