「誤用」を含む小説

瑞花国には、後宮の奥深くで引きこもっている公主がいる。 彼女は白い雪のような肌に艶やかな黒髪を持つ美しい姫君だと言われており、『白雪公主』と呼ばれていた。 しかし、病弱で人前には…

　「言葉とはそもそも何か」を掘り下げるお話です。 　人が言葉について考えるための要素が、ある程度ここにそろったと思います。 　例の「辞書」をつづりながら、そもそも「言葉を説明す…

カクヨムでしょっちゅう目撃する初歩的なカタカナの誤用についてです。改稿可能性あります。 ※英語ができる人には無用です。

モノの行方のお話です。 ※作中にて一箇所言葉の誤用というか、本来の読み方や意味とは違う使い方をしています。賛否あると思いますが、意見をくれると嬉しいです。

責務と己の弱さに苦悩する頑張り屋の第二王子兼騎士 × 気ままにお供の馬と旅をする異端児の魔法使い 出会うはずはなかったまったく違う二人 生まれの重責と勇ましくも迷…

※本作は「一時閉幕」しました。現在、応援コメントなどへの返信は行っておりません。 「言葉は生き物」等と言われるように、表現というものは日々刻々と変化するもの。完璧な「正解」が無…

地元を離れて大学に通う夏生。 大学で知り合った友人たちと、楽しい大学生活を送っていた。 入学してしばらく立った頃、友人が連れてきた成美とともに4人は夏休みの計画を立てた。 そして…

日本語の言葉総数は他の国と比べても多い。 どんな方でも間違って使用されるのは必然といえるでしょう。 最近の若者はボキャブラリーが無いとか日本語がおかしいと非難されがちですが、実は…

二百年前に現れて以来、出現が確認されていなかった正体不明の怪物‶ケダモノ″ それが突如百五十年前を皮切りに再び出現を始めた。人類はどうしようもなく、それが振りまく破壊に身をゆだね…

　日本語というのは常に「変化」するものです。実は「誤用」・文法的に間違っている！　なんて言われるものも、将来は正しい日本語の仲間入りを果たす可能性も十分にあります。誤用をただ嫌う…

悪魔の最愛の友が失踪した。 悪魔は友の望みを知る術がなく、友が助けて欲しいのか放っておいて欲しいのかですらわからず苦悩する。 それでも、その世界から忽然と消失した友を捜査せざるを…

今では知らない人がいないほどの大人気作「桃太郎」 空前の桃太郎ブームも手伝って続編制作の白羽の矢が立つ。 でも、これ以上なにを描けばいいっていうの？ ↓前回の投稿↓ 『デイ…

子供の頃、友人が言った誤用。 それがきっかけで100億光年離れた宇宙の彼方から来訪した最強生物と、その誤用に巻き込まれた普通の少年の心温まるハートフルストーリー。

「どうした？　ためらう必要などどこにある。お前の夢だったのだろう？」 「そうだよ。夢『だった』。でも今はもうそうんなおとぎ話に、いつまでもすがってられないんでね」 ーーーーこれ…

家族を失った少年は、ラブホ街で後輩の少女と出会った。 成り行きで少女と行動することが多くなった少年は、少女との交流の中で彼女の歪みや抱えているものを知り、自分自身の過去と向き合…

「誤用だ誤用だ！」 人々の間違いを嗅ぎつけ、奴らがやってくる――

　必然という幻想、偶然という幻想、悲劇という幻想、喜劇という幻想。舞台の上には、ありとあらゆる夢まぼろしが渦を巻いて存在している―― 　幻想世界に身を置くアリエは、ひょんなこと…

信念は、嘘よりも危険な真理の敵である。 -フリードリヒ・ニーチェ- 「的を得るという言葉は誤用ではないと判明した。根拠は三省堂国語辞典が誤りであるという見解を撤回したから」…

主人公は三歳の頃に生まれ故郷を逃げ出し母子二人、大河で二分される大陸へと辿り着いた。 しかしそれから僅か一年半、五歳の誕生日を迎える前に、体の弱かった母は病に倒れてしまう。 守り…