ろくろく　んよちい

誰からも顧みられることのない桜の木であるわたしに、初めて「綺麗」だと言ってくれた人がいた。 彼が卒業するまでの一年間は、わたしの生涯で最も優しく最も苦い一年だった。 わたしが命…

頭のネジを緩ませることで、自分の傷に気づかないふりをしていた少年の話。 関西弁なので、読み辛かったらすみません。 悪いところや、癖などがあればぜひ教えてください。 抽象的な物…

たった197文字の、心温まる小品です。是非読んでみて下さい。 読んだら、いいね！を下さりませ。☆でも構いませぬぅ～です。 何卒…何卒…。

大切な人がいる。その心は神さまがくれたギフトボックス。

心を紡ぎ、 心を繋ぎ、 そして結びます。 結んだのは赤い糸。 必然の赤い糸。 そんな恋詩の詩集です。

掌編小説集『あなたが見た情景』の新たな情景を７日連続更新で７本掲載。 目の前の景色を眺めるように情景を思い描ける文章。 そんなものを考えながら記していく、ちょっとしたお話のあつ…

朝の開店から書店に入るのは、とても贅沢な気がします。 広い書店を泳ぎ回る回遊魚になる。 狭い書店に潜り込む深海魚になる。 そして詩集にたどり着く。 手に取るだけで好きだとわかる。…

ワクチンを打って、ひどい副反応が出ている主人公の雄飛（25歳男性）は SNSのトレンドで「ワクチンに異物混入」という文字を見かける。 翌日。起きるとすっかり元気になって、一件落着…

社会人になり、立場が上がるにつれてデートの内容がどんどんランクアップしていく。 いいけど、よくない。 だって私は、今も昔も変わってないから。

二歳の息子を育てる“私”は、棚から賞味期限間近の即席麺を発見する。思い出すのは、まだ息子が赤ちゃんだった時のこと。 「幸せしみるショートストーリーコンテスト」用の作品です。

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテストにて『赤いきつね物語賞』を受賞致しました！　ありがとうございます！ 双葉の元には今月も一箱の贈り物が届く。 そ…

　とある家庭で、狸のようなまん丸お腹の父親と幼い一人娘がたった2つのカップ麺で幸せを噛み締める、ちょっぴり切なく不思議なお話。 　

フィクション+ノンフィクション。誰にでもある、思い出の味と食べ物。 その中の一つである「赤いきつね」のお話です。

母から頼まれた買い物リストに書かれていたのは『緑のきつね』 これは、「赤いきつね」の書き間違いか？ それとも、「緑のたぬき」の書き間違いか？ スマホを家に忘れて確認がとれな…

何気ない大晦日。 けれど、小学生のタケルには唯一夜更かしが許される特別な日。

誰もいない安アパートに帰宅した社会人が口をつける残業疲れな身体に染みる一杯の話。

赤いきつねが好きな俺。 緑のたぬきが好きな彼女。 でも、どっちもいいなって。 そんなお話。

子供の頃に初めておばあちゃんと作ったカップラーメン。 初めて同士の四苦八苦する様子にほっこり。

「赤いきつね」にちなんだ、父と子のショートストーリー。 子供目線の物語

一人暮らしの学生時代、気ままに夜を徘徊したあとの冷えた体に一杯のやさしい赤。 身も心もその一杯に温められていた懐かしいひとときを思い出した。

私はいいところに嫁ぎました。 食べるたびにお母さんの優しさと愛を思い出します。 今は定年退職した夫と二人でお母さんの思い出話をしながら食べています。 それは「赤いきつね」と「…

兄の作る赤いきつねは優しい味がする。一体どんな魔法を使っているのか分からないけれど、ひょっとしたら兄はきつねそのものなのかもしれない。私は今でもそう思っている。 少し寒さが厳しく…

陽介は面接をそつなくこなし、希望通りテレビ業界に就職する。 キラキラした世界に充実した毎日。 しかし、同じステップを踏んできた同期は、 必ずしも同じように充実しているようには見え…

