須戸

どこか寂しさと、ほのかな希望を感じる作品でした。

短い詩集ですが、各話の繋がりを考えながらゆっくりと噛み締めたい内容でした。

スピード感があって、サクッと読めます。
この始まり方でこんなラストなんだという驚きがあって、楽しめました。

以前何かで、幻想的な見た目だからという理由でクラゲが好きな人がいるということを知りました。 そのような方がこの小説を読んだらどうなるのだろうと思いました。 刺されたくないから私は…続きを読む

ほぼ台詞のみで構成されている小説に触れることはあまりないのですが、最初から最後まで飽きないで読むことができ、面白かったです。ダイオウグソクムシという珍しい題材で珍しい会話が繰り広げ…続きを読む

家族の形というものはそれぞれ異なるため、こういった面を持つ場合もあるなと思いました。 想像しながら読むとしんどさもあるのですが、感情を揺さぶられるもので、2回以上読みたいと感じる…続きを読む

冴子と渚それぞれが置かれている状況の比較、現在と過去の比較などによって、ドラマの映像を見ているように感じることができました。 切なさもありますがそれだけでは終わらないところや、タ…続きを読む

行動力もすごいですが、協力してくれる方々の多さや運の良さもすごいと感じました。

このように目的を達成できることが羨ましいと思いました。

書きたいと思ったことを書いていても、途中で詰まることはあると思います。 そのような状況が表現されていて、共感しながら読みました。 つい他の人と自分を比較してしまうという描写が面白…続きを読む

実際に経験されたからこそ、書ける短歌なのだろうなと感じました。 仕事で介護をしている者ですが、仕事での介護と親の介護は全くの別物だと思います。 今後、身内の介護をする必要に迫られ…続きを読む

アウトドアで観察力が豊かな方なのかなと想像しました。

特に好きなものはどれか問われることがあっても、選べない気がします。

私はカクヨムでハートや星を付けるとき、何もコメントを書かない場合があります。けれども、きちんと読んでいます。

ということを証明するために、コメントを残したくなる物語でした。

人をコミュニケーションをとることは、誤解が生まれやすくて難しいと思います。 この物語もそれが描写されていて、男性視点と女性視点での違いが笑えました。こういうときはお互いに相手を理解…続きを読む

「言葉は変化するもの」という前提で日本語について語られていて、読みながら、普段自分自身が使っている言葉はどうだろうかと考えました。 また、書き手と読み手で解釈の違いが生まれる場合が…続きを読む

朝読小説賞受賞という点と、ぬいぐるみが主人公という点に惹かれて読みました。 最初はほのぼのですが、次第に本格的なミステリーになっていたように感じました。ぬいぐるみだからこそできる活…続きを読む

雪が降っている日のお話なので寒そうですが、読んでいるとあたたかい気持ちになれます。
2人（と1匹）とも可愛かったです。もっと幸せになって欲しいなと思いました。

田舎に住んでいるとこの物語のような状況になることは少ないのですが、なったときのことを思い出すと、最初の一文から最後の一文まで共感できます。 彼は、私たちが日常生活を送るために、役に…続きを読む

カクヨムで公開されている作品の中には、好きだけどレビューを書くことは難しいものが結構あります。そのような作品を思い浮かべるような物語でした。また、読んでいる間は今まで以上に、誰かが…続きを読む

アイドルという職業の魅力が書かれた作品です。しかし、それだけではありませんでした。 前半は、もしかして主人公にはモデルがいるのかなと考えながら読みました。 中盤は、何事かと思いま…続きを読む

第3話の「この本が向いている人」に書かれているものの中に、自分に当てはまるものがあったため読み進めました。元々株に関する知識はほとんどなかった（中学生の頃の社会の先生が、マクドナル…続きを読む

物語を読むこと、物語を書くことが好きなら響くものがあると思います。
作中で語られるように、楽しい物語が人から人へと伝わっていく世界は理想的です。読んでいて、希望が持てました。

この作品のすごいところは本文がたった6文字というところです。
それでも全てを物語っています。
共感できる人は、結構いるのではないかなと思います。

羨ましい青春をしてるなと思いました。
しかし、ラストでそれまでとイメージが変わりました。
こういうパターン好みです。

タイトル通り、あらすじ通りではありますが、インパクトがありました。
140字ぴったりでまとまっているところも面白かったです。
3回読みました。

すごく短時間で読める怖い話です。後半にインパクトがありました。
この店員さんのような人が、実際にいたとしてもおかしくないところが恐ろしいと思います。

語り手である「僕」の思考回路に対して、正反対の意見を持つ人はたくさんいるかもしれません。けれども、これまでの経験上、自分にとってはとても共感できるものでした。 人生において必ず遭…続きを読む

