「紀伊」を含む小説

不治の病にかかった姉の愛理沙を助けるため、自分の魂を対価として悪魔と契約をした非モテ男子の紀伊正宗。 悪魔娘のフランシウムが正宗の魂を刈り取りに来るが、そのまま押しかけ女房となっ…

１９８３年４月１３日・水曜日。 先週に続き、今週もまた東京での打ち合わせがある作家の内山定義氏と彼の仕事仲間であり作家でもある本田陽子女史。 今度は、自宅のある岡山から東京入りす…

　1939年12月31日UTC1500、第二次世界大戦中の世界。突如として世界各地に謎の穴が出現。ダンジョンと名付けられたその穴の中には未知の世界と尽きぬ資源が眠っていた！それと…

近未来、人類はある生物から侵略を受けていた。 外宇宙甲殻生物、”ＫＡＮＩ”である。 四国沖、紀伊水道に現れた、”ＫＡＮＩ” 迎え撃つのは、海上自衛隊と、ある職人技能集団だった。

第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合に…

日本書紀をもとにしているので、古事記の記述は無視しています。 図書館の棚を見ていると古事記ばかりが目につくのでなんとなく（笑） こんな考え方もあるかと。

紀伊半島から南の太平洋上にポツンと浮かぶ〈蓋代島《ふたしろじま》〉。大昔にあった事件の影響で、長い間外部との接触が絶たれ、そのおかげで独自の文化が根付いていた。 島の玄関口〈根守…

　元ボクサーの西尾健介は、離婚後二人の息子とは疎遠となっていたが、兄のほうから連絡が入り、弟が行方知れずになっていると知る。健介は息子を見つけ出すために、紀伊の山奥へと向かうが、…

東北大地震が発生した1週間後、小笠原清秀と言う青年と長岡与一郎と言う老人が道路巡回車で仕事のために東北自動車道を走っていた。 この1週間、長岡は震災による津波で行方不明となってい…

31歳の今井利明は、家業の経営が苦しく、結婚もせず、いまだに独身だった。利明には、学生時代に付き合った夏美という忘れられない女性がいた。夏美は3年前にお見合いで結婚していたが、久…

っても創作論でも評論でもないっしょ?

【紀伊原高校】（きいはら）一年、木下春樹（きのした　はるき）。 昔から中の良い、同じく紀伊原高校1年の如月菜月（きさらぎ　なつき）が突然ツンデレキャラを卒業して、デレデレし始めた…

　旗本ではあるが大名並に参勤交代をする交代寄合だが、家禄は一二〇石の岩松家……。江戸定府の普通の旗本に嫁をやり、その婿殿の屋敷の一隅に間借りして岩松家江戸屋敷とする、尊貴な一族の…

秋や冬の風物詩といえば、なんといってもコタツとミカン。 その日、僕が家に帰るとあるじゃないの。コタツの上にはミカンの入ったカゴが。 やった、丁度食べたかったんだ。愛する妻よ、あり…

時は室町時代。須賀川・岩瀬地方で一大勢力を築いた二階堂氏。 鎌倉時代からの名家が当地で一大勢力を築き上げた影には、ある若夫婦の悲劇がありました。 その歴史を、彼の旗本の一人である…

エルフの集落ごと、現代日本の和歌山県、紀伊半島山中へ転送。 魔力が電力へ変換できることが分かり、未来のクリーンエネルギーとして期待されるなか、 ただ一人異世界に取り残されていた残…

異世界に転生してもモテモテの私、彩香♪ 私を巡って様々な女の子達が巻き起こすスラップスティック物語♪ 私、百合に目覚めちゃいそうです♪ …… …… oi misu ミス …

お江戸の大店たる材木商紀伊野屋の若旦那・藤衛門と、彼の元に嫁いだばかりの御新造さん嘉（ひろ）との結婚から現在に至るまでの、夏の日の小さなお話。 甘やかし旦那と天然箱入り女房のちぐ…

古い神々と諸仏が共存する、紀伊・和歌山。 この地にある遺跡・寺社・美術品等の「文化財」の中には、あやかし達への結界として機能しているものも多いのです。 そして、そんな結界文化…

世阿弥の傑作能『井筒』と古典落語『千早振る』を下敷きにしたコント風の寸劇書いてみました！！ 　修学旅行中に奈良公園を散策していたヤンキー風高校生『紀伊（きい）』くんと落語研究会…