まっく

ミステリ界の新鋭・逸木裕の最新作は、ミステリ純度の高い連作短編集『五つの季節に探偵は』。“人の本性を暴かずにはいられない”厄介な性質を持つ女性探偵・みどりが遭遇した、魅惑的な五つ…

『虹を待つ彼女』で横溝賞を受賞し、青春小説の気鋭として注目を集める逸木裕。 最新作『五つの季節に探偵は』は、“人の本性を暴かずにはいられない”探偵が出会った5つの謎を描く、珠玉の…

月曜日は何かと憂鬱な気分になるかと思いますが、僕は仕事柄、不定休なので特別月曜日が「休日の次の日」だとか、「休日を終わらせる日」だとか、「働きはじめの日」だとかでは無いんですよね…

如月結愛(きさらぎゆいな)は、熱心な婚活で理想の夫を見つけた新婚ホヤホヤの主婦なのだが、このところ気分が塞ぎがち。 一方、妹の愛紗(ありさ)は大学生。解散したアイドルグループのグ…

深い森の中、パーティーとはぐれてしまった鑑定士フオフ。 そこに襲いかかるは「リビングスカル」レベル23。不死属性。 非戦闘ジョブである「鑑定士」フオフは、必ず生きて帰らなけれ…

大学生の睦月新太(むつきあらた)は大の居酒屋好き。 新太のいちばんのお気に入りの店には、ダビデ像のように美しい顔をした店主の藤木がいる。 ある日、藤木に関する噂話を聞いたことで新…

ある日、日本のとある町に高天原の神様が降り立った。 その名はアイキノミコト。 アマテラスを怒らせて、人間界での修行を命ぜられたのだ…… これは、アイキノミコトが初めて人間と触れ…

貴子は主婦歴二十年。夫の浩司と息子の誠也の三人家族で暮らしている。 料理にはそれなりに自信があるつもりだったのだが…… 我が家の話ではありませんが、とても他人事とは思えない（汗）

老いた「僕」のひとりごと これまで書いた中で最短かもしれません。中身は濃いといいのですけど（汗）

パルクールの世界大会元王者でフリークライマーの40歳、高月聖一は、幼い男の子を助けようとしたために死んでしまう。 助けを求める不思議な声に導かれ、聖一はとある「合体」を経て、元の…

それぞれ１〜５分くらいで読める短編集です。他サイトのコンテストがきっかけで書いた話が多いです。恋愛・ラブコメ・現代ドラマ・SF・BL等ジャンル分けしました。 140字小説も始めま…

一寸法師は丼の船で川を下った、しかしその先に滝がある事を彼は知らない。 危うし、一寸法師！

高校２年生の男の子はある夜、突然お姫様と出会う。 その美しさに心を奪われた。

お婆ちゃんと二人暮らしの高校生、岳人（がくと）。 苦労も多いけど、世間が騒ぐほど辛くはない。心許せる友達と、緑のたぬきがあれば、気落ちが和むときだって多いのだ☆

仕事を終えて帰っても、家に居場所は無い。そんな男の寂しさが、どす黒い展開となってラストに現れる短編です。

　起床時間は午前二時。おれは人と会いたくない。人と話したくない。けれど空が明るいときは、どこに行っても人がいる。だから、出かけるのは深夜になってからだ。 　香鳴裕人さんの自主企…

中学２年生の僕。漫画を買おうと間違って入った【古書】だらけのボロボロな店で、とんでもない本を買ってしまう……。SS/ほのぼのダーク

香鳴裕人様主催の自主企画 同題異話SR -April-『春風ひとつ、想いを揺らして』参加作品となります。

同題異話SP-April-『春風ひとつ、想いを揺らして』参加作品。 墓石の前で煙草を吹かす男。思い起こすのは、かつての友人。 故人に思いを馳せる、そんなシーンを切り取りました…

　なりゆきで参加した新歓コンパ。会場のすみっこで、彼はひとりスケッチブックをひらいていた。近くをとおったとき、たまたま目にしてしまったあの衝撃は、きっと一生忘れないと思う。 …

つまらないことで言い争いをした僕と彼女の意地の張り合いは、くず餅を前にして再燃する。 強敵を前に僕は意地を貫き通すことができるのか？ 香鳴さまの自主企画　[第2期] 同題異話S…

十年ぶりに、昔住んでいた町を訪れた沙耶。 幼い頃に暮らしていたアパートはすでになかった。 おとなりに住んでいた仲良しの男の子、ソウちゃんとの約束を思い出す。 ※ [第2期]同題…

　会社の先輩である女性の「石田さん」は、仕事もできて教え方もとても優しい人だが、たまにぼんやりとする癖がある。 　その理由を、別の先輩から聞いた日、石田さんから終業後に付き合って…

26世紀、重力制御技術と空間跳躍技術を実用化した地球人類は、母なる太陽系を超え外宇宙へと進出していた。 大航宙時代の幕開けである。 しかし”コロン《コロンブス》の悲劇”を繰り返さ…

