悲しみを怒りに変える必要はありません。だって何かありました? あったならごめんなさい。存分に立ち上がってください。
私が今回書きたいのはジオン公国ではなくてですね、アレです。オーストラリアのキャンペーンの話です。
その名も「Stand up Australia(オーストラリア人よ立ち上がれ)」
これはオーストラリアで2012年に発表された「座る時間が1日に11時間以上の人は、4時間未満の人より死亡リスクが約40%高くなる」というデータを基に2018年に行われた一大キャンペーンのキャッチフレーズです。
間違っても「O Arise, All You Sons(全ての者よ、立ち上がれ)」ではありません。これはパプアニューギニアの国歌です。
Stand up Australia はですね、要は「座るな、立てよ。死にてーのかてめぇ」ってことですね。ちょっと言葉が汚くてすみません。
2018年オーストラリアでは官民一体となって国民に啓発運動を行い、可能ならば2時間以上は立っていようと呼びかけておりました。
結果死亡率が下がったとかそんなデータはまだないようですが、確かに座ることばかりの現代。なるべく立って行動し、健康に気をつけたいものですな! はっはっはっ!
あ、いやね。別にこんな大真面目な記事を書きたくなかったんですよ。本当は冒頭のギレン・ザビの演説「立ち上がれ国民よ」と絡めて何か書こうとしたら、咄嗟に思い出したのがオーストラリアだったというね。
次案はアンクルサムの「I WANT YOU for U.S.army」の可能性があったのですが、どっちにしてもイマイチね。
オーストラリアといえば、連載中
煌々と輝く満月の下で:異説吸血鬼カーミラ
はいかがでしょうか。舞台はサンタがサーフィン決めるイカした国オーストラリア……ではなくオーストリアです。出だしから色々間違えてるのよね、今回……。