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愛の教習所はどこですか。免許をください。

遂に私のところにも一枚の葉書が届きました。

はい、招集令状でございます。


江藤公房殿 一月◯◯日カラ三月◯◯日ノ間ニ所定ノ施設ニテ所定ノ手続キヲサレタシ。


まぁただの自動車免許更新の通知だったんですが。

しかし思えば前回の更新からもう5年が過ぎたんですねぇ。時の流れが早過ぎて困る。

月並みな感想ではございますが、やはり人という生き物は歳を取るにつれ、体感する時間の速度が速くなるようでございます。

思えば五年前の自分。あの頃は20代の前半もいいところで、若さに満ち溢れていたように思います。

五年を経た自分も未だ20代ではございますが、最早20代と言うよりかはアラサーと形容した方がしっくり来る歳でございまして。

かつては高校生、大学生と肩を並べ何かをするにも引けを取らず、自らのあまりにも尽きない行動力にかえって不安になることも多かったのですが、今となっては何もかもが億劫。

あの頃の活動的な自分が嘘のように、何かにつけては面倒くさい、面倒くさいと呟いております。

全てにおいて面倒くさがるようになったのは、恐らく腹と内臓にこびりついた脂肪のせいだけではなさそうで、魂にまで脂の塊が乗っているのでしょう。

昔は良かった。なんてこの歳でさえ言うようでは、この先思いやられますなぁ。


さて、そんなことより本日の表題でございます。

愛の教習所! まぁなんといやらしい響き! 

ではなくてですね、私はドラマが好きで様々な作品を観るのですが、特に恋愛ものでよく耳にするフレーズ

「私にあなたを愛する資格はない」

ってあるじゃないですか。

ええっ! 人を愛するのにも資格が必要なんすか?! 免許必要なんすか? ってことです。

いや別に本気でそう思ってる訳じゃないですよ? そこまでノータリンでもありません。

でもですよ、本当にそういう免許制度があったら面白いなぁって。恋愛許可証みたいな(笑)

恋愛について一定の教習を受けた者のみ、自由恋愛を許可する。

うわぁ、途端にディストピア感w

ま、それはともかく、恋愛についての教習って欲しくないですか?

思えばさぁ、恋愛は学校で学べとかよく聞くけどさ、学校じゃ恋愛の授業なんてないじゃないですか。

それどころか誰も恋愛について教えてくれません。恋愛は自分で学ぶものだとも言うじゃないですか。どっちやねん!

自分で学ぶ以前に、私はそもそも恋愛が分かりません。分かんないから聞いているのにこの仕打ちはあんまりじゃないですか!

恋愛ってどうすりゃいいのさ! 何をどうしたら、ああなるのですか! 教えてくださいよ!

私も20何年と生きていると、そりゃあ素敵な女性と出会い、デートだってしたことくらいありますさ。

しかしそのデートだってね! どうすりゃあ良いのかまるで分からぬ。だって教わってないからね!

今でもデートの前はどうすりゃいいのか悶え苦しみ、インターネットの恋愛コラムを読んでは「なるへそ。こうすりゃええのね」と実践してみるとあら不思議、返ってくるのは想定していたものとは違う女性の反応。

小綺麗な車でドライブして、小洒落たカフェでランチして、最後は素敵な夜景を見せれば落ちるんちゃうんか? ええ? ちゃうんか、おい! 計ったなぁ!

気がつけば、恋愛コラムを鵜呑みにしてペラッペラの薄い口説き文句を連発しまくるペラ男の完成です。こんな男を相手にする女性の方がおかしいよってレベルの。

こんなことになったのも、学校で恋愛の仕方についての授業が無かったからに違いない!

国内問題として少子高齢化を叫ぶのであれば、まず恋愛を教えなさい!
学校が無理ならせめて愛の教習所を! 然るのち愛をください!

思えば私ったら、一度も恋をしたことなくってよ。



さて恋だの愛だのといえば、完結済み

煌々と輝く満月の下で:異説吸血鬼カーミラ

はいかがでしょうか。
この物語は、恋について独自の美学をもつ銀髪美少女吸血鬼が、黒髪美少女ローラを口説く物語です(だいたい合ってる)
そーいや、カーミラ書いた時に思ったけど、この吸血鬼の恋愛観は哲学的過ぎて何の役にも立たねぇんだよなぁ……

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