「機織り」を含む小説

タイトルは、略して「木（もく）バナ」と覚えてください。 【源氏物語の帖名にあやかった、オムニバス形式】第二帖　花宴（3万1304文字）完結！ 源氏物語を愛する町医者、宣長に、…

記憶をなくし、山の上で孤独に機織りをする娘みち。日照りの続く夏の日、突如現れた大男に殺される。死ぬ間際、彼女は失っていた幸せな記憶を思い出す。幸福だった昔に帰りたい。無念のあまり…

　この物語は、イザナミノミコトが、ネノクニで腐女子になっていたことを前提に再構築された神話である。 　アンデットより腐女子のほうがマシでしょ？　と言う思いのもと綴られた叙事詩であ…

「あなたの力が必要なんです」 　そう言われたかぎ編みの魔女エマが出会ったのは、怠惰でやる気のない神様だった。 　 　魔法の"世界地図"の修復を依頼された、エマをはじめとしたモノづ…

わたし、レナータは、海の幸と織物だけが名物の小さな村に住んでます。でも、不器用で機織りが苦手だから、家族にも村の人にも冷たい目で見られてる。だけどわたしも十五歳。成人したから、結…

ある日、洞窟で目覚めた機織りの女神である菊は『事故』によって自分が小さくなってしまっていることを知らされる。『事故』で家をなくし、神通力もほとんどなくしてしまった彼女は、知恵の神…

タンポポの茎が伸び、やがて花が咲こうかという頃、杼職人と婚約した天帝の娘・ベガは、機織りを急ぐ。 それは、七夕の夜にだけ許された、彼女の体を“女”に仕上げた元夫・アルタイルと契り…

妹と2人仲良く暮らしていた桃は、山神様の嫁に選ばれ、山の中に置き去りにされる。 そこには、桃の大嫌いな巨大なアレがいた！！ 花嫁衣装のまま嘔吐する最悪の出会いをした二人のドタバタ…

HJテーマ別長編小説コンテスト・優秀賞受賞作。大幅改稿して書籍化予定。 ※WEB版と書籍版は別ストーリーです 男性不信のマリーは、祈りながら機織りをすると精霊の力が布に宿る【織…

あなたの物語を紡ぐ糸車と世界を織る機織り機のおはなし。

クレン皇国の西のはずれ 機織り達の街「ションテ」のさらに北の果てにある綿農業が盛んな第4地区に生まれたハイエルフの少女は、生まれた時から前世、前々世、前々々世までの記憶を併せ持っ…

４７年前、私は目標を見失い旅行者として奄美大島を訪れ、島の自然に癒され妻とも出会いました。そして妻の母（ヤス）は大島紬の技能継承者だと知りました。 「機織りは、紬一疋（ぴき）を仕…

曽祖母から実際に聞いた話をまとめてみました。 ここに乗せたことは曽祖母が経験したほんの一部ですが、本当に昔の日本であったこと。 80年ぐらい前の日本のお話です。

「一緒に仕事しないか?!」仕立屋として店を持てるか持てないかの瀬戸際にいた俺は、アリスの織った布を見て衝動的にそう言った。 これは「願いを叶える服を仕立てる店」と噂される店を営…

・「夜叉姫と鶴の婿」……鶴の半生の少年×夜叉の姫、異種婚 ・「恋愛未満コンロ。」……会社員×後輩×ハム、ゆるめ恋愛 ・「紅」…少女×にいさん、和 ・「共鳴する第五指」……高校生×…

傷ついた鶴をたすけたじさまの家に美少女がやってくる。美少女は美しい千羽織を織る。だが、ある日、正体を見られて逃げようとするも、じさまとばさまに監禁され、嫌々ながら機を織り続けるハ…