「冬 初雪」を含む小説

北の国では十月の終わりには初雪が舞う。 その先触として小さな白い雪虫が…。 この土地に赴任して間もなく遭遇した、 決して忘れることの出来ない小さな事件。 あれは初雪と見紛う程の、…

春の桜、夏の祭り、秋の紅葉、冬の雪。 移ろいゆく四季の中で、深まりゆく二人の愛。 葵と瑠璃が紡ぐ、心温まる365日の物語。 桜餅を作りながら交わした春の約束。 夏祭りの夜に感じた…

一章： 事故により左足を失った主人公・望月朔夜は一人では学校までの坂道を上れない。 仕方なく幼馴染の由紀と手をつないで登下校していた。 だが――由紀はいわゆる学園のアイドル。平…

　ある初雪の日、めんどくさがりのインドア高校生である僕・佐倉灯（さくらともり）は一人の少女に出会う。 　彼女の名前は舞代六花（まいしろりっか）凄く可愛くて可愛くて可愛い美少女転校…

医学部に通う大学生の相川は最近、心霊現象に見舞われている。オカルトマニアの友人に「そういうのに詳しい人」として紹介された同級生、守屋は知り合いだという年上の男を連れてくるのだが、…

トロ川様主催「シナリオライター小説アンソロジー　冬息」に別名義(ぽに大根)で寄稿させていただいた小説「初雪候」に出てくる人たちのスピンオフ短編を載せていきます。 アンソロジーの…

私の住む福岡で初雪が舞ったので冬についてのエッセイ。

12世紀末風の世界を舞台とする一人の少女の漂浪記。 　幼い頃に国を失い，政治的アジール《学院》で亡命生活を送るエルスク王女メルシーナ。 学生として大きくなった。だが，成長に伴い…

日頃の行いが悪いからそういうことになるんですよ、ビッスム殿！ ※この小説は小説ストーリーテラー（現在閲覧不可）に掲載されていたものです。 ※小説化になろう、ノベルアップにも掲載…

秋の終わりのこと。 村はずれの丘の上に一匹で残された子猫が、空を見上げました。 『”雪迎え”が通り過ぎた後には、初雪が降る』それを教えてくれたのは、子猫の肩の上に下りてきた一匹…

｢千羽鶴｣と対になるお話

北海道の札幌大通公演を舞台にした高校生の物語です。 14000字程度の完結済みの短編ですので、お気軽に読んでみてください（＾＾） ～作品紹介～ 札幌の高校に通う「冴えない後輩…

冒頭 雪が降るので恋しくなるのです。 あらすじ 帰り道を歩く男は、携帯電話で彼女と連絡を取る。彼女のアパートに着くと、不思議な事が起こる。そこにいるはずの彼女が……。

奇妙な風習をもつ町に転入した主人公の一冬の物語です。 2013年のコバルト短編賞で最終候補になったものを若干改稿しています。 ※別サイトの短編賞で準グランプリをいただきました！（…

転校先の学校に馴染めなかった【僕】には、当時友だちがいなかった。 「友だちなんていなくったって…」 ユキとはじめて出会ったのは、そんなことを考えはじめていた、冬の終わりの日だった。