「微妙な距離」を含む小説

俺、笹原大樹には、二人の親友がいた。一人は野球部のエースでイケメンの向居正人、そしてもう一人が学園でも一番と言われるほどの美少女な上月睦月。 実は睦月に惚れてた俺だが、正人と睦…

「人のことをとやかく言う前に、自分の愚かさと不誠実さについて思うところはないのか。程度が知れるな。不愉快だ。早々に立ち去れ」。 六年前、理不尽な理由から婚約破棄を突きつけられて…

第1回ルビーファンタジーBL小説大賞向けのあらすじ（1200字） 「はるか昔、この視界の王たる夢秤王は、香音（かね）を聞き分けられる人々に視界樹で作られた夢秤を授けた。彼らは「…

高校2年生の伊藤梨奈は、ある日突然の事故で入院してしまう。 バレー部のエース、クラスの人気者だった彼女。 しかし事故から復帰した梨奈の様子はどこか変わってしまっている。 周囲の…

俺こと久祁隼(ひさぎしゅん)には一歳年下の可愛い妹がいる。 ――名前は久祁小春(ひさぎこはる)。 小春は俺とは違って文武両道で容姿端麗、男子にも人気の女の子だ。 幼い頃はそれ…

欲望と執着の果てにある愛の形を探し求める青春ストーリー。 主人公の周りに広がるのは、青春の甘美さと共に行き過ぎた欲望と愛憎が交錯する友人達の網。友人らは、主人公の心を奪い合うた…

大学デビュー後にできた初彼女に早々に浮気され、たった2ヶ月で破局した葛城彰人はその後も彼女に浮気され続けて女性不信をこじらせてしまい、再就職後も彼女が出来ずにいた。 家族に心配さ…

百合のようなBLのような、微妙な距離感の青春ストーリーです。

同じ高校で出会った新井友貴（あらい　ともき）と、永友美月（ながとも　みつき）は、ぱっと見はカップルに見えるぐらいのの仲良し。クラスメートたちからも「お前ら付き合っちゃえよ」と言わ…

　身辺雑記。 　髪切るの苦手なんです。それをこのエッセイに認めました。 　みなさんは髪を切るの好きですか？

一章：再会の夜 二章：バー「ルミエール」での不意の再会 三章：過去の影 四章：アリサとカズヤの過去の関係 五章：秘密の約束 六章：二人の間の未練と今後の約束 七章：新…

友達みんなで遊びに行く約束の日の朝。一人暮らしの『彼』が熱を出してしまい動けずにいるところへ「彼女」がやってきた。初めは連絡もなく約束の時間になっても現れなかった『彼』を責める「…

※カドカワ短編児童小説コンテスト応募作。 ※小学生向けに書いています。 ※ネタバレ注意 双子の姉妹、未来と華子は正反対な性格をしている。姉の華子は明るくてものをはっきりと言う…

※ネタバレ注意 ・キャラクター設定 ●斉藤《さいとう》広樹《ひろき》　男性　十三歳 　犬名は「ブルベイグ・ダルリアハント」通常「ブル」。 　中学一年生。地方都市の県庁所在地出身。…

　『考証者』と『時渡』――それは、歴史を正す役目を負う者だ。 　数年前、それは書籍の記述から始まった。 　歴史書、古文書、そうした時代を伝える書物の記述が、突然、書き換わって…

「『勘違い』しないでね？」 学校一の美少女と言われている本宮花音は告白されることに辟易していた。 普段の花音は明るい性格で、誰だろうと気さくに話しかけ、誰にでも優しい人気者。もち…

酒井書店には私と同い年ぐらいの女の子がいる。 クラスメイトの酒井京子さん。 別に仲が良いわけではないが、酒井書店にはよく通うので名前と顔は覚えてしまった。 クラスメイト以上友達未…

日常はただ時間が過ぎているようで、いろんなひとと微妙な距離でつながっているのではと感じるカフェでの物語。日々を過ごす中で自分と他者の存在とはなんだろうかと問いかける作品。 アルフ…

僕と、僕の好きな相手と、僕の幼馴染の中学時代。僕の好きな相手は、小学校から中一まで７年間同じクラスの少女。幼馴染は、すぐ近所で幼稚圏から家族ぐるみで付き合いがある少女。僕と二人の…

裏社会を生きる世良葵とパートナーの桜葉司。 ある日、葵の事を『沙羅』と呼ぶ青年が葵の前に現れる。 アクシデントに巻き込まれ葵は記憶を失ってしまう。 司は、このまま葵の記憶が戻…