友人、知人に「小説の一行目を考えてくれ」と募集して短編を書くありがちな企画。 ↓お題箱 https://odaibako.net/u/TSUBASA_TRINO

「カクヨム甲子園2021」【ショートストーリー部門】 奨励賞受賞！ありがとうございます。 https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomukoshien…

登場人物は、呟き親父とその一人娘イマドキJK、そして、その担任の先生。ダイニングテーブルに置いてあった一冊の日記は、娘と担任の先生との交換日記だった。 　娘の学校生活を直接聞けな…

シンデレラの話や恋の話 それぞれの物語が１つに繋がる

【はてなインターネット文学賞　大賞受賞作品】 古文×現代×ファンキーな御伽草子。 誰もが知るあの古典作品が、令和のネット社会に蘇る！ 2022/11/5 追記： KADOKA…

【※五分で読めます！※】 大人になってしまった、すべての子供たちに送る、心温まるあの日の短編。 僕は産まれた。 僕は気付いた。 雪が降っていることに。

当初、「とりあえず、エッセれ。」というタイトルでエッセイを書いていこうと予定していましたが、やたら質問にばかり答えていることに気づいたので、回答コーナーに特化することにしました。…

「大ボケ解答クイズ」 https://kakuyomu.jp/user_events/16816700427231232580 への答えです．

大魔術師ルオー。 彼には十二人の弟子がいた。誰もが優秀で、魔法を使うものならば一度は憧れるような人だが、実はもう一人の弟子がいた。 本編は完結。番外編を出していきます

ある晩のこと、シャルロッテは図書館で重大な秘密を聞いてしまう。それは自分が本物のシャルロッテではない、というものだった。このままだと偽物の私は殺されてしまうかもしれない。生き残る…

頭は弱いが力は強い、元山賊の龍之進。 愛想は無いが甲斐性はある、元人斬りの虎丸。 性格は悪いが外面は良い、元詐欺師の蛇介。 悪事から足を洗った三人は、山の麓のぼろ屋を買い取り茶屋…

自主企画に参加させていただきます！よろしくお願いします！ 皆様、お星さまに応援、ありがとうございます！

キヨハル率いる青春売買業『Brew Blossom』は空前の繁忙期を迎えていた。COVID19不況のせいなのか、外出自粛の影響か、はたまた夢のない時代のせいなのか。 個人で細々と…

ジャンルは恋愛にしていますが、 内容は、詩みたいになっています。

昔の夢を思い出した夜——。 あの頃の自分は何にも負けない翼を持っていたはず。眩い光の中に、その翼を忘れて来てはいませんか？ 誰かに預けたままの情念を、宵闇の祭りの中に置いて来…

学校からの帰り道。 空から絶え間なく落ちてくる雨が起こしたファンタジー。 ■□■□■□■□■□■□■□ 短編／全一話／完結です。 雨にまつわるシリアス系・現代ファンタジーもの…

骸の転がる合戦跡を歩く鬼がいた。 そこで鬼がみつけたのは、気を失って倒れていた少女だった。 全7話の短編です。

のるものも、あります。

好きなものやお気に入り、言葉から連想したものを書いています。きまぐれエッセイ風味。

年齢不詳に、性別も不詳……だったのだけれど、この間、ついに性別はバレちゃいました。 そこで味を占めたのか？　もっともっと掘り下げることとなる３０質。その渦中に於いて、謎のヴェール…

創作に纏わる話、好きな音楽、自分についてなどなど、質問系の自主企画に参加させていただき、答えたものをまとめました。 ※ ちょっと増えすぎてしまい、似た質問にコピペで回答している…

《元》仲良し四人組の元に差出人不明の手紙が届く。そこには『あの秘密基地に集合』と書かれていた。 浅川達哉、ほか三人は、おかしな手紙だと思いながらも、手紙の指示どおり秘密基地に向…