カフェの店長に恋をした私は その店でアルバイトをすることにした 閉店後の二人だけの時間に幸せを感じたのも束の間 私は彼のため息を引き継いだ

懐かしい街並み 声をかけてきた彼女 一緒に入ったカフェで 僕は未来を手にいれた

一緒に暮らすケンちゃんが、突然家を出ると言い出した。 待って、ケンちゃん。行かないで！ 私は大好きなケンちゃんを追って、ひた走る。

交差点で見かける、他校の男子高校生。 想い続けるだけの毎日を、弟が引っ掻き回す。 その羽は、天使？　悪魔？

幼い頃から身近にあった近所の小さな神社には、樹齢100年は超えるご神木様があった。 紗耶香がご神木様に向かって悩みを打ち明けていたある日、一人の成年が現れる。

一夏。そう呼ばれるのが好きだった。 頭の上に置かれる手のぬくもりも 髪の間をすり抜ける指先も 全部、全部、大好きだった――――

幼馴染の有希とは、 触れられるほどの距離にいるのに とても遠い存在だった 僕は、君との心の距離を縮めたかった

有限な時間の中で 私は彼に大切なことを教えてもらった

あの頃、体が弱かった私に付き合ってくれていた彼に 私はもう一度逢いたかった 懐かしいおはじきと共に、君の温もりが再び――――

この町にはつらい記憶しかない 君を想い続ける心が残ったまま 僕はわた雲に君を重ねた

「福なんて、来ないじゃないっ」 左手には、小さな梟の陶器が握りしめられている。 羽音もなく飛んでいく梟のつがいは、とても綺麗だった――――。

同期の大沢には、何をやっても敵わない。 得意気なあの顔を、何とか歪めてやりたいのだけれど……。 脳内で繰り広げられる対決のシミュレーション。 どれもこれも、大沢をやり込めるまでに…

飲みの席での何気ない瞬間 　私の心臓は早鐘を打っている――――

小さな町でずっと一緒過ごしてきた 一緒にいることが普通だった――――

私だけが特別だったらいいのにな 憧れの彼と話せるのはほんの僅かな時間 桜がその距離を縮めてくれる――――

トクトクと静かになる鼓動 春は、もう直ぐそこに――――

苦い思い出のガトーショコラ 思い出すたびに辛くなるその味を甘いものへ―――― 宮原君側のお話はこちらです 「君の涙は僕が　～The eyes of a kaleidos…

ガトーショコラを甘くして　Change bitterness to sweetness https://kakuyomu.jp/works/1177354054882507720…

四人の想いを、五つの章で書き上げた短編集です。

「キラキラ思いでマーブルチョコレート」のanother storyです 「キラキラ～」の彼女と「マイペースな君」の彼 脇役たちが主役のお話を楽しんでください 　

懐かしいチョコレートは、想い続けている恋の色 忘れられない恋心は 今も甘酸っぱく私の心を締めつける

甘いものか嫌いな柏木君 甘いものが好きな拓海君 お菓子作りが大好きな柚 私が作ったスイーツを美味しいと言ってくれる彼に食べて欲しい