「春の歌」を含む小説

訪れを待ち侘びて、焦がれて、勝手に期待して、ときに懐かれたりも裏切られたりもする。 春と恋愛は似ているな、とふと思いました。 最近思ったことや起こったできごとを詠んでみた春の歌で…

湘南乃風『純恋歌』を小説化してみました。　是非読んでください。

淡い夕暮れ空の中、少女が歌う〝あんたがたどこさ〟の声が柔らかく響く。寂れた公園。街灯が一本。名前のない青年。桜の花びらが舞い散り、彼に問う。 「あなたは、だあれ」

結城かおる『王妃さまのご衣裳係』シリーズ（既刊２冊、角川文庫）の外伝です！ 2022年4月21日刊行『王妃さまのご衣裳係２　友愛の花は後宮に輝く』の刊行を記念して書きました。 た…

高校２年生の春歌、菜緒、陽大の３人は小学生の頃からの幼馴染。その年の春、春歌はあることをきっかけに特殊能力が身についた。それをきっかけに３人の関係が少しずつ変わっていく。

第四回こむら川小説大賞に参加します。滑り込みセーフ！！ 荒廃した地球の、ちっぽけなシェルターで暮らしている少年少女の話です。 平和で退屈な毎日はいつまでも続かないのです。

涼国の後宮で、王妃づきの優秀な女官として働く杜香菱（と・こうりょう）。 今日も今日とて、こめかみに青筋を立てながら 同輩で友人の鄭鈴玉（てい・りんぎょく）を捜して回る。 香菱はそ…

主人公(泉谷玲翔 いずみやれいと) と初恋の少女(神園柚杏 かみぞのゆあん) の恋愛物語。 初恋は実らないと言われるが、どうなる！？

ぱっと思いついたもの。好きなものに関する詩をつくってみた。

〝現実は小説より奇なり〟そう書き出される物語はよくあるが、まさか自分に当てはまる日が来るとは夢にも思わなかった。主人公、ハクトは10年前にある男と約束をした。男の名前はハル。天才…

高校2年の春休み。怠惰な日常を送る少年は、布団の中で願い続ける。「転機をください」と。 そんな高校生の、とある転機を描いた青春作。

百人一首の第九首および第二十二首のもしもの話。 絶世の美女と評され多くの男性から求愛を受けていた小野小町。 しかし、彼女も時の流れには逆らえない。歳を重ねるごとに衰える顔貌に伴…

ある春の日、高校二年生に進級した私はひとつの悩みに直面していた。それは春ならではの特徴的なもの。 そう、睡魔だ。何故だか不自然なほどに私は連日恐ろしい眠気に襲われていた。 もし…

古今集、また百人一首の第三十五首である『人はいさ　心も知らず　ふるさとは　花ぞ昔の　香ににほひける』。春の歌ではなく、恋の歌として詠まれていたのだとしたら…。 ※平安時代研究者で…

第５回角川文庫キャラクター小説大賞最終候補作。 大幅に改稿、また『王妃さまのご衣裳係　路傍の花は後宮に咲く』と改題のうえ、 2021年8月24日に角川文庫さまより刊行されました。…