「ポカリスエット賞」を含む小説

　特に疲れはしなかった。正直、全力を出したとはいえ100mを一本走ったくらいで疲れなどしない。 　空を見上げて、雲一つない晴天に息を一つ吐く。 　太陽の眩しさに目を眩ませ、私は一…

陸上部の落ちこぼれ少女、燕。 彼女は大して速いわけでもなく、ずっと辞めたいと思いながら続けてきた。 だが、高3の春、最後の大会。彼女はついに何かを見い出す。 きっと陸上は好きに…

　瀬戸和喜は、料理以外は才能が無い、顔立ちから性格まで普通の中学3年生。 　一方で、和喜の幼馴染である高峰美加は、全ての分野において才能を有し、容姿端麗、成績優秀、品行方正、引…

ある日、どこか気だるげな女子高生・紀美史樹は自分の持っていたオカルト雑誌をきっかけに 紙子ゆり と出会った。 日々の生活を通じて加速していく二人の恋は誰にも止められない── ひ…

優柔不断な男子高校生『陽翔』が ネットで知り会った『花』に 恋を抱いていく物語。 しかし、7月28日に何かが起きてしまう。

日常の中のどうしようもない理不尽を前にした時、あなたはどうしますか？ 模索する誰かの力になれば嬉しいです。 ＊カクヨム甲子園参加作品です。

充実してるはずなのに、どうしてかいつも人生が息苦しい…

冴島水波… ごく普通の高校2年生 写真部所属 早水勲…高校2年生 サッカー部に所属している 顔立ち画良く運動神経がいい 水波とは幼なじみ 水波の事が…… 雪村凛…高校2年生 …

とある陸上部員の話。 カクヨム甲子園2022ロングストーリー部門最終選考 執筆時期：高3 夏

雨。それは誰のカルマか、それともどうにようもならないサガなのか。理解も、想像すらできない事象。はたして、この雨の正体とは・・・。

延期に延期を重ねた卒業前最後のテニス大会。その日ドアを開けると外は雨だった。

オレは宇宙と出会った。それは産着声を上げた直後、空を眺めて。 オレは小宇宙と出会った。それは高校に入学した直後、会長を見て。 宇宙を知ることが禁忌なら、オレは喜んで罪人となろう。…

三作目 熱中症にはお気をつけて もう涼しくなってきましたがね

俺が所属するサッカー部は弱小だった。部員もわずか十二人。 そんな境遇で大半のメンバーはやる気が上がっていなかった。 しかし、俺は後輩・陽人とのコミュニケーションを通して、サッカー…

知りたいと一度思うとなりふり構わず知ろうとする少年、望月爽真(もちづきそうま)によって、寮の同じ部屋で過ごす謎多き少年である山木(やまぎ)の秘密へと踏み込んでいく。

親から虐待を受ける少女。 あまりにもひどい仕打ちに少女は亡くなってしまう。 亡くなった転生先で少女は最強に！？

”今日は汗をかかない”、ひょんなことからそんな事を決めた高校二年生の太田勇輝。 一風変わったこの誓いと高校生活とが織りなす恋の行方とは。 　本作はポカリスエット賞へと応募しま…

ある一戦のホームランを生で観た当時小学一年生の伶彩《れいあ》はすっかりその球団や選手、野球を好きになった。 あの夜から九年、全国に一つしかない中学女子硬式野球部のある中学の三年…