「ミステリー（もどき）」を含む小説

どこへ行くにも部屋着と頭上にお団子、前髪はぱつんと切り揃えられている。 そう、彼女は川を見ると入ろうとする探偵もどきである。 彼女の名は天知雪。 雪を取り巻く友人や先輩と、…

甘えん坊な幼馴染、蒼の世話をしている芽衣は、同級生から『奴隷ちゃん』と呼ばれていた。 ある日、転入生の優斗と仲良くなった芽衣は、優斗から公開告白をされるのだが、蒼も巻き込んで三角…

西鵆市にある独歩美術館に、予告状が送られてきた。今時怪盗？時代錯誤にもほどがある。 そう考える京終智吏は、独歩美術館の警備員だった。人が来なくなって久しい美術館に何を盗みに来るの…

企画参加のために書いた１０００文字以内の超掌編なんちゃってミステリーもどきです。https://kakuyomu.jp/works/16817330652254225269と登場…

坂口静羽(さかぐちしずは)はいつも元気なクラスのー軍美少女で、勉強はちょっと苦手などこにでもいる愛されるおてんば娘。のはずだった…。実はこれら全て演技で、本来の姿は頭脳明晰！そん…

勇気をだしてラブレターを書いた彼女から返事が来た。 そこには1枚のタロットカード。 初めて実物を目にした自分には意味もわからない。 彼女の返事の意味は…

私、那須野深瑚（なすの みこ）。中学二年生。 二学期の期末テストが終わり、もうすぐ冬休みを迎えるというある日、私の恋人の神前璃々那（かんざき りりな）がクラスメイトの梁川さんか…

【KAC20241】書き出しが『○○には三分以内にやらなければならないことがあった』 （2024初稿）

私、那須野深瑚（なすの みこ）。中学二年生。 もうすぐ文化祭があるんだけど、そこで行われるクイズ大会に私と恋人の神前璃々那（かんざき りりな）がクラス代表として出場することになっ…

奥義書を盗んだ悪党、晦師茗が辿り着いたのは奇妙な道観だった。 入り口に吊り下げられた怪しい人形。 争った跡はあるのに誰一人いない。 そんな折に現れたのは、一夜の宿を求める旅人の青…

私、那須野深瑚（なすの みこ）。中学二年生。 唐突だけど、私には恋人がいる。 名前は神前璃々那（かんざき りりな）。 リリはちっちゃくていつも眠そうで、なんというかとにかく可愛い…

＊迷った末に「現代ファンタジー」としましたが、ファンタジー色はかなり薄め、とひとまず申し上げておきます。 楓谷中学だけに楽譜が存在する「吹奏楽のための風追歌」。過去に取り上げ…

本当はミステリーを書きたかったけどミステリーにならなかったらキャラ同士でいちゃつく展開になって戸惑っています。

ときは錬金術師、冬の時代。 薬品を専門で扱う『薬師』であるピュリファは、森に薬草採取に出かけていた。 そこは、食べれば魂を砕くとまで言われる猛毒キノコの群生地。 しかし彼女はそ…

【KAC20233】ぐちゃぐちゃ （2023初稿）

　ご都合主義な運に恵まれ、偶然迷宮入りと言われた事件を解決した過去を持つ女子高生　川端侑花。みんなの期待に応えなければという義務感ととある理由で、女子高生探偵を名乗ってはいたけれ…

本日の三題噺　1/21　『馬』、『サイバー犯罪』、『壺の中』という企画に参加したくて突貫工事で書いたお話です。なんちゃってミステリーもどき。

雪の日、中庭にて出会ったとある少年。 笑みを絶やさぬ彼は、自らの主人に疑われて尚、高らかに宣言をして見せる。 「では疑り深い我が主のため、俺が今回の事件を解決してみせましょう。は…

　怪我のため、部活を見学するしかないバスケ部員の立瀬は、同じ体育館内で活動している演劇部がスマホを手に謎の集会を行っていることに興味を示す。 　彼らのやっている「人狼」に「探偵」…