「モノノケ」を含む小説

姉・葵（あおい）は幼少期から霊を視たり感じたりする特異な能力を持っていた。 一方、弟・昴（すばる）は霊能力はないものの、古書や民俗学、祖父母から伝え聞いた神道や呪術の知識を熱心に…

2040年。今より少し科学の進んだ世界で、科学の手には負えないモノノケを狩る人々-霊者がいた。 霊者の一派、言霊師の名門である手奈土家の次期当主・唄羽は、一度も実戦に出た事が無い…

　私は清水未申（みみ）、小学五年生の春から藍苺（らんめい）町に引っ越してきたんだ！　実は私、昔から変なモノ——物の怪が見えて、それが原因で前の学校でも、まあ、うん……色々あって、…

室町文学異類擬軍記物の白眉『鴉鷺物語』を勝手に解体、分解、再構築。ギリシャ神話から『今昔物語』、『万葉集』から『サラダ記念日』、キ〇ィちゃんからゴ〇ちゃんまで、古今東西のあれやこ…

真っ赤な血のような空に、荒れた大地、徘徊する生きた死者。そして、超常の存在、「モノノケ」。地獄のような世界を舞台に、狩人七灯焚がモノノケや上位存在を狩ってゆく、ダークホラーファン…

モノノケ忌譚の主人公の相棒、三国黒桐が主役の外伝小説。果たして彼が得るのは救いか、破壊か...

　モノノケが見えることで狂人扱いされてきた少女、四辻茉莉。彼女は最愛の両親とペットを亡くし、自らも命を絶とうとしていた。そこに現れた謎のシルクハットの青年、鴨公宏。彼は茉莉の自殺…

　この物語は人間以上人間未満の未来のモノノケ少女たちが跳梁跋扈する未来世界のガールミーツガール。 　ボッチ大学院生の山本似愛は2016年に死んだ。しかし、その遺体は完全に死ぬ前…

捨て子だった主人公、ユキト。しかし、その正体は、、、、次々と出てくる強敵たち、、、 なぜバケモノが生まれたのか、、、この世界の真相は？、、、 世界の裏に隠された科学力。 記憶、意…

言葉に力を乗せて闘う異能力者『言霊師』。 中でも東京の「火村家」、京都の「手奈土家」、福岡の「金崎家」、宮城の「水面家」、高知の「木戸家」、は「五行家」と呼ばれる有力な一族。 奥…

あらすじ 村上春美は4歳の娘の詩を残してこの世を去った……はずであったが 娘の詩（うた）が心配で幽霊になり13年間娘を見守っていた。 ある日、詩から母親に触れたいと言う話を聞く。…

幼い頃、都市伝説の『八尺様』に魅入られた一人暮らしの高校生、影井幽恋。 彼は八尺様に恐怖し、地元から逃げていたが家族にお盆の日に帰って来るように言われる。 そこで彼は恐怖の対象『…

　世は平成の時代。妖怪やモノノケといった者たちが忘れ去られた時代に一匹の化け狐がいた。その狐はフサフサと柔らかい毛を持っており、綺麗な澄んだ目をしているとても美しいメスの狐である…

　トラック転生した金倉七大十。目覚めると川を「どんぶらこ」と流れていた。 　たまたま通りがかった舟に助けてもらうも枷を嵌められ売り飛ばされてしまう。しかし七大十を買い取ったご主人…

とある村の学校に転校してきた甘宮(あまみや)りんごはクラスメイトである九重(ここの)ひびやと出会う。ひびやの父は神社の神主であり、そこには『モノノケ』がいると言われている。2人と…

《「推しメン」原案小説コンテスト応募用短編作品》 【あらすじ】 　舞台は妖魔が跋扈する日本。国は妖魔やあやかしへの対策機関として陰陽省および、『あやかし公安局』を創設する。 …

借金返済に奔走していたある日のこと。 柊冬木は条件付きで借金を肩代わりしてくれるという怪しげな美女と出会う。 その申し出を快諾した冬木は、美女から借金返済に充てる金と、タイトルが…

四百余年余り昔、彼の岸との繋がる扉が開かれた。 そこから出てきたモノノケたちと人間は、“人間社会のルール”を守る事で共存の道を歩む。 しかし、それは彼岸の獣と呼ばれたモノノケた…

　大学に入学した厚は美波と出会う。二人とも互いに好意を持ちつつも、なかなか交際には進展しないまま…。 　それぞれの過去を織り交ぜながら、時々モノノケに騒がされる日常を描いたジャパ…

　どこにでもいる小学五年生の女の子、源ひかりは、ある日小学校の図書室で奇妙な書物を見つける。 　それはモノノケ帳と呼ばれる封印の書で、悪行ばかり働いていた妖怪たちを封じていた…