「偽者」を含む小説

◆カクヨムコン9 恋愛部門特別賞受賞しました！応援ありがとうございました！ → 『どうも。ニセモノ聖女です! 猫被り王子に「婚約しないと正体をバラすよ」と脅されてます。』に改題の…

公爵令嬢エレンティーナは婚約者である第二王子グリアムに疎まれ、虚しい学生生活を送っていた。 耐えられなくなって中庭で泣いていると、迷い込んできたらしい赤目の黒猫と出会う。 赤目の…

　バレリーは１０年前に許婚であった公子が失踪し、その行方が知れず神に縋る気持ちで教会に通い、修道女となっていた。その彼女のもとを前大公夫人である大叔母が訪ねてくる。失踪していた許…

高校二年生の不破後無（ふわあとむ）は道を歩けばすれ違う女子が振り返る程のイケメン。 しかし、彼には誰にも言えない隠し事がある。 ある事が理由で女子高生の〇〇を採集していた。 …

ひき逃げ事件の背後に隠された闇を追う若手刑事・磯山は、捜査の過程で次々と名前と戸籍を捨てて逃亡する男「梶原」に辿り着く。 しかし、梶原がなぜ過去を捨て続けるのか、その理由は未だ謎…

定年間近の刑事、安西が出会ったのは、突如として夫を轢き逃げで失った、妻・三枝子。 しかし、捜査が進むにつれ次第に明らかになる、夫のとある奇妙な矛盾。 なんと、彼女が愛した筈の夫は…

『ときめきの中華・和風恋愛小説コンテスト』応募作品です。 ――昔、渇きに喘ぐ村を雨呼びの力を持つ青年、雨神様が救った。 そんな建国伝説の残る国、天叶国（あのうこく）。 弱小豪…

時はヘイアンの世——。安穏を目指していた帝の世に、事件が起きる。後宮に仕える女官らが次々と行方不明に。事件解決のため、帝の瑞獣である水影（みなかげ）と麒麟（きりん）が女官に扮し、…

月夜の挑戦者の挑戦を受けて異世界へと転生した怪盗ナイトメア。 その挑戦を終えた彼は自らの記憶を全て奪い元の世界へと帰還した。 そして4年が経過した元の世界。 彼は驚きの事実を…

「この大嘘つきめ、恥を知れ！　聖竜を呼べないということは、貴様は偽の竜巫女なのだろう」 皇国サニアの竜巫女アマル。 偽者だと罵られて追放されたところを、クラド王国の第五騎士団長…

おやあ？王女殿下？今日、王立学園の卒業パーティーだよね？今年は王女が卒業するってんで、盛り上がってんだよね？聖女様も楽しみにしてたんだけどね？なんで聖女様を裁いてんの？え、罪人だ…

いつからだろう。 僕の心に、ポッカリと空いている穴を 自覚して、生きていると実感したのか。 いつからだろう。 目の前の映る景色に、色が失われたのか。 いつから…

数年前に発明された『物語の世界に入る装置』。 オタクの願望を叶える夢の技術を悪用し、童話の世界に悪党どもが逃げ込んだ。 彼らを追うのは捜査一課の特殊捜査班『リセクション係』の先輩…

ゲームや漫画が好きな大学生、宮本総司は、なんとなくネットサーフィンをしていると、アムゾンの購入サイトで妖刀が１０００円で売っているのを見つけた。デザインは格好よく、どことなく惹か…

どのような人間であろうとも、世界にとっては唯一の存在である。

勇者の登場によって瞬く間に四天王のうち二人を失い、いつ魔王城が陥落するかも分からない危機的状況に置かれた魔王軍。城内に絶望感が漂う中、勇者を倒すための計略の案が二つ浮上した。 …

ある日､王城に呼び出され､偽者扱いと婚約破棄を告げられた､聖女・リリス｡ 彼女はそれならば…と｡

ぼくは鏡の向こうの『僕』と鏡の外側の座を取り合っている。 〈"ボク"という言葉の説明〉 ぼく …語り手、鏡の外にいる時。 『ぼく』 …語り手、鏡の中にいる時。 僕 …語り手にと…

忍びの末裔の少女・依都は、莫大な借金の形として、主君の身代わりで冷酷無慈悲な軍人・東堂園悠臣に嫁ぐことに。すぐに偽者だとばれてしまったが、悠臣は「お前、俺の嫁になれ」と依都のこと…

大富豪メディリアス家のお嬢様であるユラシェは、心臓発作を起こして昏睡状態となった。 目覚めたのは一年後。 愛情深い家族、思いやりある友人、美しい街並み。 なにも変わらないように思…