神崎あきら

三国志遺跡巡りにハマって毎年訪れていた中国。コロナ後にいろんなことがハードル高くなって旅行に行くのは難しいかも、と思っていた。ご縁あって団体旅行に参加させてもらい、現地の今を知る…

コロナ禍明けの初海外は台湾旅行にしました。 親日で日本語が通じる、食べ物がおいしいという事前情報は本当なのか。 筆者が体験した情報を書いていきます。行った先の観光情報よりも立ち回…

神保町にあるブックカフェ烏鵲堂（うじゃくどう）の店主、曹瑛（そうえい）は元プロの暗殺者。 戦いの末に平穏な人生を手に入れて中国茶カフェを始めるが、何かと裏社会の事件に巻き込まれて…

長らく創作活動を続けてきた作者の同人誌制作の思い出話や、即売会での悲喜こもごも、創作あるあるや小説界隈と日々考えていることを思いつくままに綴っていきます。昭和のオタクには懐かしい…

　夕暮れの新宿歌舞伎町の路上で若いホストが急死する。現場にいた通行人は彼の身体に大量のムカデが這い回るのを見た。あまりにショッキングな状況に死因が報道されることはなかったが、ホス…

　美しい珊瑚礁の島へ帰郷した傷心の私はおばぁが認知症で徘徊していることを知る。おばぁの目的は龍神池に沈んだ結婚指輪を探すことだ。 　私は幼馴染みの和真とともに龍神池に指輪を探しに…

和仁 透は大野 竜弥率いる悪ガキ共に追われて廃線のトンネルに逃げ込んだ。 長く暗いトンネルを抜けると、そこにはのどかな山里の風景が広がっていた。不思議なことに里には人影がない。 …

ふたつの大河に囲まれた肥沃な大地で八百年の栄華を誇る遼河国。 若き皇帝は原因不明の病に伏せ、国家は衰退の色が見え始めていた。 海を渡った島国、天陽国からやってきた留学生の伊織は伝…

小説を書くことについて考えてみた。 誰に読んでもらうともない、一年毎の活動の振り返り備忘録。 2020年４月から創作小説を書き始めての軌跡。

社会人になって初めての期間限定に一人暮らしをしたときのこと。 炊飯器で炊いたご飯の劣化と保温の電気代に頭を悩ませていた。 そこで取った行動とは…… 黒歴史放出祭へ捧ぐ。

私は温泉が好きだ。お風呂セットは常備しており、いつでもすぐに出掛けられるようにしている。 しかし、その日は痛恨のミスを犯してしまった。 どうあっても、周りの人に知られたくない。地…

黒歴史放出祭へ捧ぐ。 こちらのエッセイから独立させたエピソードです。 創作活動よもやま話−昭和のヲタ話から創作小説の心得、人付き合いまで - カクヨム https://kak…

8年間務めた広告代理店を自主退職した宮野伊織は元同僚から奇妙なバイトを紹介される。 それは観光にやってくる中国人のガイドをすること。 やむなく引き受けた伊織だったが、やってきた相…

北斗は森の奥の洋館に住む葵と友達になる。 図書館を凌ぐ蔵書をすべて読んだという葵。彼の背中に執着する父。北斗は彼らの歪んだ関係を垣間見る。 冬休みに再会した葵は衰弱しきってきた。

会社員の和奏、高校生の智志、小学生の陸人の三人はマンションの自室に帰宅途中、エレベーターの中に閉じ込められてしまう。 管理会社に助けを求めるが、救助はいつになるかわからない。不安…

港が賑わいかつては多くの人たちが出入りしていた坂の上の洋館は、今や廃墟となりお化け屋敷と噂されるようになっていた。 学校帰り、湊音と朝陽は廃墟の洋館に向かう。そこにいるはずのない…

目を覚ますと、白い壁の部屋にいた。 大きな窓を覗きこむと外は果てしない大海原だった。いったい誰が、何故、私をここに閉じ込めたのか。 私はこの白い牢獄から解放される日がくるのだろう…

「まほろば水族館へようこそ」 館長の鮫島は丁寧にお辞儀をした。 航平と湊は小学校最後の夏休みの思い出に、海沿いにある廃校を探検する。月明かりに照らされた廃校に忍び込むと信じられ…

裕人と莉絵はつましい暮らしをしながら子供を待ちわびる日々だが、三年経っても授かることはなかった。 彼の母からの遠回しの催促に神経をすり減らし、どこか人ごとに構える裕人に莉絵は不信…

全くのゼロベースから三国志にハマり、三国志遺跡巡りにドハマりした。 現地で見る推し武将の墓にときめき、廟に祈る。 現地の人と出会うことで中国への考え方も変わってきた。 これまでの…

桃太郎伝説は日本各地に存在するが、岡山県には桃太郎の墓がある。 桃太郎のモデルになった人物と歴史の闇に葬られた鬼、温羅の伝説を辿るフィールドワークの記録である。 点在する史跡を繋…

ホラー短編をオムニバスとしてまとめました。 それぞれ独立したエピソードとしてお読みいただけます。 ※過去公開作品のリメイクもあります。

ビルのエレベーターに閉じ込められたサラリーマンの藤岡。 商談の時間が迫り、苛立ちを募らせるが･･･ 短い中にドラマあり、ショートショートです。

赤城第二小学校には七不思議があった。すべての不思議を体験すると、異界への扉が開くという噂がある。一九九八年、夏休み。学校に忍び込んだ四人の生徒たちは七不思議の謎を探ろうとする。最…

中国東北地方の寒村で誘拐された幼子は復讐を胸に過酷な運命を生き抜いていく。 その手を血で染め、深淵とも思える闇の中で彼が見つけたものは何か。 不条理な世界に響く気高い魂の賛歌。 …

