「山の話」を含む小説

　私の影がゆらりと揺れて、こんにちはとあいさつをする。 　私も私の影にこんにちはと返すと、影は気づかわしげにお困りのようですねと言ってくる。 　影は商人と名乗り、私の話と引き換え…

石はむやみに持ち帰ってはいけない、と教わりました。 どこに連れていかれるか……分かりませんよ？

こんにちは、平山美琴です。 小説初めて大体2年目。物語を書くのが好きでも読むのが苦手。

Googleマップで自分が昔行った場所を見返すことが趣味の私はある日、山の祠にピンが留まっていることに気づく。 「ずっと見てました」 レビューにはそんな文言があり……？

夜のジョギングを日課とする大学生。彼女が霞ヶ浦のヨットハーバーで出会ったのは、地元の観光名所にも「ネッシーのような怪物が住んでいたら…」などと妄想を自らの絵（ストリートアート）で…

　魍魎である清流（せいりゅう）にはある日課があった。それは、夜明け前に人里に下りて、一人の人間の女性に会いに行くこと。 　女性はいつも蔵に閉じ込められていた。 　外にほとんど出た…

これは、友人の体験談であり、僕の体験談でもあります。 友人が夜の山で撮影したものとは…。

　面倒ごとが嫌いなぼくはいつも傍観者だ。

婚約を破棄されて、山に捨てられました！　私のスキルは結界なので、私を王都の外に出せば、王都は結界が無くなりますよ？　もう、どうなっても知りませんから！　え？　助けに来たのは・・・

村と山

私の祖母が昔体験した話。上京前、地元の友達と山へ遊びに行き...

無益な、短い、詩のような話。

　ある夏の日。山中の東屋で、謎の綺麗なお兄さんに出会うお話。 　恐怖度は低め、ひんやりする感じだと思います。

【あらすじ】 平安時代、御堂関白こと藤原道長が生きていた時代、道長四天王の一人、平井保昌はある想いを抱き、悩んでいた。宮中で見かけた和泉式部のことが気になって仕方なかったのだ。保…

　遊びに来た友人に、アイス食いの冤罪をかけられる話です

　業務日誌に苦戦する男がなんとか書こうとする話です。 ※短話連作ぽくいくつか続いています ・#1 仙境に猫 ・#2 春風に雷鳴 ・#3 黄昏に老猫 ・#4 日常に花栞 は こち…

　猫がいっぱいいるところへ行く話です。 ※短話連作ぽくいくつか続いています ・#1 仙境に猫 ・#2 春風に雷鳴 は こちら ・#3 黄昏に老猫 ・#4 日常に花栞 ・#5 …

保育園に通っていた頃、近くのお寺に行った日に奇妙なことが起こった。

山に入ると、古びた小屋を見つけた。その小屋の中では、まるで空間が歪んでいるかのような不可思議なことが起こった。