「悲恋からの恋愛」を含む小説

現代名 橋本千尋(前世 安倍吉近)は、幼い頃から人でないモノが見えていた。 彼の前世はかの有名な陰陽師である安倍晴明の側室六人目の子供だった。父より陰陽道も伝授していたが、父が別…

クラスメイトの女の子が死んだ。 そう、死んだはずなのに俺の眼の前にはその彼女がいるんだよね。 姿も見えるし声も聞こえる。 それって俺だけ？ 数奇な運命から幽霊と俺との交流が始ま…

帰らぬ騎士を待ち続ける若い娘と、彼女との記憶を失った騎士。２人を結びつけていたのは、本の形をした銀の首飾りだった――――。後味注意の叙述詩風シリアス悲恋ファンタジー。

※大人向けです。※四話目からとてもシリアスでヘビーです。特に五話（Bottom〜）は残酷です。 昼は静謐なビジネス・タウン、夜は歓楽街と摩天楼。 昼夜で異なる姿を見せる大規模な都…

「好きだけど自由でいてほしい。自由でいてほしいけど傍にいてほしい。矛盾してるわ」 　カトラン帝国、由緒正しきディシュタルト公爵家の後継者、ベネデッタ・フォン・ディシュタルト小公…

自身の人生に退屈していたひとりの少女がいた。いつものように眠ったはずの夜、夢の中で魔法使いと名乗る男に"呪いをかけてしまった"と知らされた。少女の呪いを解く方法は『愛の救済』――。

　相馬響は彼女が出来ない。 　 　男女問わず、ある一定のラインを超えると、関係が途絶えてしまっていた。青春を彩った大人になる為に、響は高校三年間の内に彼女を作ろうと奮闘する。 　…

稀少な治癒の力を持つ異能力者であるリュヴァルトは監禁されていた街から命からがら逃げ出してきた。 男勝りな侯爵令嬢アネッサによって一時は保護されたが、当主ジェラルディオンに見つかり…

ある日、17歳の誕生日を迎えて間もない百里家の嫡女が失踪した。その知らせが雲渓大陸中に広がる中、上官家に養女が迎えられる。彼女は目を覚ますと、自らの名前はおろか、一切の記憶を失っ…

1日1ショートショート、17日目。 紆余曲折の末にも報われない恋、ありますよね。現代ならば、2人の主張や思想に齟齬が生まれたり、或いは好きな人が"自分"以外を選んだり。 それがも…

事故で眠り続ける恋人のお見舞いに行った女性の様子は少しいつもと違うようで…？

あなたはこんなにも綺麗で、世界はこんなにも美しくて。素晴らしい物語に満ち溢れていて。 それなのにどうして私はこれほどまでに汚くて醜いのでしょう。 消えてしまえ。死んでしまえ。決し…

平穏な日常を送っていた主人公。しかし、ある日、神を名乗る者に友達である葵が連れ去られてしまう。彼女を助けるため、主人公は神との戦いに挑むことになる。 主人公は決戦に勝利を収めるが…

「――だから、私は後悔しない。 あなたと過ごした、あのかけがえのない日々を――」 男女関係のもつれが原因でクラス内で孤立してしまい、憂鬱な学校生活を送っていた高校二年生の女子生…

塔のてっぺんに住む目の見えない無垢な少女は、毎日お世話してくれるお父さまが大好き。お食事はいつもお父さまのお膝でいただきます。 そんなある日、お父さまが「噛みなさい」と自らの首筋…

僕が1番最初に書いた恋愛小説を再投稿してみました！！ クリスマスの日、私の彼氏は待ち合わせはできないと言った。どうして？まるで付き合ってないみたい...でも、そうだよね。わたしは…

『月狩りの森』とあだ名される深い森。そこには化け物が住んでおり、人間をおびき寄せては命を喰らうという。 そんな森に迷い込んだ少女に、精霊が恋をした。 それはきっと叶わない恋。月…

　ローマの五代皇帝、ネロ。 　後に暴君とされたその治世は、晩年こそ荒れはしたが、最初期の５年はローマにおいてもっとも平和と評されることもあった。 　十七歳で帝位についた、美貌の少…