目映い太陽が降り注ぎ、美しいブルーの遠浅の海に囲まれた小さな島。豊かな自然に恵まれ、島の住人は争うことなく平和に暮らしていた。ある日、島の子供が消える事件が発生し、住人は騒然とな…

深夜の住宅街で若い男が職務質問につかまった。 所持品検査で出てきたものは･･･

巡り合わせの悪い数字ってのがあるんだ。 俺の場合は７だ。 ラッキー７どころかアンラッキー７さ。

昭和のバブルが弾けると共に筋肉ムキムキマッチョは流行らなくなり、清潔感のあるイケメンがもてはやされる時代となった。 かつてむさくるしい男たちが（汗だくで）輝いていた時代を懐かしく…

［KAC2023:深夜の散歩で起きた出来事］ 真夜中にこっそり部屋を抜け出した一人の男。 道端の道祖神に導かれて行き着いた先にあるものは…

ルカはぼくの大切なぬいぐるみ ルカはピンク色のかわいいうさぎ 右の耳に赤色の目印がある

ネット書店に押されてリアル本屋がどんどん無くなっている。 ネット書店は便利だ。ワンクリックで数日後にはポストに本が届く。でも、やっぱり時々リアル本屋に行きたくなる。それは宝物を探…

中国書専門ブックカフェ烏鵲堂（うじゃくどう）の店主、曹瑛の前職はプロの暗殺者。 戦いの末に平穏な人生を手に入れて、ブックカフェ経営を始めるが、何かと裏社会のあれこれに巻き込まれて…

個人探偵社を営む火鳥遙（かとりはるか）の元へ一通の案内状が舞い込む。 神島廃刑務所のある神室島をリゾート施設として再開発する計画で、モニターツアーを募集しているというものだった。…

中国茶ブックカフェ烏鵲堂の店主、曹瑛（そうえい）は眉目秀麗な元暗殺者。閉店後の店内には裏社会の面々が集う。 上海マフィアの兄、劉玲が骨董店で手に入れたマリア観音から九州の離島へ夏…

全くのゼロベースから三国志にハマり、奇妙な縁から中国の聖地巡りへ赴くことに。 現地で見る推し武将の墓にときめき、廟に祈る。 中国の文化や人との出会いで価値観や人生観が変わった。 …

冴えない清掃用品の営業マン、江口雄大の夢は小説家になること。渾身の自信作「陰気で目立たないキャラの俺がファンタジー世界で最強ハーレム、イケメン魔王は泣いても絶対に許してやらない」…

母の四十九日を目前にして私はひとり旅に出る。 母の大切な思い出の地、高千穂峡へ。そこで私は決意したことをやり遂げるのだ。 父との確執を抱えた主人公の目的とは… ＊カクヨムWeb…

ぼくは真っ暗な穴の夢を見る。いつからその夢を見始めたのか、わからない。 志望大学への望み薄く補習授業を受けることになったぼくは教室で小学校の幼なじみと再開した。その時、封印してい…

＊カクヨムWeb小説短編賞2022 短編賞受賞作品 学校では陰湿ないじめに遭い、家には母親の連れてきたろくでなしの男がいる。 狸穴（まみあな）神社にある縁切り地蔵にお供えをする…

子供の頃に遊んだゲームからハマったドラキュラ公ヴラド・ツェペシュの伝説を求めてルーマニアを旅した記録。歴史の逸話や現地の様子などを書き連ねていきたいと思います。 Amazon …

主にハリウッド映画が大好きでこれまでたくさんの映画を視聴してきました。 観た直後は心に残る映画、しかし記憶はだんだん薄れていく。 好きな映画の紹介とアーカイブを兼ねて不定期にまと…

車を運転していたら、しょうもないけど愚痴ってしまいたくなることがある。轍　道生（わだち　みちお）、路乃（みちの）夫婦のシニカルでダークな会話集。

「烏鵲堂事件簿」の幕間的な小話集。 中国書専門ブックカフェ烏鵲堂（うじゃくどう）の店主、曹瑛の前職はプロの暗殺者。平凡なリーマン、元ヤクザとその大学生の弟、マフイアの兄、武器ブロ…

「戦うイケメン」中編コンテスト　中間選考突作品。 三〇〇年の栄華を極める古代王朝宗国皇帝の長子、紫遠(しおん)は何者かの陰謀により、不思議な鏡の力で違う時間軸へ飛ばされてしまう。…

カクヨムコン7　中間選考突破作品 親父の跡を継いでひとり探偵社を営む火鳥遙。閑古鳥の鳴く事務所にヤクザが地上げにやってきた。若頭補佐心得の水瀬博史との出会いにより、それまで気にし…

極道の家にもらわれた母子家庭の少年と高校生の心の交流や無愛想な暗殺者と家族思いのブローカーの500キロボロトラックの旅、暗殺者の決意など。男たちの生き様を描く。「東方伝奇」メイン…

カクヨムコン7　中間選考突破作品 高校生の佳奈はＳＮＳの裏アカウントでネットの住人との交流を楽しんでいた。 いつしか書き込みにつくメッセージの数に執着しはじめ、佳奈の書き込みは友…

※改稿版はこちら　大幅改稿で本作を一度読まれた方も楽しめます。 『烏鵲、暁闇に飛ぶ』 https://kakuyomu.jp/works/16818023211854993268…

【あらすじ】 織田亜希は偶然訪れた神戸のアンティークショップで龍の紋章の本を手にする。本には異国の修道院の絵が描かれており、テレビ番組で見たルーマニアの修道院と似ていることから、…