「誰もいない SF」を含む小説

月と地球人の恋模様。 一話完結の、オムニバス形式となります。 ゆっくり更新です。 一：寿命二百年の兎（※死ネタ） 　　 　　政府により、地球人は月に旅立った。 　　地球に残され…

小学生のわたしは、自分の家でも学校でもピアノ教室でも、みんなから「りき」と呼ばれ、男の子として扱われている。でも、わたしは、女の子だ。それに、もっと素敵な名前がある。その名前で呼…

ある日、こんな噂が流行った。 「始めないと神隠しにあってしまうVRMMORPG」 その噂の話はある日、謎のフルダイブ型VRゴーグルとゲームカセットが自分のところに届く。そのフル…

「ふっちゃんって、ぼくに冷たい―――。」 「当然だな」 高校の授業で海に来ていた藤沢紀志と篠原守。 突然、二人以外に誰もいない海に移動してしまう。 月に人が住む世界と、月に人が…

締切間際の深夜、原稿を書き終えようとした矢先、天井から百円玉が落ちてきた――！ 誰もいないはずの部屋で起きた珍事、F5キーに直撃した百円硬貨が、何かを変える？ 「パイナップル焼…

「ボク：人類の不在」は、突如として人類が消失した世界で目覚めた主人公が、孤独ながらも新しい日常を受け入れ、人類消失の謎に迫る旅に出る物語です。一人だけが残された世界で、主人公は自…

お題「都市」で書かれたSF小説。AM2:00.雨上がりの都市は、昼間の喧騒に疲れ、優しい雨に抱かれ、静かに眠りにつこうとしている。誰もいない都市を、ただ1人レディだけが彷徨い歩い…

「狭山じしんも被害者だと思っているのかもしれません」 「被害者？まさか狭山が・・・」 「父親が不始末を起して自殺した。じぶんの才能を伸ばして豊かな人生が待っていると思っていたのが…

趣味の掌編集です。三人の少女が喋ったりモノローグしたり黄昏たりするだけ。話同士のつながりはないのでどこから読んでも大丈夫です。

修学旅行中の事故で死んだはずの僕たちが転生した先は年代不明の日本。 何をするでもなく、僕たちは旅を続けている。 旅を初めてから、クラスでは人の好い笑みを浮かべていた宮下はよくニ…

技術者カノーはとある実験船に乗り、火星と木星の間に存在する小惑星帯アステロイドベルトにて怪しい実験と雑務に勤しんでいた。 しかし乗ってきた宇宙船は事故により大破。偶然一人生き残っ…

ある日、すべての人や動物が一瞬にして意識を失った。その瞬間から交通事故などの二次災害、さらには三次災害と事故が多発していく。大変な災害だ。 そんな中、なぜか一人だけ被災を免れたＩ…

海の向こうへ憧れて故郷を飛び出した「わたし」は、未だ見ぬ景色や、憧れていた景色を求めて世界を巡り歩く。 誰もいない街道、雨がやまない小道、夜が明けない町など、いくつもの町や街道を…

ある日、日本は地震と奇病により本州が世界から隔絶された。 ナガトは何も知らないまま、東北の山間でひっそりと暮らしていた。 誰もいない世界で淡々とサバイバルをしているある日、一人の…

気が付くと、彼はそこにいた。彼の目に映ったのは、人も動物も誰もいない、荒廃した世界だった。

人と関わりたくないと思っている亜衣が数少ない友達からの悩みを打ち明けられた日の帰り、児童公園でシーソーに乗った不可思議な男性に出会った。彼のシーソーの先には誰もいないのに、自分が…

1Kの狭い部屋から2LDKの快適な部屋へ。 徒歩5分から車で10分。 風呂トイレ別だったのに、共同浴場。 二世帯住宅に、メゾネット。 1人から、2人。 2人から、1人。 7人か…

人が、人だけが生み出せる【価値】とはなんだろうか

目覚めるとそこは 未知の植生に囲まれた森の中 光る苔やキノコ、紫色や茶色、赤や黄色といった植物や木々の数々 元いた世界からの突然の変化に戸惑いながら 生きるために動き始める…

　売れないスタントマンの花坂形離は、ある夜酒を買った帰りに宇宙人に襲われエイリアンを寄生させられてしまう。そしてその夜激痛の後、エイリアンを腹から出産、そのまま死亡する。 　しか…