「シアワセ」を含む小説

八雲鏡雨（やくもきょう）は厄凶神である。 より正確に言えば、誰かを不幸にする存在として〈厄凶神〉という異名が付いているのだ。 迎えた新学期、同じ高校に通う一つ上の幼馴染みであり生…

ふと、思いついた寓話です。

神様の気まぐれなのか、いつか決められた残酷な運命か 少年たちに課せられた試練は何かを求める旅へと誘う

小学一年生のアサヒは、夜ごと繰り返す怖い夢に悩まされていた。そんなある日、彼は母親から"夢の中で使えるお金"を貰う。 「夢で何かに襲われたら、これでボディガードを雇いなさい」。 …

日々の仕合せ。めぐり逢い。感じ方は、人それぞれ。 何気なく、目を向ければそこここにあるソレら。 わたしのシアワセを、集めて、自分の中を満たしたい。 ※ひとつずつ独立した内容とな…

人は忘れる動物といいます。 でも何で忘れるのかよくわからないし、それによってどうなるのかもよくわかっておりません。 よく辛いことは忘れてしまえといいますが、それもうまくできないの…

少し支離滅裂かもしれません…

ガミラス帝国政府・経済企画庁所管の独法機関『銀河方面経済研究所』（←帝国エリート官僚の天下り先）からの委託を受けて、隣の星雲から遠路はるばる日本にやってきた平凡な非正規雇用研究員…

ある地域、ある学園にて。多くの生徒に好かれる心優しい一人の先生がいた。 「せんせーって……恋人とかっているの？」 「……私も、先生と話すの、好き」 「駄目だよ、先生。私が…

〈僕〉、水野ヒカルは生まれつき特殊な共感覚をもっていた。危険を知らせる人や物は赤色に、幸せや安心をくれる人や物は薄青色に光って見えるのである。 その体質を気味悪がられて人付きあい…

「" かごめ かごめ 籠の中の鳥はいついつ出会う "」の雰囲気を使った(恐怖の)恋愛物語......。 籠の中の小鳥は、かごめかごめの子守唄の運命から逃げることが出来て幸せになれ…

「じゃあ、私が内見して手配しておくわね」 「美月、悪いな。単身赴任先の部屋探しまでさせちゃって」 忙しい夫・和夫に変わって、夫の単身赴任先の部屋探しをすることになった妻・美月。…

村娘ヤンヤンは、ロボット操縦の天才だった……！？ 年寄ばかりの村を脱出するために軍に参加したヤンヤン。 彼女は突然ロボット兵器、MCの戦闘に巻き込まれる。 そこでMCに乗り込ん…

結婚式当日、あなたは神様と私、みんなに「嘘」をついた。 けれど、心配しないで、六月の花嫁は幸せになれるのよ。ほら、真っ赤な赤い糸は二人を繋いでいるでしょう。

由緒正しき名家・紫園家。 紫園家は、栄えると同時に、呪われた血筋だと囁かれていた。 そんな紫園家に、ある日、かさねという名の少女が足を踏み入れる。 『蝶憑き』と不気味がる村人から…

少女ソラが、異世界転生でゾンビになった！ 何の幸せもない異世界ライフに絶望かと思いきや、彼女はすぐにあることに気付いた。「ゾンビってめっちゃ楽！」

　「よろしく、みつき。握手しよっか」 　「それは『命令』？」 　「んー、『お願い』かな」 　「『命令』でないなら、実行する義務がない」　 　裏社会の元締めやってるくそババ…

　孤独だった少女が、自分だけの幸せを知る物語。 ※カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ（KAC2023）の第3回目のお題「ぐちゃぐちゃ」に挑戦するために書いた作品です。

シアワセな日常に潜む影…… それでも男は、この笑顔を守りたいと願う。