頼まれ屋アリア~Welcome to our Agency!~
流沢藍蓮
ゲストキャラクター紹介(随時更新)
※先の内容のネタバレが少し含まれます。
読み終わった「依頼」のところまでしか読まないことをおすすめします。
登場するキャラクターが増えてきたので纏めてみました。
依頼ごとになっております。
◇
【第一の依頼 パンドラの黒い箱】
セレリア……
箱の中に閉じ込められていた精霊。光と癒しの力を持つが、力は強くない。ある人物により箱の中に閉じ込められていた。
淡い金色の髪に、淡い水色の瞳を持つ。
【第二の依頼 人形の行く先】
イヅチ……
頼まれ屋アリアと同じような何でも屋を営む青年。彼の店は「絡繰人形館」という。
複雑な過去を持つ人形使で、温厚そうに見えるものの闇は深い。彼の所持する心持つ人形ミカルは、「イヅチは自分の敬愛していた師匠をその手で殺した」と言っていた。
金色の髪に金色の瞳、黒のローブに黒のマント。服のあちこちに人形を仕込んでいる。着膨れて見えるが体型は華奢。
穏やかな口調で話す。怒ることはほとんどないらしい。人形使としての実力は確かで、なかなか強い。
ミカル……
イヅチの所持する、心持つ人形。金色の髪に青い瞳を持ち、青いマントに身を包む。全長は三十セメルほど。
一人称「ボク」の女の子。騒がしく賑やかな性格で、あまり多くを語らないイヅチの代わりによく喋る。
そんな彼女にも、言えない過去があるらしい……。
【第三の依頼 色無き少女の願い事】
シドラ・アフェンスク……
異民族「イデュールの民」の少年。白い髪に赤い瞳を持ち、
アリアたち姉弟を陥れ故郷を追放される原因を作った存在で、アリアたちの宿敵。彼曰く「これはゲームだから」とのことだが真意は不明。
弱そうな見た目をしているが見た目に騙されてはいけない。大変な策士である彼は、その見た目すらも利用して人を騙し、陥れる。
フィドラという双子の兄がいる。
【第四の依頼 双頭の魔導士】
リーヴェ・ラルフヘイヴェン……
長い時を生きる伝説の魔導士の片方。二つの頭を持つ胴体の左側で、攻撃魔法を得意とする。
「〜じゃ」「〜のう」のような喋り方をするが、見た目は子供である。
明るく賑やかな性格で、悪戯をすることも時々ある。
ルーヴェ・ラルフヘイヴェン……
長い時を生きる伝説の魔導士の片方。二つの頭を持つ胴体の右側で、防御魔法を得意とする。
「〜だ」「〜だね」のような喋り方をし、感情の起伏に乏しい。
静かで淡々とした性格で、自己主張少なめ。
デスト……
王都にある「運命屋」の主たる少年。黒い髪に白い瞳を持ち、服装は黒づくめ。
他者の運命を操るという力を持つ。
双子の妹イニィと二人で運命屋を営む。
イリュース……
運命屋のメンバーの一人たる少年。後から店のメンバーになったらしい。黄昏色のオレンジの髪に、宵闇の紫の瞳を持つ。「過去の導き手」の異名がある。
その場にいる人を直接過去の記憶に導いて、その記憶を追体験させる力がある。
デスティニー双子ではどうにもならないことを、彼が解決しているらしい。
カレッダの町にある「東国呪物店」のメンバーの一人である青年。薄茶の烏帽子を被り、着ているのは青の水干。髪は漆黒で瞳は黒。茶の草履を履いている。
石を配置して魔法を行う「石術師」で、常に様々な石を身につけているため動くたびに音がする。
世界の東方にある国、ヤマトワの出身らしい。
東国呪物店のメンバーの一人である少女。棒状の髪飾りを使って高く括った黒い髪、紫の瞳。真珠のような肌に熟れた林檎のように赤い唇。紫を基調とした袖の広い服の、胸の上辺りを赤い帯で縛っている。中華風の服。玉のような美貌と鈴のような声を持つ解呪師。メンバーの劉辰とは相思相愛の仲。
藍風と同じくヤマトワから来たが、故郷は全然違う地方らしい。
【第五の依頼 アーチャルドの凍れる姫君】
イルシアーテ・アーチャルド……
遠い国、アーチャド法国のお姫様。身分は第一王女だったが、王宮内で巻き起こった争いを厭い、妹姫アレイシャリアを守るために王宮を出奔する。
王宮では心に仮面を被って生きてきた。そんな彼女は次第に、本当の自分を忘れていった。
王宮という束縛から解き放たれ自由になっても、心に張った氷は融けないまま。
