「部屋着」を含む小説

【KAC20246】参加作品。高校２年生の陽菜は幼馴染が書いた百合小説の文句を言うために彼女の部屋へと乗り込むが、幼馴染の佳穂は『トリあえず』というお題に苦戦しており――？

どこへ行くにも部屋着と頭上にお団子、前髪はぱつんと切り揃えられている。 そう、彼女は川を見ると入ろうとする探偵もどきである。 彼女の名は天知雪。 雪を取り巻く友人や先輩と、…

朝——ある日突然、目を覚ますとそこは鬱蒼と木々の生い茂る樹海のど真ん中であった。 ゲーマーな“俺”は日々を会社……もしくはテレビ画面の前に齧り付き、ゲームコントローラーを握りしめ…

小説大好きVTuber 天野蒼空さん(Twitter：@sora_senden_777)の主催する「第13回空色杯」応募作です。（空色杯運営用@kro_ba_） お題からイメージ…

匂いフェチ。 それは一見するとただの良い匂い好きだが、その候補に恋人の香りが上がるだけで一気に変態レベルが跳ね上がる。 オーソドックスなようで多様な論点、好みのあるフェチであり、…

創作って【外向け】と【自分用】がありますよね。 【外向け】はオシャレして取り繕っているから、見せることもかなうけど、【自分用】のはさながら部屋着を見せる感じで、めちゃくちゃ恥ずか…

外の車の音が聞こえる暗い部屋の中、部屋着に着替えずにベットに横たわっていた。せめて今日だけでも笑って一切の感情を殺したら、全てを終わらせよう。

ゲリラ豪雨に見舞われた修太郎は、雨の中、びしょ濡れになっている女子高生、結花を発見する。 見兼ねた修太郎は結花に声をかけ、家まで送ってあげることにした。 無事、結花を家まで送り…

金曜日の夜、ピザの配達と思ってドアを開けたら、家に入れなくなった先輩に「泊めてくれ」と言われる話。

24歳の会社員、相崎 智美は会社と一人暮らしをする自宅を往復するだけの毎日を送っていた。休日も部屋着にしている擦り切れて所々が解れてしまったスウェット姿で、ほぼ一日中を過ごす、正…

部屋着のままで出歩くことにも慣れてしまった。 だけど今日のそれが高校時代の指定ジャージだと気がついた時には、思わず自嘲的な笑みがこぼれた。 まるで新品のように状態がいいことが自尊…

大学二年になってすぐの、月のない春の夜。 あたし、藤ヶ谷ちえりの目の前に、夜闇の欠片が舞い降りてきた。 漆黒の艶やかな翼を大きく広げて―― 『我が名は堕天使リュカ。今宵、この…

何もわからない。 気付けばトワは見知らぬ森の中にいた。 記憶ははっきりしている。にもかかわらず、なぜここにいるのかわからない。 部屋着だけで何もない状態で、これからどうすれば…

ある日突然、あたしの前に夜闇の欠片が舞い降りた。 よくよく見るとそれは漆黒の翼を持った美しい堕天使だった。 彼の名前はリュカ。どうやらあたしを幸せにすることで天上界へ戻れる…