幽霊になった僕のこと、ずっと忘れないでね!
地縛霊の少年カケルは、生前に住んでいた社宅の跡地から出ることが出来ない。
幽霊の友達ができたり、親友の恋を応援したり――閉じ込められた世界の中で、明るく元気に過ごしていた。
それでも年月が経てば、様々なものが変わってしまう。
時が止まった自分とのズレを、カケルはもがきながらも次第に受け入れていく。
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本投稿は、2020年3月に行われた『KAC2020 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2020~』参加用に書きあげた五編の短編を、最終話「さよならなんて言えないよ」へ集約したものとなります。
連作短編として構成されているので、どの物語から読んで頂いても構いませんが、できましたら第一話から順に読まれた方が、より楽しめるのではないかと思います。
同年3/27までに頂いている評価は「さよならなんて言えないよ」への評価となります。
(連作短編としてのレビューを頂戴しておりましたので、こちらへ集約する事と致しました)
期間中には応援や評価、レビュー等を頂きまして、本当にありがとうございました。
本作に触れて下さった全ての皆様に、心より感謝を申し上げます。