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J'aime l'oignon frît à l'huile.

私と来たら海外旅行が好きなんですよ。

コロナが流行する前は結構頻繁に海外に出かけては金が尽きるまで遊び惚けてまして。

むしろ海外に行くために日本で仕事しているようなものですが。

そんな旅行好きの私ですが、普段行くのは専ら東南アジアとか東欧の旧ソ圏です。

東南アジアは、フィリピン、タイ、インドネシアといった国々のあのゴチャゴチャした感じと、日本基準から見れば信じられないくらいのいい加減さが最高に堪らず、私も将来はこういう緩い国で暮らしたいなと想いを馳せたり。

方や東欧に行くのは単純にソ連が好きだから(笑)

好きなんですよ、ソ連。ロマンがありますよね。社会主義の全体主義国家にしてアメリカと肩を並べていた超大国。

最近はそうでもないのですが、前はロシアに行くのが割と手続き面倒臭かったので、それ故にロシアにはまだ行けてないのですが、代わりに私はかつてのソ連構成国に赴くのです。

戦争博物館に行ってはソ連製の戦車やら武器を見て感動している悪趣味っぷりを発揮したり、ルーマニア(ソ連じゃないけど)の街の至る所にあるバンカー跡地の写真を撮りまくってたら、そこに住むストリートギャングに襲われて慌てて逃げ出したり、やっぱり東欧はいいですなぁ!(一括りにしてごめんなさい!)

さて、東南アジアはともかく東欧の旧ソ構成国のような、どマイナーな旅行ばかりをしている訳ではありません。

もうこれでも四年以上前になりますが、2017年にはヨーロッパ旅行も敢行しており、ドイツに始まりイングランドとスコットランド、フランス、イタリアと、かなりメジャーな旅行もしておりまして。

やっぱりね、EUって観光しやすいですわ。
手続きさえちゃんとしていれば、煩わしい書類を用意することもなく、パスポートとビザさえあれば何処へでも(イギリスは違うけど)行けるのです。

でも2017年って言いますとね、皆さまの記憶にもまだ残っていると思いますが、当時のヨーロッパは実は結構な危険地帯になってまして。

というのも17年18年はヨーロッパのあちこちでイスラム過激派とそのシンパが痛ましい事件を起こしていまして、私も旅行の際は外務省の渡航警戒情報を逐一チェックするぐらい大変気を遣いました(あの頃ヨーロッパ行きの旅券がめちゃくちゃ安かったってのは内緒な!)。

まぁ私は幸運にもテロに巻き込まれずに済みましたし、思う存分観光を楽しむことが出来たので、今となれば良い思い出でございます。(流石に空港の重警戒っぷりには肝が冷えましたが)

あ、テロじゃないけど、ロンドンのマンションキャンプファイヤーはかなりビビった。


さて、本日の表題。
J'aime l'oignon frît à l'huile.
というのはですね、フランスの民謡(というより軍歌?)の「La Chanson de l'oignon」という曲の最初のフレーズから抜粋したものです。

意味? 分かりません。私フランス語はさっぱりで(笑)

そーいやマルセイユに行った時、フランス語分かんないから英語でゴリ押ししてたら半分くらいの人に無視されてかなりイラついた思い出が蘇る……まぁいいや。イタリアもそんな感じだったし(笑)

ともかくですね、もう諦めてGoogle先生に翻訳を依頼したら「俺めっちゃ揚げた玉葱すっきやねーん(たかじん風)」だそうで。

というかこの歌のタイトルが「玉葱の歌」ですから。
この歌ずっと「俺玉葱好き……玉葱好きすぎてやばい……あとオーストリア人死ね……」って内容です。

どんだけ玉葱好きやねん! あとさりげなくオーストリア人ディスってる感じが堪りませんね!

軽快で楽しげなメロディーに合わせて「オーストリア人! てめぇにやる玉葱はねーからな!」って歌ってるのが、なんとなく当時の世相を反映してます。(この歌の発祥はナポレオン時代と言われてます)

そういや、今のフランス人はオーストリア人のことどう思ってんだろう。多分興味無さそう(笑)

一応言っておきますと、私江藤公房はオーストリアもフランスも大好きですよ♡



さて、オーストリアと言えば完結済み

煌々と輝く満月の下で:異説吸血鬼カーミラ

はいかがでしょうか。
舞台は第二次世界大戦中のオーストリア。
オーストリアの片田舎で美少女二人がイチャイチャするお話です。多分。

何? 当時のオーストリアはアンシュルス後だから大ドイツだって? 知らねーよそんなこと。お前に玉葱やらねーからな!

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