「精霊種」を含む小説

　エルフ族の旅人エルゼリアは料理人。古今東西世界を歩き料理をしてきた。 　ある日魔境で契約精霊のソウと共にドラゴンステーキを食べた後彼女は近くの町へ行くことにする。 　途中腹ペ…

五歳を過ぎたあたりから、体調を壊し始めた弟。 お医者さんに診断を受けると、自家性魔力中毒症と診断される。 「大体、二十までは生きられないでしょう」 「ふざけるな。何か治療をする…

これは遥か昔、のちの世に『幻獣士の王』と呼ばれる青年と従魔である幻獣が、新たな幻獣士のシステムを作った物語である。 傷付いた幻獣と出会い、悪意ある同族から守り友好の絆を結んだ男と…

【第一章完結】 世界最強の精霊種、ヴァンパイア。 しかしヴァンパイアの少女アルルカは、ちょっとした出会いを経て、ヴァンパイアの最強たる所以である「吸血」スキルを封印し、人間の規格…

オーランド国に語り継がれる伝説。 その内容は――オーランド国最強にして当時の女王陛下の懐刀として後世に名を残した伝説の魔術師。 その正体は千年前敵国（エルフ種・精霊種）から襲い…

むかしむかし、氷の精霊と春の精霊が互いに惹かれあうが、触れるものを氷にしてしまう氷の精霊と触れるものを溶かしてしまう春の精霊は、触れあうことができない。 それでも惹かれあうふたり…

５月に１巻発売決定！ １０年前に開発された精霊との契約術により魔導師は大きな力を手に入れた。 それにより、魔導師と剣士の戦闘力の差は圧倒的なものとなった。 その結果、若くして…

奥寺幸人は生まれながらに病弱な自分を呪いながら命を落とした。 —生まれ変わるなら強くなって外の世界を歩き回りたい。 幸人の願いは聞き届けられず、転生した世界でめ最弱種と呼ばれる人…

古くから続く名家の娘、アレリは、古い盟約に従って、王太子の妻となるさだめだった。 しかし、古臭い伝統に反発した王太子によって、ありもしない罪をでっち上げられた挙げ句、国外追放とな…

精霊王の森、東のピクシー村ポヨド。いつものように歌い舞っていた私達は、村長から広場に集まるよう呼び掛けられた。

　紅代香蓮は目覚めると馬車の中にいた。その体は人間のものではなく、隷従と強奪を課せられた亜人のものだった。抗うための力はなく、その肢体には欲望が刻み込まれていく。此の世に顕現した…

2022年、突如起きた大地震により、精霊達が町中に出現し、現代社会に混乱を引き起こした。 それから１０年。可視化された精霊や妖怪達の中に、日本古来のものが少ないことに危機感を抱い…

【当初つけようと思っていたタイトルを書いたメモが今ごろ見つかったので改題しました】 世界は二つに分かれていた―。 大陸中央を流れる大河の東側に、男性上位の国「ガレリア帝国」と…

嘗て、上位種と呼ばれる者達による大戦が起こった。 竜（龍）種，精霊種，妖精種，幻獣種による争いは、唯一存在する大陸を六つに分割してしまう程に激しかった。 当然ながら、その他の魔物…