旅の途中でゼクティスと出会い、彼との交流により張った氷を融かしていく。
水色の髪に青い瞳。お嬢様口調で話す。策士である。
ゼクティス……
イルシアの相棒たる元剣闘士。身分は平民で、家族を養うために剣闘士になった。
明るくあっけらかんとした性格で、難しいことは分からない。
イルシアに命を救われた彼は半ば強引に彼女の旅について行くことになった。旅をしていく内に、二人の絆は深まっていく。
茶色の髪に青い瞳を持つ。その心はどこまでも澄み渡っていて、陰湿で醜い争い事なんて何も知らない。彼はただ、自分を救ってくれた存在を守るためにそこ剣を振る。
【番外1 死霊ツイソウ譚】
黄昏の主……
この世界「アンダルシア」の死の神。死霊術師は力を使うたび、彼から寿命を奪われる。死霊術師は己の死が近づいた時、彼の影を間近に見るという。
彼と人間との間に出来た亜神がおり、忠実な部下として働いている。
【第六の依頼 権力色の暴力】
フォーリン・アンディルーヴ……
アンディルーヴ魔導王国の第一王子。愚王子と名高いが、本人はそれに気付かない。太陽のごとく美しい金の髪、ルビーのごとく燃える瞳を持つ美貌の王子。
傲慢な性格で、自分に従わぬ者を良しとしない。自分に従わせるためならばどんな手段を使うことも厭わない。そんな性格からか、母である女王フォルーシアから完全に見放されている。それでも「王になるんだ」と一生懸命なその姿は妄執か。
ギャレット・サヴィア……
フォーリン率いる王宮魔導士たちを束ねる大魔導士。得意属性は水。フォーリンの側近で、彼の「じいや」的存在。
優しく穏やかな彼では、フォーリンの暴走を止められないようだ。
ローリア・フェイツ……
王宮魔導士の一人である女性。流れるような紫の長髪に青い瞳を持つ。得意属性は風。
優れた魔法の才を持つが、そのせいで、幼い頃に強引に家族と引き離された過去を持つ。
フェンドリーゼ・アンディルーヴ……
アンディルーヴ魔導王国の第二王子。緑の神を持ち、右目が青緑、左目が青と、瞳の色は左右で違う。通常は色鮮やかな羽のついた帽子を被り、緑のマントを羽織っている。
生まれた時、風神ガンダリーゼの加護を受けて絶大な風の力を手にする。だがその代償として、彼は「人と共感する力」を失ってしまったらしい。
自由奔放でどこまでも気紛れで無邪気。彼を止められる者はどこにもいない。
【第八の依頼 運命分かつ白双】
フィドラ・アフェンスク……
シドラの双子の兄。常に敬語口調で話す。性格は穏やかだが、時に冷酷な面を見せることも。シドラよりも狡猾。
身体が弱く、いつもシドラに気遣われている。滅多に外に出ることはなかったため、アリアたちにもよく存在を忘れられている。
ローゼリア・イヴ・レンツィア……
シドラの仲間。短く切った赤い髪に、野生の獣のような鋭さを宿す赤い瞳を持ち、身に纏うはところどころ汚れた、白のワンピースに革のサンダル。左胸から大輪の赤薔薇を咲かせている。
薔薇に命を吸われているため、長くは生きられない。だがシドラたちはそんな異様な見た目を持つ彼女でも嫌わず、受け入れてくれた。だからシドラたちを守るのだと彼女は言う。
薔薇から毒を放ったり、薔薇の棘で相手を突き刺したりとそこそこ自在に操れるらしい。ただ、薔薇を操るたびに命は確実に削れていく。
【第九の依頼 満ちぬ月の傀儡使】
シヅキ……
絡繰人形館を営むイヅチの、妹。黒い髪に青い瞳を持つ。服は黒を基調とし、青いレースやフリルがたくさんついたワンピース。胸には大きな青いリボン、そして頭に青薔薇のコサージュをつけている。漂うのは貴族めいた上品な雰囲気。
薬草師を営んでおり、様々な草に詳しい。イヅチからもらった弓を使い毒矢を放って戦う。
常に沈着冷静で、あまり感情を表さない。
ミツキ……
邪悪な力を行使する人形使。金色の髪に赤い瞳を持つ。左目を黒い眼帯で隠し、身に纏うは漆黒のマント。顔立ちはどこかイヅチに似ている。
イヅチに深い恨みを抱いているようだが、イヅチは黙したままで語ろうとしない。
謎大き人物である。
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