「掌編 兄弟」を含む小説

この町では時々、人が消える。 僕が知らないだけで、もしかしたら人以外も消えているのかもしれない。犬も猫も鳥も虫も木も建物も……全てが消えて、空白に『何か』が流れ込む。空白は『何か…

昔々、草原の地にリハーダという名の村があり、その村には２人の兄弟が住んでいた。兄はヨウという１８歳の少年で、弟はムサーカという１４歳の少年だった。そして、兄弟の両親は残酷にも侵略…

「犯罪者が出てくるブロマンスを書いて欲しい」によせて書きました。最低文字数を目指しつつ、黒髪長髪も出し、犯罪も犯してみました。主催の草森ゆきさん、お誕生日おめでとうございます！

『兄』は存在しないはずだった。

夕刻の赤い光が射し込む部屋に、兄の死体が転がっている。 ※流血あります。

大正時代――弟に恋する女性に、恋をしてしまった兄。 叶わぬ恋に焦がれる兄の、或る日の一時を切り取った、掌篇小説です。

深夜零時。 大学のレポートを書いているとスマートフォンが不意に鳴り、画面に表示された文字列が『兄貴』だったので電話を取ったら、開口一番がこれである。 ※流血あります。

自主企画『因習村座敷牢人外青年祭』参加作です。 俺の家には兄がいる。兄と言っても本当の兄弟ではない。同じ家に住んでいるだけのおそらく他人だ。ただ、あんまり自然にそこにいて、家族…

ルームシェアしてる兄弟が、お月見団子を買い食いしてるだけです。

七日間連続で1エピソードを上げろとトリがいうので。七夜分のオムニバス形式で書きたいと思います。続くかどうかは気力次第。 カテゴリは現代ドラマになってますが、実際にはわかりませんw…

『真夏の創作祭』の文言に誘われて。 中身については、捲るかタグでご判断ください。 たった1000字ほどです。 ※本作をお楽しみいただくには、イソップ寓話『北風と太陽』が必要で…

『【三題噺 #19】「兄弟」「金」「タブー」』によせて書きました。

人見知りだが希代のスクロール魔法使い・シルベは、なんか知らんがキツネになってしまった。魔法が使えれば元に戻れるんだが、手がそういう作りになってないんよ。忘れたい事実だが公爵令嬢。…

戦争続きの終末世界、二人きりの幼い兄弟は希望を探して瓦礫の街を歩く。 生まれる前の時代には当たり前にあったもの。 あの憧れの甘い甘い『お菓子』を求めて――。 （お題が難しくて投…

六人兄弟姉妹のお姉ちゃんは 本作は『小説家になろう』様にも掲載しております。

■「冷めきった食卓」……ある父親の話。「文体の舵をとれ」の練習問題より、「赤の他人になり切る」を実践しようとして失敗したものです。 ■「女の天啓」……ある女の話。同上です。いい子…

ふと思い浮かんだある兄弟のお話。掌編です。

ピエール：兄 ジャン：弟 舞台：フランス 赤と緑のショートストーリーコンテストは不参加ですので、場外編として。 お時間があればどうぞ。

いわゆる「背徳」小説です。 家族はもちろん、親兄弟・親類縁者・友人知人には絶対読まれたくないものです。 成人向け。