@kantubaki

王太子妃の侍女をしているリドリアは、21歳。両親を亡くして以降、将来伯爵位を継ぐ弟を育てるためにいまだ未婚で、婚約相手もいない。 リドリア的には未婚でもなんら問題ないが、世間の…

　農民とは区別され、山の民として暮らす桔梗は、祖父の言いつけを守り、他人に自分の顔を見せないように頭巾で覆って生活していた。 　そんな桔梗のもとへ、ある日、村長である佐平がやっ…

テオドア・リーリスは幼いころから聖女として神殿で暮らし、マードリアン王国に魔物が出現した際はその聖なる力によって撃退してきた。 ところが今年になり、原因不明の体調不良のため聖女と…

第45回横溝正史ミステリ＆ホラー大賞応募作品 （あらすじ） 異能者であるアキラと、覡のヒオが依頼を受けて怪異の解決に向かう。 民俗学テイストの短編連作形式となります。 ・『送別…

　5歳のときに神託を受け、妹の代わりに聖女として神殿で尽くしていたアルテイシアは、17歳のある日、「‶聖女〟と偽った罪」を問われ、レルーン修道院に投獄される。 　死を待つアルテ…

　シーカラバン王国では、レオナルドが立太子し、祝福に沸いていた。 　そのレオナルドを言祝ぐために、聖女は聖具を持って王都に向かうことになった。 　だが、レオナルドが王太子になる…

【一話ずつの短編連作作品】 　スポクラの悠馬君はモテない。 　強化部のサッカー部所属ではあるけれど、身長がわたしと変わらないぐらいしかない。163㎝ちょっとで、体重は51キロ。…

あなたは口唇口蓋裂という障害を知っていますか？ 上唇が裂け、鼻が潰れた状態で生れる先天的な奇形です。 僕はこの口唇口蓋裂として生まれ育ってきました。 500人に1人の割合で生…

アルコール依存症の作者が完全にお酒を断つまでのお話しです。 途中でお酒を飲んでも、また1からやり直せば良いと考えています。 令和5年2月5日から断酒を始めています。 僕は完全…

音楽は天才だけのものじゃない。天才が天才へ伝えていく音楽など自分には別世界のもの。 才能の無い美久が考え出した方法を試す時がきた。

布士翠のもとに母から電話が来たのは、仕事を辞めてから一か月が経ったころだった。 「親愛コーポレーションさんからの依頼でね。布士家の人間と一緒に行ってほしい土地があるんだって。あ…

精神障害者である作者の心の叫びです。命の限り生きてきました。 僕は川崎生まれの川崎育ちです。 毎回1話完結のお話を描いている気持ちで作っています。 どこから読んでも良いと思います…

2021年夏に募集した「わたしの幸せな結婚」#読みたい幸せな夏キャンペーン。 たくさんのご応募をいただいた中から、 "雷雨の夜、停電になる” というエピソードに決定しました！…

下手くそだったバーバラは全国大会4位の後、少しずつ復活して、今や立派な？先生として頑張っていますよ！

（あらすじ） ティドロス王国第三王子サリュの副官であり、乳兄弟であるラウル・ミラーは、王太子の口添えで見合いをすることになった。 相手は、ガレン伯爵モルガンのひとり娘セラ。 結婚…

　ティドロス王家の三男サリュは、母の護衛として隣国で行われている婚約式に参加していた。 　だが、王太子アリオスがいきなり婚約者であるシトエン嬢を激しく叱責。あろうことか、婚約破棄…

祖父を亡くした美月は、途方に暮れていた。 女である美月には相続権がなく、このままでは、祖父が大事にしていた 菓子屋睡蓮 は売り払われ、美月は嫁に出されてしまう。 祖父が大事にし…

思いついたままに書いています。 毎日書くことが目標です。

ソフィア・ハートは、航宙母艦「白童丸」の軍属として乗艦し、売店で勤務することになった。 売店では、隊服や徽章、パソコンのアクセサリから文房具。軍手や工具類など様々なものを販売し…

現在、求職中の志摩は、母の実家の村で行われる〝厨子の祝宴〟を執り行うために帰省していた。 厨子は、四年に一度、当番家である六つの家を巡る。 次の当番家に移動する際に、村民一同…

産まれつき人間の心が聴こえ意味の分かる黒猫。 その黒猫を拾い、マチルダと名をつける龍神昇。 実はこの黒猫は天の神様の霊力によって人間に変身できるのであった。 龍神に咲と名付けられ…

雪宮志乃が嫁いだのは、貿易を生業にしているという瀧川慶一郎という男だった。 女中なし、結納・祝言なし、盲目の祖母の世話あり。 そんな条件がある婚姻。 だが、妾腹の子である志乃…

ある日、見ず知らずの青年貴族から求婚を受けたマリア・ハイデンベルグ。当初は勘違い、冗談のたぐいだとおもったのに、親同士の承諾を受けて彼の元に嫁ぐことになった。 納得はしていないも…

久しぶりに、体重計に、乗ったら、そこには、１１４kgという衝撃の数字が、 とりあえずは、体重を１００kg以下に、落として、普通の生活が、できるように、 なれたらいいなというデブの…

