「木馬」を含む小説

仕事中にかかってきた一本の電話。 電話口で母は「トロイの木馬っていうのに罹ったんよ」と。 「とりあえず、今からそっち行きます」 ※サポート詐欺は犯罪です。 ※実際に母がサポ…

ある村に突如現れた、謎の液体を生み出す木馬。 やがて村人たちは、その液体を「聖水」と崇めだす……。

僕を病気にさせた、数人を血祭りに上げます。 僕は病気に苦しみ、コイツらは幸せに暮していることに腹が立つ！ 一話完結で書いていくオムニバス形式。

山間の小さな集落「鹿ヶ峰村」。 過疎化と高齢化が進むこの村へある日、都会から1人の若者が引っ越してくる。 彼の名前は「宍戸（ししど）　駿（しゅん）」。 突然現れた「よそ者」…

　異世界に召喚される寸前に何者かにより召喚媒体をすり替えられてしまったため、主人公は聖王ではなく性王のジョブを持って召喚されてしまう。 　使える魔法は水魔法はローション、炎魔法は…

旧作『ソフィア姫と十字軍の伝説』に続く、＜姫・伝説＞シリーズの第二作です。 今度は史実、というかトロイア戦争叙事詩群を踏まえた伝奇歴史ＳＦにしました。 第２話では、カサンドラがア…

「僕」は不思議な遊園に迷い込み、メリーゴーランドの整備点検を担う少女と出会う。 綺麗に掃除と整備がされた回転木馬。カゴが等間隔にぶら下がった巨大車輪。怪獣が住んでいるらしい湖。兄…

高校一年生のシズクは、バイト先に毎日訪れる同じ高校に通う男子学生コウに片想いしていた。 なかなか話すきっかけを掴めずにいたシズクだが、コウの方から声を掛けてもらうことが出来て……

　電脳世界に身を映した近未来 プログラムによって生きていた人類はある遺物に悩まされる 《トロイの木馬》と呼ばれる遺物プログラムは 近未来において禁忌であり、絶対の悪意であった。

南半球・ニューカレドニアで、写真家のロジャー・上川は心に迷いを抱えていた。誰もが抱えるちょっとした挫折、ビールの泡のように消えていく夢、回転木馬のような、かりそめの友情。貿易風と…

織田信長は脇役。正室×側室の最狂コンビが無双する、サイバー戦線観察記。 転校生は過去から来た信長の正室胡蝶。 『監視されとる』と伝えられ、成り行きで連れて来られた場所は漆黒の関…

【あらすじ】 大学を卒業した俊介は幼馴染の綾が天使症候群という難病だと知らされ、死の間際の綾と病室で再会する。俊介は高校時代、綾をたらしこんだ男、倫太郎に遭遇するが、倫太郎は綾…

世間とのズレに苦労する主人公が物語を綴るという話です。

恋ガタキである青年をひそかに死にいたらしめ、ホクソ笑むドクターだったが… シニカルなショートショート。 先にタイトルありきで妄想したセルフお題SSです。

それは彼の逃避行

夏の終わりの蒸し暑い夜、街灯下に捨てられた地球儀はブツブツ文句を言っていた。そこに現れたのは、廃棄される運命から逃げて来た金色の木馬だった。

寂れた映画館で目を覚ました。そこから出ると、もうその場所には戻れなくなっていた。 一度進むと、それまでいた所は消えてしまう。前に進むしかない中で、私はまた歩き出した。見覚えのない…