「連作短編集 不思議」を含む小説

金椿、青蓮、緑日向。 私は名前を変えながら、数々の世界を旅している。 これは、単なる記録に過ぎない。

「フジミヤ」という肉に纏わる連作短編集です。 （番外編「芙二宮精肉店」はちょっとブロマンスっぽいです）

女王国首都の地下には、『獣のはらわた』と呼ばれる不思議な迷宮が広がっている。 『はらわた』の案内人を自称する半人半樹の男『ヤドリギ』は、今日も物好きな来訪者を相手取る。 希少な宝…

　ある事件に遭遇したことで奇妙な身体変容を経た人々と、彼らが通う学園を舞台に起こる出来事を描く連作短編集。 【二つの短編はそれぞれ独立した話としても読めるので、片方だけ読んで貰…

ある時、大人たちの命令で僕たちは空へと昇る。またある時は、彼女の歌声を耳にしながら、夜を過ごす。全ての始まりに、終わりが存在しているように、少女も僕の中で死んでいく。それでも、少…

一筋縄ではいかない、ちょっと不思議な連作短編集。（全十一話） ジャンルをミステリーにしましたが謎解きがあるわけではありません。でも、謎を解きながら読めるように、ミステリーの作法…

小さな探偵事務所であくせく働く小林堂前《こばやしどうぜん》は、労力の割に儲けにならない心霊案件にあまり興味がない。 しかしそんな中でも時折やってくる依頼に対して、陰キャでコミュ…

　異世界“アンダルシア”。その世界にある、魔法の栄える王国でのお話。 　魔法の栄えるとある王国の片隅に、不思議な店がありました。 　その名前を、『頼まれ屋アリア』と――。 　木造…

時はBS(Beyond Singularity)520年、科学技術が特異点を超え、あらゆることが可能となった時代。ヒトという括りの種族が増え、混乱もあったがなんやかんや平和にやっ…

岡山県南端の琴浦町。そこで春夏秋冬の季節ごとに四人のさまざまな境遇の主人公が、不思議な経験をする様子を描いていきます。

プロットの意味を問う。

　神戸の造船所にて、建造中の豪華客船が炎上した。後にそれは火災事故ではなく、計画殺人だったことが明らかになる。新興宗教団体の教祖が、死者百二十九名という未曽有の大量殺人を実行した…

多種多様な者たちが暮らす世界の、片田舎のお話し。呑気な深見と、狸娘のクコが暮らす「冬青(そよご)の里」では、今日もどこかで少し不思議な出来事が……。

不登校の中学三年生、大石光輝の住む街には不思議な場所がある。そこは一年中桜が咲き誇る所で......。 踏み出したい一歩がある少年少女ちょっぴり不思議な日常の連作短編集。

　村人たちはじゃんけんに熱狂し、ある男は不可思議な一生を謳歌する。近未来の都市では労働と称して人々が走り回り、遠いどこかでは荒唐無稽な物語が綴られる。八王子の女子大生は恋をして、…

　伏木奈子は大学二年生の夏休み、ふと思い立って備忘録をつけることを始める。 　彼女が備忘録に記すのは、何気ない日々の記録であるはずだった――。 　そして実際にも何気ない日…

　この世界は不思議に満ちている。例えばなぜ朝の紅茶が美味しいのか。なぜ読みたい時に限って新聞が消えているのか。百貨店へ向かうご婦人方の情熱はどこから？　……そして、お手伝いロボが…