母を亡くし、料理屋 五十鈴に引き取られていた小夏（こなつ）。 不遇な生活から抜け出せたのは、菓子屋 千寿堂の主、伊織（いおり）に見初められたから。 だけど。 結納金は、五十鈴…

顔と結婚しました。初めのうちは気を遣って大人しく良い妻をしていましたが、あまりの夫の自分勝手な行動や言動にブチ切れました。そして、夫をしっかりと説教しながら育てています。結婚30…

杉ちゃんシリーズの一部ですが、単独で摩訶迦葉シリーズとしてしまってもいいと思います。 事実、これからも、植松を主人公とした短編は書いていきたいと思っていますし。 現在も杉ちゃんは…

「指定したセリフを使って短編を書いてみよう」という企画があったので、応募してみました。 使ったのは、「隣の姉ちゃんなら引っ越したぞ。」です。 何処で使ったか、探してみてね。

植松が主人公のお話も、第四作になりました。 比較的短めに終わろうと思ったのですが、結構楽しくて長期にわたってしまいました。 連作として読んでみてくれたら幸いです。

摩訶迦葉、いよいよ最終話です。彼の出した結論は どうなるのでしょうか。 時系列順にまとめますと、 １、杉ちゃんと摩訶迦葉 ２、逃げる摩訶迦葉 ３、学ぶ摩訶迦葉 ４、苦労する摩訶迦…

企画用書き下ろしです。星がテーマの小説というものがあったので、応募してみました。最近企画に向けたものばかりやっていますが、悪気はないのです。これからも、おもしろい企画があれば応募…

今回は小杉道子と、今西由紀子のガチンコバトルのようなものを書いてみました。 「道鏡」の番外編として楽しんでくださいませ。 流行ってるスタイルの作品では全くありません。

道子を主人公にした短編です。贈呈用として、書かせていただきました。このお話もあまりアップダウンのあるお話ではないので、純文学として楽しんでくださいませ。

今回はお題が何となく西洋的だと直感的に思ってしまい、杉ちゃんと水穂のヨーロッパ滞在中のエピソードとして書かせてもらいました。鳥の歌というと、何となく西洋的に見えてしまうのはなぜだ…

美しゃとは八重山諸島の方言で、かいしゃとよみ、美しさという意味があるそうです。そのかいしゃと会社をひっかけてタイトルをつけました。 このお話の主人公は、小杉道子です。 比較的短い…

長渕剛の楽曲と同じタイトルですが、悪気はありません、偶然に同じタイトルになってしまっただけの事です。 ハンドメイドをテーマにした作品という企画がありましたので、応募してみました。…

楫枕とは、大きな流れに小さな小舟で無理矢理航海していくことを表す古語です。子育てという荒波を乗り越えられなかった女の話です。

企画、同題異話SRに投稿させてもらいました。杉ちゃん水穂のヨーロッパ滞在中のエピソードを、同題異話の題材に使いました。

企画用の書き下ろしです。Momentでは由紀子と有希が敵対することが多かったのですが、このお話では、有希と由紀子が協力し合うお話になっています。 花火がテーマという企画でしたが、…

杉ちゃんと水穂が、ヨーロッパ滞在中に起こったエピソードです。 もし興味のある人は、サンサーンスの「水族館」をYouTubeなどで聞いていただいてから、読んでいただけると、わかりや…

カフェ、喫茶店をテーマにした小説という企画があったので、書いてみました。カフェというのはいろんな人が利用しますが、そのいろいろな事情のある人たちを淡々と描いてみたつもりです。あま…

企画に出すために書き下ろしです。このお話では弁蔵さんが主人公です。短いお話ですが、印象に残るように書かせていただきました。 なにかありましたら、感想でもください。

とりあえず企画に出すために書き下ろしたものです。 企画の趣旨にあっていないかもしれませんが、その点はごめんなさい。このお話は、５０００字までと制限がありましたので、中途半端で終わ…

即興で描いた企画用書き下ろしです。 「怒りの日」の番外編と思って読んでいただければと思います。 テーマはかなりのこじつけですが。

久しぶりに長編にトライしてみたくなり、また書き始めました。一話が長くなっていますが、こちらの方がより書きやすいものだなと、あらためて思いました。短くまとめるの、やっぱり苦手なんで…

ある企画に贈呈するために、書き下ろしたものです。 大したものではありませんが、スピンオフ作品程度のものです。

今月も恒例の同題異話に応募させていただくことができました。どうもありがとうございます。 今回は、一夜と、製鉄の作業を総称して言う一代（ひとよ）とひっかけたお話にしてみました。 内…

タイトルは、はくせきれいと読みます。ソウシチョウとも呼ばれる、つがい中のいい鳥です。 このお話も蘭が主人公です。勝代と水穂の間で揺れ動く蘭を主人公にしてみました。 何かありました…

再び企画に応募するために書き下ろしました。ちょっとばかり悲しいお話ですが、 もしかしたらこの言葉が私の原点であったのではないかと思います。 諸星正美も、私も、存在意義について悩ん…