この小説で初めて、アサガオの花言葉を知りました。
その言葉通りの物語で、感慨深いものがありました。
会話の中に、真意のヒントが隠されていたところが特に好きです。

小さい頃のおかしな習慣、私にもありました。 理由は覚えていませんが、マンホールを踏むと得点になる（何の得点かは不明）、横断歩道は白いところだけを踏んで歩かないといけない、嫌なことが…続きを読む

昨今は住宅事情などの様々な要因により、焼き芋を食べるとしたらお店で買うか電子レンジを利用して調理することが主流になっていると思います。しかし本来はこの物語のように、焼くという過程も…続きを読む

音楽の授業で合唱をしたことは何度もありますし、中学では合唱部の発表を何度か聞いたことがあります。しかし、この作品に書かれていることは、それらからイメージしたものとは異なっていて、未…続きを読む

初めてタイトルを見たときは、「ストーキング」という単語が含まれているから怪しい展開になるのだろうかと考えた記憶があります。 しかし実際は、微笑ましいと感じる物語でした。登場人物たち…続きを読む

この先生は、教え子をとても大切にしている人であるように感じました。 そして、手紙を受け取った語り手も、内容について真摯に考え、素敵な大人になった（あるいは、なろうとしている）のだろ…続きを読む

連載中になってはいますが、物語自体は完結しています。 とあるクラスの1年間に起こる不思議な現象の数々は、残酷さを感じることもあるものの結末が気になって読み進めることになりました。 …続きを読む

怪談として有名な話が題材となっていながらも、タイトルにある通りせつなさもあって、心に響きました。

学校の七不思議関係の話が特に好きです。

一応、主人公の語りを受け入れようとしながら読みました。
最後の一行で、信じることは難しいと感じました。

主人公の女の子の揺れ動く心情が伝わってくるようでした。
また、タイトルの「おそろい」の意味を知った後に余韻が残りました。

ジャンルはエッセイですが小説風なので物語を読むような楽しさがありました。 タロットは1枚のカードに複数の意味があったり、名前から連想されるイメージとは異なったりして、解釈すること…続きを読む

夜の学校、星の観察、初めて出会う人たちの交流など、夢と希望にあふれた物語でした。 一部、近いことなら一応過去にしたことはあるのですが、この物語のように楽しかったという記憶はないため…続きを読む

普段の生活では見過ごしてしまいそうなものから、ミステリーに発展していく展開に惹かれました。イチコに関する知識を得られたところも好きです。

双子の掛け合いが面白かったです。

読者参加型という点が面白いです。 このレビューを書いている時点での登録者数は13人です。 役に立てるかはわかりませんが、レビューを書くことで人数が増えたら良いなと思って書いています…続きを読む

答えはベツレヘムの星です（この問題は本文には出てきません）。 クリスマスの過ごし方はいろいろとありますが、クイズ好きとしては、この小説のような過ごし方が理想的です。出てくる問題が…続きを読む

今年になってYouTubeを見始めた者です。 そのYouTubeに投稿されている動画がどのようにして作られているのかが、基本的な事から丁寧に書かれているので勉強になります。 動画研…続きを読む

青春を描写した詩のようでありながら、メッセージ性があり、心に留めておきたいと思いました。私にとって身近なことが書かれていたので、大切にしたいです。

バレたくないことはしない方が良いと思いました。
とんでもないことになるからです。

モノレールのない土地に住んでいるため、この物語のような状況に憧れます。 千葉に行ったことはありませんが、情景描写が丁寧で、場面が浮かぶようでした。 登場人物2人の関係も微笑ましかっ…続きを読む

まさかの展開でした。 しかし、質問をしている側、されている側、どちらの気持ちにも理解できる部分はあります。 日常生活の中で価値観の相違というものはよく起こるため、人間関係を築く、…続きを読む

実際にはあって欲しくないことですが、起こり得るかもしれないというところが怖かったです。
メイン3人の心情の変化の仕方に、生々しさを感じました。

これまでの生活の中で、建物の中に蜂が入ってきたことは何度もあります。何度経験しても慣れなくて、結構怖いです。私の場合は怖いからじっとしているのですが、この小説に出てくる家族の反応は…続きを読む

1つのものをテーマとして様々な物語が読めるところ、章と章でつながりがある物語もあるところが好きです。特に終盤は、心が揺さぶられました。 トイレは私たちの生活になくてはならないものだ…続きを読む

ホラーとしては一風変わっていますが、怖さもしっかりあるところに惹かれました。章が進むたびに、次はどのようなオチなのだろうと期待しながら読みました。 七不思議を試してこのような結果に…続きを読む