金石みずき

金石水月さんの『恋文に込められた気持ち』に刺激をいただいて書いた、ラブレターにまつわるお話です。 　　✳︎ ✳︎ ✳︎ 金石水月さん（@m…

尾岡れきさんとの共同企画「君と王子様」企画への参加作品 高校生になってすぐ、同じ新入生に「王子様」と呼ばれる人がいることを知った。 そんな話題の中心になるような人と縁ができるは…

近所のお兄ちゃん。あこがれの王子様。２歳差の壁は大きい。だから私は、お兄ちゃんに彼女ができた瞬間に諦めたんだ。 それから私は王子様を探している。 ドコにも、そんな王子様はいないっ…

ヨムのが好きです。 ネット小説が好きです。カクヨムでの読書は個人的にも、居心地が良いです。 レビュー（☆）や応援（❤）は入れられる数が決まってる。でも何回だって応援したい。 僕は…

尾岡れきさん、真朱マロさんの自主企画【君と王子様企画】に参加させていただきたくて書いたお話です。

高校二年生、二学期、始業式。僕、金指大吾と彼女、森川梨紗はその日、現実世界で出会った。 梨紗とは既に十三年前に出会っていた。夢の中で。梨紗とは毎日夢で会い、交流を深めていた。夢…

「いいか、お前ら。二年の三学期はな、三年零学期だ」 先生はこれから先の人生が決まるから慎重にしろと脅すのに、志望校はできるだけ早く決めて勉強しろと急かす。 二年生の三学期に差し掛…

「それなら明日から、一日に一回は秋葉に嘘をつくね。」 どんな人が嫌いなのかと尋ねられた私は、嘘をつく人が嫌いだと答えた。そんな私の答えを聞いて、そう言った夏彦。夏彦は、私のこと…

カクヨム甲子園2020ロングストーリー部門読売新聞社賞受賞作。 インターハイ出場を夢見て、高校三年間懸けてバレーボールに打ち込んでいた菜乃やそのチームメイト。 2020年、夏。…

尾岡視点によるモノカキエッセイでございます。 多分、参考になりませんが。アラフォーのおっさんならではの 物書きエッセイになれたらと思いますので、何かの足しにでもなれば。 当方、…

微妙な距離感にある、高校生の男女のお話。 それは　恋？　なのか。絆？　なのか……。 ちょっぴり切なくてほろ苦い、淡い恋愛物語。 「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートス…

俺にとって、呉宮綸は幼馴染みではない。 結婚の約束も、朝起こしてもらったことも、喋ったことすらほとんどない。 けれど、彼女は常に俺の視界にいた。 互いの人生の端っこで、まるで平行…

金石水月さま主催：【「雪の思い出」がテーマの短編小説（5000字以内）書いてみませんか？】 この企画に参加させていただきたくて書いたお話です。

「わたし、今年はサンタさんに雪をお願いする！」春風（はるか）の一言から、私たち家族のクリスマスは始まった—— あおぶたと申します。どうぞよろしくお願い申し上げます。 中学校の国…

　目が覚めると、私がもうひとり居た。

カクヨム甲子園に三年間挑んだ私が、思いのままに書き殴った文章です。

金石水月様主催　「雪の思い出」がテーマの短編小説（5000字以内）書いてみませんか？　参加作品。 小学校５年生の冬。スキー合宿でコースアウトした私を助けに来てくれたのは転校生―…

子供のころおばあさんから聞いた昔話の童と出会う。 楽しく遊ぶうちに、私は現実の音や光にその童を見失う。 見失ったのは私か、童か？ 淋しいのは、私なのか童なのか？ 大人になった今で…

ささやかな雪の降る日を心待ちにしていた子どもの頃の冬。 大人になっても、手に入りにくいもの、すぐに消え去るものは他にも色々あるから、悲しみは絶えないけれど…… 　 ※香鳴裕人様…

『 「雪の思い出」がテーマの短編小説（5000字以内）書いてみませんか？』に寄せて書きました。 自主企画リンク↓ https://kakuyomu.jp/user_events…

「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト、応募作品です。

今と昔ってこんな風に違うのではないかと思いかいてみましたが、 それはちょっと違うなあああ と思われた方は すみません。

　友人が雪の思い出を語り始めた。去年の冬、彼は何度も雪女を見たという。 　以前にも聞いた話なのだが、実は……。 （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう」「エブリスタ」でも…

「青い」それはまだ淡く、未熟かもしれない でもその色のついた感情を忘れたくない 1話完結の短編集になります

時計の歯車を飲み込んだことが頭から離れない少女は幼馴染になんとなく話しかけた事で運命が少しずつ回り始める……。 運命と文脈、そして生きることを巡る高校生たちの青春物語。

