「妖精 秘密」を含む小説

Ｋ大学には、ふしぎ現象同好会、なるものが存在する。 加来文乃と夜見陽汰は、同好会のメンバーで、自称ふしぎハンター。ふしぎな話を色々と聞き集めている。 今回は、ガセネタだろうと陽汰…

【小説4巻&コミカライズ1巻、発売中！】 　高校卒業と同時、僕——波多野翠（はたの　すい）は父を亡くした。母は幼い頃に失踪したと聞かされていたから、これで天涯孤独となってしまっ…

　小学６年生の九美しおりには秘密の友達がいた。妖精の豆本屋、ブック・マークだ。背中にトンボのような羽を生やし、緑色のもじゃもじゃの髪の毛にピンクの肌、白いエプロン姿をしている。 …

中学生の結愛には、秘密がある。 彼女が困っていると、必ずと言っていいほど「妖精さん」が現れて助けてくれるのだ。 ただ、大きくなるにつれ「妖精さん」がぶっきら棒になって行くのは、…

ある日、学校から帰ると本を抱えた彼の姿を見つけた。 図書館で借りてきた妖精の本。 精霊、妖精……。彼と話していくうちに、衝撃の真実が明らかになる。

休日はバリバリのヲタクルックに身を包み、大型書店HONUBEのカードゲームコーナーでバトルに興じる最上（喪神）だが、そこに一歩足を踏み入れるなり盟友タキザワ氏が興奮気味に駆け寄っ…

妖精王の治める「妖精の国」の隣にある人間の王国「フェアリル」に、一人の姫が誕生する。 美しい人間の子どもに目がない妖精王は、見目麗しい国王と王妃の子であるその姫に目をつけ、妖精の…

　ライは、辺境の森で村人に拾われたが、貧しい村ではライを養う余裕はなかった。それでも誰か探しに来るかとしばらくは村人の家で育てられた。そんな幼子を薬師のお婆がただ一人気にかけてく…

「これから、何を描き足すおつもりですか？」 　一瞬目を丸くした姫は、恥ずかしそうに笑った。 「そこまで沙稀《イサキ》はわかるのね」 「そういう構図でしたから」 　姫が歩き出し、護…

灼熱の太陽が照りつける砂漠の真ん中で、男は喉の乾きに耐えながら待っていた。 全ては「妖精の水」を再び手に入れるために。

　山口県萩市。かつて長州藩の本拠であったその地に存在している超戦力。それが〝萩市立地球防衛軍〟である。 　今年もKAC2025、即ちカクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ…

大学の近くのアパートの引っ越してきた慶太。その部屋にはある秘密があった。

とある国のとある秘密の花園には、妖精の国へと繋がるトンネルが隠されていた。 妖精達に認められた者しか通る事が出来ないそのトンネルから、相棒の妖精と共に人種の国へと１人の少年がやっ…

歴史ある学園に入学した12歳のリルカとアダム。 学園には不思議な話がいくつもあり、その1つが【妖精の部屋へ続く秘密の扉が西の庭園に現れる】というもの。 昔おばあ様が受け取った指輪…

とある会社で、とある先輩後輩の一幕。

有名なイギリスの古写真をきっかけに明かされる、ミステリアスな先輩女子の意外な一面とは？ KAC2025のために書いた連作短編です。 前回 https://kakuyomu.j…

今大人気のアイドルの私は、その可愛さから現代の妖精と言われている。だけど、私には秘密にしていることがあって……。

会社の炎上案件で倒れた俺は、目覚めると生前やっていたゲーム『ブレイドルーン』の中に転生していた。……ゲーム序盤で主人公に裁かれる最低の悪役『ゴミカス伯爵』ゴットハルト・ミハエル・…

　冬の帳村と呼ばれる小さな村で生きる十七歳の少女──新奈は、物心付いた時から孤独な日々を過ごしていた。新奈以外の、その村で生きる人たちは、雪が降ると当日の記憶を無くしてしまうから…

「KAC20253」「妖精」 「なんでこんな場所を選んだんだ？」 「えっ、どうしたの？　顔が青いよ」 　かれ、宮守君は曾じいさんが神官さんという家系。 　子供の頃は色々見たと言…