「猫シリーズ」を含む小説

結婚して数年、行商帰りの夫が「化け猫さんを買いたい」と言う迷子の子供を連れてきた。 しかし妻にしてその化け猫、ユエは子供を見るなり「この子、幽霊だ」と言い放つ。 夫に取り憑いた霊…

化け猫を妻とした男が「お二方（おふたかた）」へ語る思い出話。ここではない場所で語られた、魂の独白。 初めて聴いた声は「ぎゃ！」 初めて言われた言葉は「いたい」 初めての笑顔は「…

七夕さまの夜、ベランダで子猫のシロが鳴いていた。手すりの向こうには半分に透けた女の人が立っている。ここは3階なのに。 「お姉さん誰？」思わず指をさしてしまった僕の右手の人差し指…

気が付くと剣と魔法の世界で、猫の亜人へと生まれ変わっていた！？残っていた前世の記憶や倫理観のせいで、生まれ育った裏稼業の一族に上手く馴染めず、落ちこぼれの烙印を押された俺は、表の…

蒼月書店を訪れた今作の主人公はファンタジー小説を購入し、自宅へ持ち帰る。 さっそく開いてみると、何も書かれていないページに文字が現れるという不思議な現象が。 さらに、その小説によ…

魔法学校の師匠に突然呼び出されたジュキエーレ。 理由を尋ねると、初めての異世界召喚に成功したと言う。 だが魔法陣の上に乗っているのは、ただの「箱」。 中にどんな恐ろしい生き物が入…

それは単なる週末か。それとも終末の始まりか。 終末シリーズのその三。少年と、猫のような何かの出会い。 参考曲：K／BUMP　OF　CHICKEN

掃除屋と黒猫シリーズ2 ジャッシュの隣国・農業大国コルテ。 掃除屋の藤堂灰次はハリロク・タウンの職人たちからの依頼で設計図盗難事件を探るため、ペットであり相棒の〈黒猫〉カラー・カ…

化け猫シリーズのＳＳです。FAでキョンシーの仮装をしたユエのイラストをいただきましたので、なんとかハロウィンに滑り込みました。 ユエ：右目が猫の呪い師。さる理由から、モノの怪を…

父が人を殺して、母は愛人のもとへ去った。死んでしまえば、生きているよりつらくないかも……絶望のふちに立った美沙緒に手を差し伸べたのは、通称赤猫を名乗る探偵の赤井小虎だった。父の無…

※この作品は図書館司書メル•アボットシリーズの4作目に当たります 　図書館司書のメル・アボットは、コレス・ヴェルトの名士、トーマス・ソルヴィから書物寄贈の申し出を受けた王立図書…

テンプレ悪役令嬢が断罪されて現代の雄猫に生まれ変わりました。 神も元の世界もくそでした。 そして始まるのはとんでも主人公と織りなすグダグダな日常――！

右目に猫の魂を、下腹に魔女の魂を抱え、死ぬことのない娘「化け猫ユエ」 死ぬことはないが、死に瀕するたびユエは思い出を喰われ、なくしていく。 そんな中での結婚生活が終わり、未亡人と…

天空神教会最高司祭『聖女』シホ・リリシアには、『母』と慕う人物がいる。 その『母』は『魔女』と呼ばれていて、シホの身分では、彼女と会うことはおろか、連絡を取り合いことすら、醜聞…

猫しばは終わりではなかった。 猫シリーズは彼の命と共に完結する。 夫婦がフィルターになって100年、遂に白いアイツが目を覚ます。

2022年2月22日のスーパー猫の日にあてて、MDCより常務にゃんこと八坂カノンのSSを執筆しました！ どうして彼女が猫のように振る舞うのか、という話。

ぼくと猫のミケとの、他愛もないやり取り

今日は、アメリカ防災の日。なのにオハラ大統領の飼い猫ソックスが、Dr.ワ・ルイゾの重力無力化ペンキを踏んづけて逃げた。ペンキが乾けば、猫は成層圏を超えて宇宙へと飛んで行ってしまう…

掃除屋と黒猫シリーズ1 若き王が治める国・ジャッシュ。 王家御用達のトラブルシューターである掃除屋の藤堂灰次は、先王の御落胤がクーデターを企んでいるかもしれないと知り、相棒であり…