「作品 文学」を含む小説

――五色の不思議な花が願いを叶えてくれた あるところに五色の花びらを持つ不思議な花があった。 その花は花びら一枚ごとに、色に合った不思議な力で願いを叶えることが出来た。 伝説を…

殺して、生まれ変わりたい。 3年前に書いた作品です、供養。

　自殺しかけたタクシー運転手は、心療内科に診察を断られて急速にバランスを崩していく。心の形を保てないなら、人は、けだものになるしかないんだ。 ●自主企画「第一回 大暴力小説大会…

SARF × カクヨム　短編こわ～い話コンテスト （朗読型部門）に応募する作品です。 （2022年は7月にイベントを実施しているので、夏に聴くことを前提としています） 札幌の豊…

本格小説推理の傑作：9本館シリーズ、『無人生還』、『占星術殺人魔法』など。 社会派推理代表作：『白夜行』、証明三部作、『点と線』など。 冷酷派代表作：『マルタの鷹』、イヴァン・タ…

――島が二つに割れてトリと会えなくなった 僕はある日小鳥を拾った。とってもかわいい鳥で僕はとりこになった。 でも突然僕の住む島が二つに割れてしまい…… 二つに別れてしまった島…

■あらすじ 　神和泉のペンネームで活動する小説家、福永修司は自宅で日本最高峰の文学賞、茶川竜太郎賞の受賞可否の知らせの電話を待っていたのだが……。 ※400字詰め原稿用紙換算枚…

映画『わたしを離さないで（原題: Never Let Me Go）』を観た感想を800字で記すKAC20245応募作品。

思い出を美化してしまうことはよくあることだ。そんな僕も10年前に会社で出会ったあの子のことを今でも忘れられない。いや、日に日に彼女への想いが強くなる一方で、何をしてもとにかく最初…

――ここは暗い夜の中。離さないで、そして話さないで 月の見えない静かな夜にある儀式をおこなうと夜の世界に行けるという。 少女は夜一人こっそりと家を出て儀式を行う。 そこで出会っ…

小さい子はすぐにどこかに行ってしまいます。 だから、母親がぎゅって手を握る。 ５分で読めるショートショート。 隙間時間にどうぞ。 KAC「はなさないで」参加作品です。

意を決して、大仕事に取り掛かる。 誰でも経験のある緊張する瞬間と喜び。 KAC2024 第5回 お題『はなさないで』参加作品です。 初かな。全年齢層に読んでもらえる作品になり…

＜屑カゴの小説から＞ 昭和のドラマ。 そこには「刑事の家庭」が綴られてありました。 警察署の屑カゴに捨ててあったので、つまらなかったらまた捨てて下さい。 　この作品は著作権を放…

人間と神が共存する世界。大陸は統一され、多様な文化が入り混じり、平和が訪れたかに思えた。しかし時を経て邪神は人間と善神によって迫害され、スラムの街『インフェルノ』へと追いやられて…

――空にもささくれってあるんだなって あるとき空を眺めていたら、ひび割れたような隙間と隙間から垂れている何かが見えた。それはまるで空のささくれのようだった。 少女はそのささくれ…

小学六年生の三学期、卒業まであとわずかという時に、隣の席の彼は転校していってしまった。 ※KAC2024参加作品

休日の恋人同士 狭い部屋の中での幸福 世界は優しい音に満ちていて 誰もが満ち足りているような、物語 KAC第４回「ささくれ」参加作品 ５分で読めるショートショート 隙間時間に…

　思い出す度に苦しくなる、恥ずかしい記憶の数々。 　小学生の頃にイジメられており、周囲との折り合いが悪い主人公は、数々の恥ずかしい経験をしていた。伊達眼鏡をかけて馬鹿にされたり…

　主人公の男は、自己顕示欲が強く、周囲に対して何かとイキってしまう。そんな男が、高校生から大人になるまでのイキってしまった行動の数々。 　高校時代に主人公はイジメられており、悶…

――箱の中にはたくさんの素敵な世界があったんだ 箱の中は別の世界への入り口だった。 僕にとってこの箱は、不思議で素敵な箱だった。 この中に入れば、いつだって自分の望む世界に行く…