「短篇 連作」を含む小説

世界は、宇宙は、静かに終わりつつある。 人々は死ぬことさえないまま、安らかに眠って目覚めなくなり、いつの間にか塵に還っている。 そんな世界の隅の隅、ただ一つ残った観測所。 たった…

　10数年前に起きた悲劇。 　悲劇から喜劇は生まれるか？ 　第一章　新たな出会い 　弁護士舞美のもとに入ってきたとある社長からの依頼。舞美は殺人事件を解き明かし、依頼を果たすこ…

個人的に書き継いでいる連作短篇シリーズです。既存の過去の話は以下を参照してください。 第一話（2024年内公開） https://note.com/strange_fics/n…

乾燥厳禁の頭皿ケア、甲羅の微調整、そして八百屋のおっさんとの確執――。 音楽も聴けば恋もする、そんな河童の知られざる日常をクローズアップ現代。 ※この作品はブログ【泣きながら一…

現代の東京・多摩の小さな喫茶店『僕の森』を舞台に、ちょっとした『事件』や不思議、たまにホラーなどが起きる連作短篇集です。「小説家になろう」にも同時掲載します。 タイトル通り、３１…

媛乃木 姫 ―― 彼女は俺のクラスのカーストトップ、いや、誰もが認める学園一の美少女だ。 腰まであるストレートの黒髪、黒曜石の瞳、桜の蕾のような小さな唇。容姿もスタイルもモデル並…

ギャグ中心の連作ショートショート集になります。 いちおう、レギュラーキャラはいますが、各話どれでも独立して読めます。 主要キャラは、以下の３人。 ポン吉(男) 安定のボケ。の…

部員の鳶田夜凪によるファンタジー短篇です。構想中の連作の一つとなっているそうです。 渇きにより破滅へと向かう世界の“最終列車”で、詩人と人魚が出会います。 ——言葉が私を殺すな…

第二部のあらすじ 14歳の時に幼なじみに恋をした警察官の松永敬志は23年の時を経て笹倉優衣香と恋人になったものの、会えない日々は続いていた。 ある日、松永敬志の背後に迫る男が「…

ひとり＋ひとりの少年が何でもない日常を通して少しずつ仲よくなる話。 エピソードごと一話完結の連作短篇。

考えれば絶対分かる連作短篇ミステリ。奇想天外なトリックは一切無し。論理的思考のみによって正解に辿り着ける。甘酸っぱい青春・恋愛要素もあり。

学園でも噂の探偵倶楽部。とは言っても名ばかりのなんでも屋。そんな非公式倶楽部で活動する薙、桃原、恵は日々様々な依頼を熟すことで他人の悩みを解決していく。そして物語は進む。誰しもが…

　キャラクター化された少女への執着と、その少女のキャラクター性が反転して、執着から切り離されていく過程。 　誰とも共有できなかったフェティッシュなプロット。 　それらを読者の都合…

自販機の裏、ビルの陰、あるいは橋梁の下――そういう現代の片隅、暗く淀んだ世界の隙間に、魔導師たちは住まう。それは欲望にまみれ人の道を外れた者たち。彼らは己に続く魂を弟子として捕ら…

剽軽なあやと怜悧な淑子（としこ）の女子高生ふたりぐみがはじめたインターネットラジオ『超生きる！』の看板コーナー、「あやととしこの人生相談」にはさまざまな相談が舞い込む。「自殺した…

街のスーパーの片隅に設置された証明写真撮影の機械。 大きな撮影機械の毒々しい見た目に吸い寄せられるようにやってきた人たちには、それぞれの命の証がある。

「病葉の棺」には白目のない老婆がいる。その館には、愛し合う女ふたりでなければ入れない。 老婆は訪れた客に呪いをかける。死と感覚を共有する呪いだ。 訪れた客のたどる凄惨で数奇な運…

　なんでわたしたちはモノを作るのだろう。表現することを捨てられないのだろう。 　傷ついて苦しんで、なお惹かれてやまない芸術という深淵。とらわれてしまった人たちはどのような生をた…

超能力者たちの学校『LIMIT』に通うのは、能力も性格も一癖ある人間たち！ そんな中、外見も性格も能力までもが地味で、妄想癖のある男の子、椎名蒼は彼女ができないことを嘆いていた。…

致死性発光症という病が蔓延した世界。患者は末期になると光の粒と化し、骨も残さず散る。身近な人が、あるいは自分がその状況にあるならば何を思ってどう動くのだろう。 ひとつの世界で紡…