あれは恋、だったのかな。思い出と言ってしまうと、終わったみたいで少し悲しくなる。

――きっと、子供じゃいられなくなった全ての人が、一度は考える当たり前の悩み。 こちらは短編となります。

思い出の中の大切な人に夢で逢えたら……。 出会うタイミングが合わなかった二人が、違う人生を歩みながらも、心はその時の気持ちを覚えている。 好きだった人の夢を見ると、一日中嬉し…

ある事故で意識不明だった少女、美桜（みお）は、約１年ぶりに目を覚ました。 リハビリと経過観察のために入院生活を送ることになった美桜は、同じく入院している車椅子に乗る少女、真璃（ま…

「す、好きです！」「えっ？　ススキです!?」 陰キャ気味な高校生・加島龍斗は、スクールカースト最上位＆憧れの白河月愛に罰ゲームきっかけで告白することになった。予想外の「え、だって…

これは尾岡の日常です。日常のなかでも特にエネルギーになっている相方さん――つまり、僕の奥さんについてつらつらと。 多分、第三者から見ると、タダのノロケでしか無いかもしれませんが。…

中学二年生の八神牡丹と八神菜乃花は、双子の姉妹。 顔も髪型も服の好みもよく似ていて、見分けがつかないくらいに瓜二つ。だけど、何から何まで一緒というわけじゃない。 ある日妹の菜乃…

登校拒否をしていた子にプリントを持っていったのがすべてのはじまり。 大勢の人の前では過呼吸になってしまう下河雪姫と。特に交友関係もなく時間を持て余していた俺、上川冬希。 次第にお…

顔良し、頭良し、運動神経抜群の人気者の彼に恋をしている女の子。けれど、彼はおっちょこちょいで、嬉しい時には必ず雨を降らせられるという究極の雨男。そんな彼を好きになったなら、きっと…

自作「降水確率百パーセント」に登場する雨男、宇城人が明るい性格になるきっかけのお話。 小学六年生、最後の徒歩遠足の日も雨だった。「雨期人」と昼間に友達から不満をぶつけられ、とぼ…

平行世界が交流することが可能になった現代。魔女がパートナーを探すため、地球にホームステイをすることが当たり前となった。 これはもう一度会いたい魔女と、もう会えないと諦めることにし…

同じゼミだけど、隣の隣くらいの距離感の。でも実際にはもっと近い、両片思いの不器用な二人の話。 変わらない味も、いっしょに食べる時間も全部大事だよってことです。

《※書籍版発売中。アニメ化企画進行中》 【書籍版とは内容が異なりますので予めご了承ください】 　高校に入って、友達はおろか顔見知りすらまともにいなかった俺、前原真樹（まえはらま…

大学生になった桃子。前の席に座っていた美人さんに、仲良くなりたいと思って声をかけてみたところ……

俺と紗良は幼馴染、だった。 高校の冬に互いに別の彼氏彼女が出来て、冬の海でその手を離した。 それから10年後。 紗良は今、俺の部屋でゲームをしている。 そんな2人の恋愛短…

生まれて初めて告白された！ しかも相手は1年の頃から、好きだった香住（かすみ）くんで、何か信じられないんですけど！ これは夢ですか！ ほっぺたツネったら痛くないというオチで…

「私、いまから自殺しに行こうと思う」 恋人がそう言うから、特に予定もなかったし、付いて行くことにした。 ＊　＊　＊　＊　＊ 悲しいお話が好きな方。是非読んでみてください。

心臓に重い疾患ををもつ広瀬 凜は、二つ年上の少年、斉藤 千春と出会う。 長い闘病で生きる意味を失った少女は、まっすぐな少年と関わるうちに変化が生じていく。 しかし、彼もまた大きな…

「I love you」という言葉を夏目漱石と二葉亭四迷は何と訳したでしょうか。 「I love you」なんて私は素直に言えなくて、文豪の力をお借りして先輩に告白しました。け…

コロナ禍における高校生の恋愛を書いたお話です。

[Alexandros]さんのワタリドリからイメージを膨らませて書かせていただきました。 この曲ならではの爽やかな疾走感と、青春時代にもがきながら生きているもどかしさを感じてもら…

彼はプロポーズをした。彼女はそれに応えた。 さあ、あとは何の問題もなく結婚式を──挙げられない？ 思いがけない戦いが今、ほのぼのと始まる。 「教会」「かたつむり」「雲に梯」の三…