「安楽椅子 短編」を含む小説

高校生である累（かさね）は、ある日の下校途中、信号無視をしている同級生を発見する。その生徒は青信号の前で立ち止まり、赤信号になるのを待ってから横断歩道を渡るという不可解な行動を繰…

葉隠泥治郎は売れない純文学作家である。ミステリは門外漢であるから、事件の謎など解けるべくもない。しかし彼の描く絵空事は、今日もどこかで事件を解決している。 ※2〜5話程度で1エ…

角野愚知と語り手の安楽死探偵ものです。

ひとりホテルのバーに行ってみたら、愚痴を聞いてくれるバーテンダーがいて…… カクヨムコンテスト10短編部門に応募してみます

自主企画「【三題噺 #77】「屋根裏」「椅子」「少年」」の為に書いたもの。小説家の女性が、夏の間に訪れた別荘で体験する少しエロティックな物語。江戸川乱歩オマージュ作品。

「殺人事件の容疑者に有名人の名前が挙がったので、マスコミに漏れる前に本当に犯人かどうかを推理してほしい」 そんな厄介な依頼が、警察から探偵の下に持ち込まれる。 しかも、その有名人…

安楽椅子探偵とグルメミステリを掛け合わせました。

胸と態度がやたらデカい迷惑な来訪者のお願い？ もう一度、暗号解読するはめに・・・。

退屈しのぎに一杯いかが？ 野暮なことは申しません。嘘に付き合うのもわたくしの仕事。 もちろん、秘密は秘密のままで。 謎は――謎のまま放ってはおけない性分です。 創作フェスに参加…

天宮禅南の元に、とある男性の事故死についてのメールが届く。 依頼者はその死が本当に事故死だったのかを疑っているように思えた。 ニュース記事、故人の情報、現場の写真を元に、その死の…

カクヨム読者への挑戦状！！！ 細かい前提を抜きに、短く、気楽に読めるミステリー（会話劇）です。 本文中に、謎を解くヒントは全て提示します。 勘の鋭い方ならすぐに真相にたどり…

アナ視点の物語。天才軍師アナの逆鱗に触れたおごれる者たちの末路。短編全６話（１話２,０００字以下/全１０,０００文字程）。 ☆ リア国とジド国の戦争は休戦した。勝利を収めたリ…

ある日の放課後、中学生の木下幸太郎は同級生の峰岡沙雪と２人でマクドナルドに寄った。生まれて初めてのマクドナルドにソワソワする沙雪。しかし混雑した店内の中で、新人らしきバイト君がミ…

『異界』。ここではないいずこか、無数に存在し得るといわれる並行世界。未知の世界を観測すべく選ばれたのは、刑の執行を待つ死刑囚Ｘであった。 ……それはそうとして、俺たちプロジェクト…

男爵家の長子であるギリスは内向的な正確で友人がいなかった。 そんな彼にも一人だけ、一度でいいから言葉を交わしたいという相手がいた。 行きつけの喫茶店、そこの常連客である美少女だ。…

ペット探偵が本格的な謎を解く、安楽椅子探偵ミステリです。 ミステリファンの姓名鑑定士・私、パートナー、親友、ペット探偵の四人が湘南のカフェで織りなす、謎解きミステリ。 連作短編、…

部屋の中から聞こえてくる泣き声に、私はいてもたってもいられなくなりました。 「すみません、入って良いですか」 「え？！　ちょ、ま、待って！」 「入りますね」 「待ってって！」 …

幹久は会社の上司である七海のもとへ、ある謎を持って訪れる。 それは若竹先生が実際に遭遇した、不可解な両替に関するものだった。 幹久と七海のコンビは、病床から事件の解決に挑む。

住宅街にひっそりとたたずむレトロなテナントビル。その三階には居心地のいい探偵事務所があった。 一言多い私立探偵不動国光と気のいいおせっかい焼きな助手の毒島春雄。まるで水と油のよう…

『３日前に返された、国語のテストの結果を発表する。 　芝浦勝真、９９点。結月奏、９６点。牧原凜太郎、９０点。……』 　２年Ａ組の放送スピーカーから、突如、クラス全員のテストの点…