「同性愛（友情）」を含む小説

吉田不二代（よしだ　ふじよ）は、ある日イケメンなクラスメートの井道愛世（いどう　あいせ）に、自分が腐女子だと知られてしまう。しかし愛世の反応は、不二代が予想していたものとは違った…

「めんどくさいのが、えっちゃんだからね。ちょうどいい頃迎えに来ようと思ってたんだ。そろそろかなって」 　私はこうやって、いつも瑠花に救われる。 　同性との関係をカミングアウトし…

2024年12月1日文フリ東京の新刊「恋とじて愛ひらく」に収録しております。 2020年発行の同人アンソロジー（主催：柳ヶ瀬舞様）「LGBTQA創作アンソロジー Over the…

私は、中学で出会った優秀なサクラの事を慕っていた。サクラが、ギャルのようなマイクロミニスカートを持っていることを厳しい父親に咎められたある時から、私はサクラの理解者になることを決…

小学三年生の頃に喧嘩別れした少女と少年が中学生になって再会する話。 ※本作は「家族の形」のスピンオフ作品となります。

柊紅葉（ひいらぎもみじ）は女装が趣味の高校生で、バスケ部で副キャプテンを務める同級生・桜庭正陽（さくらばまさはる）と仲良くしていた。 ある日、その桜庭から告白される。それは紅葉の…

主人公の僕は高校２年生。川嶋六大。 18歳が成人になり、結婚も18歳から親の同意がなくても出来ることになった。 僕自身も来年は18歳で将来のこととか、結婚のこととかが身近に感じる…

主人公の美里は婚約相手の浮気調査をしていましたが、その結果を目の当たりにしショックを受けます。それから相手の本性を知り、浮気相手だったという「異性」と出会い、そこで自分たちは過去…

同性愛者であることを隠していた少年が一人の少女に出会い、自分を認めて堂々と生きられるようになるまでの話。

故郷で起きた事故の煽りで結婚を延期し、職を求めて居候となった渚さん。彼女は深夜、数珠代わりのモモイロサンゴのブレスレットを握って謎の神像に祈りを捧げていた……。

　僕はズレている。世間一般で指し示す恋を汚したような最低な人間、なのかもしれない。 　彼もきっとズレている。頭は良いし運動も出来るし顔も良い、そんな彼は僕を友人とした。 　僕らは…

高校2年の夏 幼馴染からの相談された内容は僕を困惑させた 恋愛経験未熟な彼女の為だ 幼馴染の僕がひと肌脱いでやろう―― 初投稿になります、短編小説です

この小説は、予めテーマや時代、登場人物などの設定を一切決めずに、相手の書いた内容を読んで、次のストーリーを膨らませていくというやり方で、二人の中年男性が、平成二十九年十二月から約…

時は2001年の初秋、関東北進会系暴力団の組員・北原修司は、十年間の服役を経て再び社会に舞い戻る。だが修司が新たに目にしたそれは、服役中に執行された“暴力団新法”により疲弊した…

時代を超えて複雑に交錯する連作青春小説 この小説は、予めテーマや時代、登場人物などの設定を一切決めずに、相手の書いた内容を読んで、次のストーリーを膨らませていくというやり方で、…

ある者は彼らのことをこう言う。自らの障害を取り除いてくれる天使である、と。 また、ある者は彼らのことをこう言う。大切な人を奪った悪魔である、と。 そしてまた、彼らは彼ら自身のこと…

「高校に入って初めての夏、親友に恋人ができた。」 　友達とも恋人とも言えない二人の、晩夏のお話です。

園部群青が残した作品にまつわる短編集です。 『晩夏』曾祖父の遺言に縛られている私の、愛とも恋とも呼べぬ心の内の話。 『猫と東雲』厄介な幼馴染と鍋焼きうどんを食べる話。 『梅と残…

忘れられない夏…… 記憶に残る夏の残像は、誰の心にもある事でしょう。 また、これから訪れる夏が、まさに永遠の軌跡を縁取る夏、と成り得るかもしれません。 １７歳の、あの夏…　朱美に…

枢軸側の勝利に終わった第二次大戦後の世界。 台湾をルーツに持つ青年・ユーヒェンは、天才生物学者・篠田丞と友人になる。 丞に心酔するユーヒェンは、彼と過ごす時間を喜ぶが――。 一…