「紅い花」を含む小説

王宮の闇をとくべつな術であばく、中華風ファンタジー！ 立ちはだかる障壁に「力」と「教養」で立ち向かう、絶対に屈しないヒロイン×彼女を一途に想い続けた年下皇太子。 おさなき日に…

以下の自主企画への書き下ろし。 ●柴田恭太朗さんの自主企画 三題噺♯50（🎉柴田さん、企画第五十回おめでとうございます！） お題：「喧嘩」「紋章」「つぼみ」 　　　この三つのキ…

あの青い月の物語が始まるずっとずっと前… それは月の神様がこの村に舞い降りたあの日。 とある人魚が海の女神から悲哀の人魚と呼ばれるまでの回憶録。 人魚の涙が紅い花を咲かせる…

三条つばめは刑事らしからぬ男である。派手なファッション、高いヒール、女っぽい言葉遣い──しかしてその実態は、鋭い観察眼で執拗に犯人を追い詰めていく、優秀な警察官である。 古畑任…

霧と水路の街セレネクールで連続変死事件が起きる。死因はいずれも大量の切り傷による失血死で、死体のそばには必ず一輪の紅い花が添えられていた。 難航する警察の捜査の裏で名家の子息エリ…

一回で二度おいしい短編。

王国の騎士団で安定した仕事を全うしていたベルディ。 しかし、そんなベルディはある計画に巻きこまれてしまう。王国の剣であり、この世界で最も強いと評される竜騎兵団に、突然転属すること…

その庭の花を欲しがってはいけない。 でも娘は、どうしても欲しかったのです。

　日清戦争の勝利に巷が沸き返る明治中期。 　「生家に顔を見せにこい」という短い手紙を受け取った主人公は、十数年ぶりに故郷――戦勝景気とは掛け離れた山深い寒村へ帰省する。 　主人公…

２０１９年１１月１９日に書いた詩です。和風な感じのアニメに、最近ハマりまして、ちょっと和風な感じな詩を書きたくなりまして書いた詩です。

２００４年２月２３日に書いた詩です。詩の舞台のイメージは東南アジアのスラム街があるような都市です。

ツイッターで書いたショートショートを少し膨らませてみました。 一輪だけの紅いバラ、その理由を知っているのは幼い紅子だけだった。 そしてその年、初めて咲き誇った見事なバラに感銘を…

彼岸の頃になれば必ず咲く　あの真紅の花　死人（しびと）花、地獄花という 花には迷惑な名前を持つ。これ以外にも色んな別名を持つ。花の色も真紅とは限らず、白や黄色もあり、色によって…

彼岸花の下には死体が埋まっているかもしれない。

期間限定の村医師として、過疎地の村を訪れた杉本。 彼は古惚けた診療所で、前任医師の助手をしていた少女、弥絵と出逢う。 噛み合わないながらも、次第に打ち解ける32歳と16歳。 「…

四人の神が統べる国、ＧＵＲＤＥＮ。その四神に仕えている三人の翼人によって秩序は護られていた。三人の翼人の名をフィデリオ＝グラジオ、カスケード＝ニウ。しかし三人目の翼人であるオルレ…