「未来の夫婦」を含む小説

　人類が病魔に勝つ技術を手に入れた世界では、アンドロイドとの融合が最先端の医療となっていた。 　病気や事故に遭っても、アンドロイドの部品を使用して治すことができる。 　そんな世…

——その夫婦は、日本列島を炎の渦に巻き込んだ。 都内の結婚式場『ベル・エ・ブランシュ』で働く飯島康人（いいじまやすひと）は、 世間では珍しい男性のウェディングプランナーだ。 …

感染症の流行りにより、たった１０分の面会。触れることのできない最愛の人。 ただ願うのは目覚めてほしいこと 「カクヨムWeb小説短編賞2020」中間選考通過作品でーす＼(^^)／…

幸せは誰にもあるんだと俺はこの場所で学んだ。けど、自分だけ幸せでは意味がない、それならどうするか？ 1人の後輩が俺の人生を変えるなんて思う訳もない。というか、後輩なんて持つこと…

真っ白なベッドで目を覚ました貴志。 どうして自分がここにいるのか、自分が誰なのかさえも覚えていなかった。 医師から心臓移植をしたことを告げられたが、なぜ記憶が混濁しているのかわか…

早川博史（39）はヒステリックな妻、早苗（43）に離婚を切り出されていた。何不自由のない生活のはずだった。ただ1つ、夫婦生活を除いては… 妻に渡された離婚届に捺印し、博史は新…

第６回ドラゴンノベルスの中編部門①求道者に応募しようと思ったけど、戦闘の間の取り方とか書きたいことが分からなくなって、企画書をそのまま投稿することにしました。いつか書き直します。

幼馴染として13年、恋人として1年、友達として1年。 日比谷漣と七瀬莉愛は、生まれた時からずっと一緒だった。 だけど、中学2年のクリスマスに別れた後、二人は幼馴染でもなく、恋…

　不治の病を発症した嫁の脳を冷凍保存してから、三十年もの時が経ってしまった。六十となった私は現在、一人の女性と共に生活している。そんなある日の夜更けに、一本の電話がかかってきた。…

　加入者の生活を監視カメラで撮影する事で五万円が貰える。そのサービスに妻が加入し、監視生活がスタートした。 　普段の生活のデータを企業のマーケティングや商品開発に活かすと言う事ら…

　彼女の部屋はいつも綺麗に整理整頓されているのに、その日はソファーの上に見慣れない物体が、これ見よがしに置かれていた。 　鈍感な僕でも理解できた。これはプロポーズを急かされている…

彼女は私にとって、良い仲人だった。

人工子宮が普及した結果、すべての女性は妊娠出産から解放された。 子宮や卵巣はもはや不要な臓器でしかなく、猫の不妊手術のように幼少期に切除するのが常識になった。 けれどそんな時代で…

　西暦二千年も半ばに差し掛かる頃、日本には予想より早く、超高齢化の波が押し寄せていた。六十歳以上の老人が約二人に一人となる異常事態。若者が老人を支え切れない現実が誰の目にも明らか…

私はワガママだし、愛されたいし、いつだって不安ですごく弱い存在。だから我慢できないし、そんな私を理解して受け止めて欲しい。そんな私とアイツの話。 *ワガママな気持ちを言いたくても…

妻の脳が家に届く。 人の脳が機械化される世界。 脳を取り出された妻は、頭に機械を埋めつけられて、奴隷のように働いている。 ぼくは、その世界で、頭の中に入った機械点検の仕事をしてい…

最愛の妻を亡くした僕は、自らの技術の粋を尽くして彼女をボットとして蘇らせようとしたのだが……

人類が宇宙に出て早くも数世紀。 人口のほとんどは宇宙での生活をしている時代。 地球はその環境破壊を押さえる為になかなか行けない場所となっていた。 そんな中、新婚旅行で地球へと行く…

宇宙の彼方から地球に落ちた《赤い雷》を境に、全人類が発電能力を獲得した未来。しかし主人公は唯一の無能力者で、稀代の超発電能力を持つヒロインから充電しなければ雷を操れなかった。充電…

理想として、性行為に当事者の同意が必須というのはその通りで全面的に同意。 でも現実的な運用として、どうやって証明するのかな。できないのなら……、しない？ そういう発想から風刺を…