「異性間」を含む小説

俺は思春期真っ盛りの高校生。 名前は「今丈 頑張郎（いまだけ がんばろう）」 都心からかなり外れた団地のマンションで両親と俺の三人暮らし。 高校に入学してから、とりあえずクラス…

勇者達の翌朝　新書　後編 本編の最後です。 ワールドを股にかけた、『敵』の野望。味方の攻防。全てに決着がつく時、勇者達は、翌朝を迎える。戦いの果てに、主人公達に、残ったものと…

勇者達の翌朝　新書　回想　キャビク史編 本編より千年ほど前。北の果て、キャビク島は、複数の氏族による、群雄割拠の時代から、統一へと向かっていた。フィルスタル王家に仕える、戦災孤…

勇者達の翌朝　新書　中編。とうとう3です。 王都に帰ったグラナド一行。女王と再会し、無事を喜びあう。王都は、クーデターを忘れさせるほど、復旧していたが、その裏に、さらなる火種が…

勇者達の翌朝　新書　回想　後編。 岬に住む少女…コーデラの北西のキャビク島。クーデター前、穏やかな日々の中、幼馴染達の思い出話。後編に入れてますが、「見過ごされた街」既読ならネ…

勇者の翌朝　新書　回想　中編です。 本編の中編2と並行して書きました。 ・ライラック、海のアネモネ…ラールの読書日記。 ・マリーゴールド、凍れるラフレシア…「黄金のベルト」と…

勇者達の翌朝　新書・回想で、主人公たちのいる場所からずっと東の国の物語です。女王の治めるヒミカ国、そこで王女に仕えた青年・ヒナギの物語から始まります。 ・凍った波打ち…東方の青…

勇者達の翌朝　新書　中編の2です。 中編1で異世界から戻った主人公達。久しぶりにパーティが揃う。ほっとしたのも束の間、時空を超えた因果律、王座を巡る陰謀、さらに試練は続く。 …

勇者達の翌朝　新書　本編の中編1　です。 中編は、三部になります。 前編、半端なとこで区切りましたが、ワールドが異なる部分を一纏めにしたいので、大胆に区切りました。 この一部…

辺境伯の孫娘エルーナは、母フィアナに何か隠し事があるらしいと考えていた。そこで家族が外出している間、こっそりフィアナの部屋に入り、本棚の日記を読みあさってしまう。 父ナリクに厳し…

　私こと和島衣奈（わじま・えな）には友人が居た。 　鳥井桃李（とりい・とうり）である。 　私が転校してからは疎遠になっていたが。私は今年、桃李の街に帰ってきた。 　私は桃李との再…

相手の心変わりを理由に一方的な婚約解消を宣告されたアニエス。失意と悲痛に苛まれる日々を過ごすこと約一年。そんなある日、ふらりと訪ねてきた叔母に園遊会への出席を打診される。 手渡…

地球消滅。 それにより人類は滅亡の危機に瀕していたが、人工授精により種の保存は保たれていた。生まれてくる子が女子のみを除いては。 異性間結婚を夢見るミュラーは、婿探しの旅に出た…

果南（かなん）はごくごく普通の女子大生。当然、第二性もβ。だけど彼氏の千春（ちはる）はだれもが認めるαで、常々釣り合っていないと陰口を叩かれていた。そんな千春はよく果南のうなじを…

妄想癖があるアラサーの高井ちとせは、子供の頃に死に別れた初恋の人、神代翔を忘れられずにいた。周囲の詮索を避けるため、翔の親友だった別所飛鳥と「恋人のフリ」を続けている。 「生前の…

高校時代に思っていたことを

『刻つ風とかける雪柳　早花咲月の刻』の最終話「クレープ祭り」後の小噺です。

千五火（ちいか）は生まれた時から風と意思を通わせられた。 彼女が中学で出会ったひとりの少女は、風と千五火の交流を「異性間交流のよう」と言った。 風といることと、ひとといることの違…

マコトは隣家に住む幼馴染のアカリに避けられている。同じ大学へ進むことが決まっているのに、それすら伝えられないままだ。 自分の行動が原因だと後悔するものの、釈然としない気持ちも残り…

月流（つきながれ）、星流（ほしながれ）、雲流（くもながれ）、衣流（ころもながれ）、文流（ふみながれ）の五つの道（どう）で成り立っている、水桜（すいおう）国。 　国の名前の由来と…