「満月の夜」を含む小説

貴島凛々子、職業【刑事】。 容疑者を追っていた満月の夜、思わぬ銃撃に倒れ、意識を取り戻すとそこは異世界だった。 女神だかなんだか知らないけど、軟禁なんて冗談じゃない！！ 都合…

満月の夜だけ入れる屋根裏部屋で、少女とお月さんが紡ぐ儚い記憶のひとかけら。

「僕」は眠れない。 けれど、満月の夜だけは眠らなきゃ。 そうしないと

満月の夜。子供は二十二時、大人は二十三時に寝ること。 そんなしきたりがある町の少年・岩永刀祢のもとに非日常が訪れる。 それは、刀祢の家の向かいの家が半壊したというものだった。 そ…

あらすじ 満月の夜。貝紫街道に、黒騎士の姿があった。首無し馬に乗る黒騎士の腰には魔法の鞭と生首の入った籠が提げられていた。生首は黒騎士の双子の姉である。黒騎士は、姉の体を取り戻す…

かぐや姫の物語が好きな主人公。クラスの男子と話したその後、事故にあってしまう。 これはかぐや姫が好きな女の子とその女の子の事が好きな男の闘病の物語。 ──かぐや姫は本当に幸…

ずいぶん昔に書いたものの久しぶりの再公開です。 川瀬巴水 『相州七里ヶ浜』 https://pbs.twimg.com/media/E2kKlg-VgAQshml?format…

あなたは自分の両親が人間だと言えますか。 人狼やバンパイアなんて空想だと思っていませんか。 自分は人間だと思っていませんか。 20歳の誕生日。満月の夜に自分が人間ではないと気づ…

離ればなれになった恋人のことでシルベールが覚えているのは、別れ際の彼女の唇の感触だけだった。そして、十年にわたる戦争の経験は、シルベールから大事なものを奪おうとしていた。

満月の夜。 黒猫のムギさんと「僕」は河原で焚火を楽しみます。 --- 「ムギさんと僕」の２人のひとコマです。

満月の夜、突然あらわれたイケメン男。さえないサラリーマンの俺は奴にほだされて付き合うことに。いつの間にやら胃袋を掴まれ身体を掴まれ心まで掴まれて…… （BLですが普通のラブコメ…

「明子さん、今夜は綺麗な満月ですよ」 やわらかな声音に、私はふっと眠りから覚める。 穏やかな表情の着物姿の青年――青磁が、私のことを見下ろしているのが分かった。 「満月か」 …

酒におぼれて結婚できない女の不思議な話。 謎の少年と交わした契約とは？ 女の最後の結末とは？ この作品は「小説家になろう」及び個人サイト「テックカクテル(https://tech…

　Cは、ムーンボウを見ないままに、私の前から姿を消してしまった。 　夜空にかかる虹のことを、月虹、またはムーンボウという。大気中の水滴がプリズムの役割を果たし、月の光が七色に分か…

どこへ行けば逢えるのかしら。

満月の夜は、図書館の本たちが、人間に隠れておしゃべりをしています。 色々口では言うけれど、本たちは、読者であるあなたを、愛しているのです。

私……雪野美羽は、彼に電話で「俺、好きな人が出来た」と突然別れを告げられてしまった。 その翌日、私は黒猫に会った。 しかも人間の言葉を話す猫に。 「おい、そこの人間。俺を飼わ…

『満月の夜は外に出てはいけない』そんな村の言い伝えが気になっていたアンリは、幼馴染のハムナに誘われて、言い伝えの本当の意味を知るために、満月の夜にこっそりと家を抜け出し──……。