「女陰陽師」を含む小説

　この世には魑魅魍魎が住んでいた。私達陰陽師は魑魅魍魎の妖より人々を守り、この世の秩序を保っていた。だが強大な敵により秩序は乱れ、次第に妖の有利な世になっていき、私達の住まう場所…

響国の都。日常的に妖や式神が存在し、呪術が使われている世界。陰陽師として忙しく働く美緒は、ある日、東宮の警護に当たるよう命じられる。 東宮の後宮には最近大臣家の姫君である華奈姫が…

俺は不動産勤務（三年目）の皆川公安。 閉店間際に訪れた客、瀬川歩歌。 彼女は今すぐ部屋を見せて欲しいと言った。 時間も時間ではあったが、仕事なので仕方なく彼女をその物件に案内し―…

火当輝耶（ひあたりかぐや）は、もうすぐ十五歳を迎える、頑張りやな女の子。 十年前に行方不明となった片想いの少年、皇牙（こうが）が忘れられず、結婚をしぶっていたところ、皇牙の面影が…

主人公、ハルカ＝アベノは前世では『最強』の陰陽師だった。転生した先で、彼女は〈カロン〉というロボットと出会い、前世で培った陰陽術を組み合わせて、その『最強』の力とともに理想を目指…

「ヴィオラ・ディフォルツァ！　四大属性魔法を使いこなせない我が一族の落ちこぼれでありながら、謀反を企むとは！　王子との婚約は破棄、そして、この国を去るがいい！」 グロンブーツ王…

皇帝の突然の崩御によって、国宝である護（まも）り刀の力が失われてしまった、皇雅国（こうがのくに）。結界を失い、『あやかし』に村ごと食われて天涯孤独の身となった沙夜（さよ）は、祖母…

――――妖怪が大量に発生する「繁忙期」になると、いくら陰陽師と言えど 過労になるものである。 　22歳の高専卒のとある陰陽師は、今日も 後輩と共に仕事に向かっていた。 　…

・真面目なあらすじ 日ノ国に遺る神器の一つを密かに継承する須佐一族は、国家安寧のため祈祷を続けていた。 しかしある時、その力を欲した勢力の襲撃により、隠れ里は崩壊してしまう。 …

いつもは超名門女子小学校に通っている女の子のあき。 不可思議な式神たちと、心の友、引き籠り中の少女ゆきちゃんとの物語は進行中♪

　魔王・魔神を越えた存在として畏れ慄かれていた超魔神皇。 　強さの頂点を極め、永劫の時を誰1人として相対する者が存在しないと知った彼は、人間という存在に憧れて転生を決行。 　転…

VTuberを名乗り始めたお稲荷さんの日常！！！！ 油揚げが食べたい……。狐の妖怪の本能である。 クー子は空狐であり例に漏れず、油揚げが食べたかった。なんならきつねうどんも、きつ…

京の都の華やかなりし平安の時代。そんな時代に見鬼の才ありの美しい姫がいた。右大臣家の大君こと鈴子姫である。彼女は薄紅の夕暮れ空の下で生まれたことから、「薄紅の姫君」と呼ばれていた…

時は平安の末。 世は地獄であつた。 飢饉、火の災い、盗賊の繁茂、都の腐敗。 だが其の中でも花は咲いてゐた。 穂は実ってゐた。 若葉は芽吹いてゐた。 ──筈だった。

安倍晴明――それは誰しもが知る、最強の陰陽師。 その名を冠する女陰陽師、霧子もまた最強の称号を持つに相応しい――のだが、とてつもなく脳筋系陰陽師だった。 大抵の問題は物理的手段で…

自称女侍のともこさんと、自称陰陽師のきーとくんは、仲良しだったはず。

　トラック転生した金倉七大十。目覚めると川を「どんぶらこ」と流れていた。 　たまたま通りがかった舟に助けてもらうも枷を嵌められ売り飛ばされてしまう。しかし七大十を買い取ったご主人…

◆冰翠（ひすい）：大正＆昭和調。ミステリーＳＦ風内偵譚◆ 謎が少しずつ増していきます。内偵の任の真意は、その後明らかに。 ♣魔法や陰陽に見紛うオーバーテクノロジーを扱うＳＦです…

明治五年、東京は新政府に代わって妖魔が跋扈し、遷都間も無く東京は穢土と呼ばれた。 廃仏毀釈により、神仏の加護が薄れ、日本全土は溢れ出した魑魅魍魎に脅かされた。 事実上壊滅した政…