「地元 怪談」を含む小説

新型ウィルスの蔓延で緊急事態宣言が出された。家から出ずに暇を持て余していた俺のもとに高校の時の友人Kから連絡がある。地元に戻ってきているKに会いに行った俺は不思議な話を聞かされる…

地域に伝わる奇妙な伝承「迷い蛾」、止まられた者は別人になり変わるという。地元の古い伝承のはずが、通っている学校には「迷い蛾」にまつわる怪談が伝わっていた。 美術室に残っていた大…

あれは20歳くらいのとき、帰省した地元で出会った女の子と夜の海へドライブに行ったときの出来事。 楽しいはずの異性とのドライブが、戦慄の体験になるなど、予想もしていなかった。 …

現代日本の片田舎、七五三で氏神様にお参りするため観魂神社へと向かう少女・鈴鹿千歳と両親は神社のある山に到着した。 麓で車を停め、先に母と千歳の二人で神社までの石階段を登っていく。…

　桑名光輝《くわなこうき》は自身の地元である御粕會町《みはくえまち》を何するでもなく散策していた。三十を手前に兄弟達からはしっかりしろと喝を入れられ、上司からは企画を作れと圧を掛…

就職で県外に出るか地元に残るか悩む『僕』に対して、父は昔の話を語り始める。 死んだとされている母は、実は家を出ていっただけだということ。 そして、父はかつて、雪女に会ったことがあ…

学生の頃、地元にいた奇妙な老人の話を聞かせていただきました。

地元の殺人事件から着想したとのことでした。

西瓜と俺とソウタの夏。 *申し訳ありません！企画さまのレギュレーション違反をしてしまったので、そちらからは削除致しました。内容の変更はありません。

どんな地域にも都市伝説や怪談の類いはあるかと思います。私の地元にもそうした噂話はよくありました。これは私が通っていた小学校でまことしやかにささやかれていた都市伝説をまとめた記録で…

盆の13日に、墓へ故人を迎えに行く風習がある。 迎え火、と言っていいのだろうか。 夕暮れ時、墓にロウソクを灯したら提灯へ火を移して家まで帰る。 ところで、あまり関係がないが墓にま…

【完結】 地元の幽霊屋敷に忍び込んだ二人の大学生。 しかしそれが思いがけない事に──。 『怪談はどのように産まれるのか』

これは私の地元で噂になっていた怖い話です。

某地方の山奥にある九郷女学園には、六歳で学園に入学してきた生徒が十二歳のお姉様と疑似的な姉妹の契りを結んで同じ部屋に暮らす姉妹制度があった。 天涯孤独の八千代は、才色兼備の七鳴を…

神居村に移り住み、九ヶ月。 七支杏矢は年の瀬を雪深い神居村で過ごし、大晦日から正月にかけて冬休みは実家へ帰る予定を立てる。 懐かしい生まれ故郷の神居村から離れ、育った地元へ帰る…

　三年前に生まれ故郷の神隠市へ戻ってきた中学生の椋伍は所謂「視える」「触れる」人間で、地元にある不思議な決まりや曰くを紙に書いてまとめては危険なものに「塩をかける」ようにしていた…

　SARF×カクヨム 短編こわ～い話コンテスト（朗読型）応募作です☆ 　シナリオ型を書いたので、朗読型も一つは書いてみたいなと。 　地域性重視なので地元・松本市にある巨大な振…

会社の夏季休暇を利用して元同僚、佐伯旬の地元に遊びに来ていた神崎淳は、ある寺で毎年恒例になっている怪談話を聴いていた。面白がって旬は淳を連れ、ある島に行った。だが、それが全ての悪…

幕末期、京都伏見の船宿・寺田屋には勤王の志士の一人、坂本竜馬が女将お登勢の配慮で身を寄せておりました。 竜馬はお登勢の子供達を二階に呼び寄せては、怪談話を聞かせるのが好きだったと…

秋田県、男鹿半島にある赤神神社五社堂。 ここに祀られているのは神だけではない。 ２人の両親、そして３人の子供。 計５人の鬼が祀られていた―――