「荷物 ショートショート」を含む小説

Twitterで毎月1回、お題に従って300字の物語を書く企画【毎月300字小説企画（#Monthly300）】の作品達です。 主に以下の世界観で書いていきます。 ・思い出に値を…

モノローグ演劇会ナゴヤという、5分間の短編演劇イベントに向けて書いた中から上演には至らなかった作品を、掌編戯曲として公開することにしました。舞台は一人暮らしの女性の一室。仕事から…

先日投稿した「最後の贈り物」を見て連絡をくれた人がいた。 別に、大したことじゃないんですけど…と彼は続けた。 毎年4月1日のことを。 ※最後の贈り物を読まなくても楽しめます

平日昼間のフードコートに現れたのは、先ほどトイレで私服に着替えた中学生カップルの岡本時雨と中江俊介。二人はある目的のために時間をつぶしていたが……

思わぬ荷物が届いたら受け取りますか？

そのロバは毎日、重い荷物を背負って働かされ、不味い餌しか与えられない日々を送っていました。一方、ロバの小屋の隣には毛並みの良い馬たちが住んでおり、美味しい餌を与えられ、丁寧に世話…

面接への準備は万端。荷物を預けようとロッカーを開けると、インコがいた。 「『シボウドウキ』ヲ教エテクダサ！　『シボウドウキ』ヲ教エテクダサ！」 ※他サイトでも公開しています。

Cheers feat. Tani Yuuki ＆ 菅原圭 MAISONdes からイメージして書きました。 良い曲なので、ぜひ聞いてください。 登場人物 桐谷樹子（キキちゃん…

雑貨店でアルバイトをしている陸。バイト仲間の友也と同じロッカーを使っている陸は、彼の荷物がどんどん溜まっていくことに不満を抱いていた。ある日、ついに我慢できなくなった陸は、友也に…

高山星輝が頼まれたのは小さな荷物を届けること。届け先の山寺で、高山が見たものとは。

Twitterで毎月1回、お題に従って300字の物語を書く企画の作品達です。 主に以下の世界観で書いていきます。 ・思い出に値をつける質屋 ・荷物をどこにでも届ける運び屋 ・本と…

休日の昼下がり。俺が別れ話を切り出した途端、彼女はふいに泣き出した。「どうして」「他に好きな人ができたの」「私になにか悪いところがあったの」。そう、という訳ではない。誓って俺は不…

こうなっては財布も要らない。スマホだって、入ってしまえば繋がらなくなるのだ。余計な荷物だろう。少しの水と食料さえあれば、なんとかなる。そそくさと家を出て、繁華街へ繰り出す。人ごみ…

実家の建て替えが決まり、そのための荷物整理の手伝いにと帰省した私は、そのさなかに古びた段ボールを見つける。 そこに入っていたのはひどく年季の入った一眼レフカメラであり、聞けば両親…

バックパックにパンパンに詰められた荷物を背負いながらお城への階段を登っていると、ふと思った疑問がそのまま口をついた。義男は周りの奴隷達にサッカーボールのように蹴られ、ボロ雑巾とな…

天使と悪魔は雲の上から下界の人間たちを見下ろしていました。すると、ある国の国会議事堂前に原子爆弾を背負ったお婆さんが議事堂へ歩いています。おかしなことに人々はお婆さんを無視してい…

車掌です、隣の席に置いている荷物の席料金いただきます。

電車に飛び乗った僕は、荷物置きに残された箱に話しかけられる。それは、僕の空想か箱の意思か……。

男のもとに謎の荷物が届く。よく分からなかったが、同封されていた手紙をみて、男の心は動く