　困った事態になった。2020年３月。将棋の西山朋佳奨励会三段が、第66回奨励会三段リーグ戦において、３位となり、次点１回。プロ棋士への詰めろをかけたのだ。 　西山さんのことは、…

　夏を目前に、つとめていた会社が倒産。失業したぼくは、ひょんなことからちいさな冒険をはじめた。 　もうすぐ八月もおわるというのが信じられないようなギラギラ顔の太陽に見おろされな…

　望月メグは18歳。生まれながらの魔法使いだが、お世辞にも優秀とは言えない。 　つい先ごろ、魔法学校を卒業する日にヘンテコな関西弁を操るデブでオヤジの魔猫とバディを組まされたこと…

　二年まえ、理沙は一片の桜に願いごとをした。おまじない遊びなんて、ただの迷信。ただの偶然だ。それでも、どうしても、彼とここにきたかった。願いを約束にするために。 【関連作リス…

四年に一度、隣人は猫を預かってくれと言う。 その目的は…。 『カクヨム誕生祭2020』

地縛霊の少年カケルは、生前に住んでいた社宅の跡地から出ることが出来ない。 幽霊の友達ができたり、親友の恋を応援したり――閉じ込められた世界の中で、明るく元気に過ごしていた。 それ…

KAC2020お題三つ目「Uターン」に参加しました。 ぜひ最後までお読みください！

本作のレイティング 性描写有り ６　お題『ズボンの折り返し』より 『マジカル♡くノ一❄魔女っ子☆ゆきちゃん。くノ一なのに男子校に潜入？　嫌な予感しかしない』 👧微エロース作品…

「この中に、真犯人がいます」 カクヨム誕生祭、テーマ『最高の祭り』にて殺人事件が起きた。 容疑者をひとまず集めて、筆者史上最高に書きやすい刑事、髭宮が謎を解く。

【KAC20201】本作は一話かぎりの短編小説です。 ライトノベルと文学作品の中間あたりを狙いました。 性別年齢問わず、幅広い読者層にお楽しみいただけます。

５回目のお見合いもうまくいかなかった沙羅。ほんとはお見合いなんかより恋がしたいのに、ママにはそれが伝わらない。そんな沙羅が月夜のベランダで見つけた答えとは。

香鳴裕人様の自主企画 同題異話SR -March- 『桜花は一片の約束』 に参加させていただきます。 少しの不安を抱きつつも、友達が約束を果たしてくれると信じて待つ、一本の木の…

陽平はいとこで幼なじみの佳奈と食事に行くことになった。ワクワク気分も束の間、些細なことから喧嘩してしまう。そんなふたりの前に現れたのは…… 拙作「ばあちゃんと俺」のスピンオフ的…

クリスマスデートを控え、落ち着きなく紫煙を燻らせる僕。 この日は毎年、故郷の仲間たちとハメを外してきた。しかし、それも去年までの話だ。進学を機に上京した僕はいまや彼女持ち。 …

満月の夜、港で繰り広げられる年に一度のお祭り騒ぎ。今年は特別な趣向が……

坂田史朗は、晩秋の満月の夜、昌志を連れて車を走らせた。猫神様の祠を新しくするために。

占いをこよなく愛する柴剣太郎はある日、幼馴染の山根小冬が購買で何か揉めているところを目撃する。 どうやらお気に入りのパンが販売中止になったようで……？ その日の放課後、剣太郎は先…

この度、カクヨム小説完読1500を突破しましたので、読みながら思ったこと・感じたことをエッセイという形式で綴っていこうと思います。 ※全て、私「いましめ」の主観です ※全９話＋お…

『心臓転移』。 その人を想っている誰かに心臓を奪われてしまうというものだ。 心臓が誰かに奪われ――盗まれる時代。『心臓窃盗保険』や『心臓探し専門の探偵』なんいうのもある。 二つ…

■カクヨムコン4web小説短編賞 中間選考突破作品 「クリスマス × あなたが考えるクリスマスともっとも縁遠いもの（傾聴）」企画で参加！ 五次元からやってきた少女ラムが、多様…

　耳を塞ぎたい。口を塞ぎたい。目を塞ぎたい。そして、心の傷を塞ぎたい。 　主人公の瀬川華那（せがわはるな）は美術部の高校2年生である。 　華那は自分の意思に反して過去のトラ…

祖父の四十九日、しのぶは書斎へそっと忍び込む。良からぬ目的で持ち出した本は、寡黙だった祖父の日記だった。

ある日、今は離れて暮らす祖母の家に帰った陽平は、オレオレ詐欺の受け子を捕まえる。祖母の失態を嘆く陽平にいとこの佳奈は何を伝えるのか。 カクヨムコン短編賞2019中間選考通過しまし…

　女子高生の10連休、最後の日を書いた内容です。 　これ読む人は、きっと物好き。だって、特に変わったこととかないんですもの。 　　ただの日常。されど日常。 　　あなたの10連休…

【あらすじ】 「しんちゃん、私サンタのおじさまに会いたいのです」 そんなことを言い出す空園女史は、大マジだった。 ”何でも解決するマン”である鴨宮は、何とか空園のお願いを解決す…