「なぜ日本経済は絶対に破滅しないのか?」について宇宙戦艦ヤマトの世界観を使って、イヤになるほど説明する!

高瀬梅太郎@ガミ公💙💛侵略戦争反対垢

序章として

Pre1・あなたは、『日本』という異世界を救う『チート魔法戦士』になるのです…(c.v.神の声

ども、みなさんはじめまして(^^)/

このやたらと長いタイトルの経済系コラム…


「なぜ日本経済は絶対に破滅しないのか?」について宇宙戦艦ヤマトの世界観を使って、イヤになるほど説明する!


…は、もともとは2018年1月よりダラダラと書いていた内容で、基本的には、


「日本が国家破綻する訳ねーよ(  ̄ー ̄)y-~~」


…という程度の内容です。というのも、

国の借金(とされているもの) →総額1,200-兆円の公的債務。

内訳は『長期国債(約900-兆円)+短期国債(約110兆円)+地方債(約250兆円)』。



これに対し資産(プラスの方)は、

日本国の純資産3,000-兆円(日本国の総資産は約1.2京円=12.000-兆円)

 →民間の資本だけでも1,800兆円。うち40%が現ナマ。


※ちな、日本の純資産額3,000-兆円以上というのは世界で一番目(二位はドイツ。三位に中国というのが最新統計)です。


…という感じで、万が一に「今すぐ借金返せ!」と言われても、実は即金でほとんど返せる程の、とてつもない余力のある国家=日本ということがわかると思います。これなら、特に愛国心を振り回す必要もなく「ごく普通に考えれば、大丈夫じゃね?」と思うはず。

ただし、より重要なことがあります。

この他に『政府埋蔵金』が730兆円相当あるとか、多額の配当金をもたらす対外投資分があるとか、民間が抱えている債務が他国に比べて非常に少なく健全|(国の借金がほとんど国債ということ)だとか他にイロイロと強調したいことはあるのですが、なにより重要な事は「国の借金」に関して、日本人が根本的な考え違いをしているということです。



『国の借金』は経済成長で消すもの!

 増税で消すものではない!!



…ということです。

もっと正確にいうと『国の借金』=『国債』と言われていますが、国債は『政府の借金』に過ぎません。

そして誰かの借金は『誰かの財産』です。


カネを貸してる人もいるでしょう。その人たちは「貸した分、現金が財布から抜けた」と考えているのかもしれません。しかし利払いを貰っているでしょうし、元本も回収出来るはずです。つまり貸してる側の「資産」なのです。

この考え方からすれば『国債保有者』は、『政府の借金』という『資産』を保有しているということです。


そして国債の保有者割合は長短期合わせると95%前後が『日系』です。つまり『国債』の殆どは日本人の『資産』なのです。実際、日本国の総資産1.2京円(=12,000-兆円)の中に、この『国債』約1,000-兆円以上の金額が資産として計上されています。要するに『日本国政府が責任をもって、必ず返す借金』を『日本国および日本国民が抱えている』ということです。身内の借金…といわれるのは、このためです。



  ※     ※     ※



では、そもそも「なんで国債なんていう『政府の借金』、しなきゃならんの ?」という疑問が出てきます。

借金しない健全経営の方がよいのではないか? とも…。


実は『国債』というのは、単なる政府の借金ではなく『国の富に化ける』真の財産となる『魔法』そのものだからです。

カラクリはこんな感じです…(≧∀≦)


----

『インフレ』とは『通貨の価値が下落する』こと。

大抵は物の値段が上がる『物価高』という形になります。


しかしインフレは同時に経済成長をもたらします。

物価高の時、「俺が安い物を大量に作って売り飛ばして儲けたるわ」という人が出てくれば、その分生産量=生産力がアップします。まるでT型フォードの時のように、です。

なら、インフレは「経済成長をもたらす」事も可能です。


という事は『インフレを誘引すれば、経済成長出来て、みんな金儲け&豊かな生活できるじゃん!』になるはずです。

では、どうやって?


一個100円のパンがインフレで一個200円に値上がりした。

 =百円玉の数が二倍必要になった(カネの価値が半分になった)。


…ならば、逆に『通貨の量を増やせばインフレになる』とも言えるわけです。

では「どうやって通貨の供給量を増やすか?」


この時に『国債』を使うのです…m(_ _)m


一例として公開市場操作があります。

まず最初に国債(=政府の借金)を民間市場にばらまいておきます。

政府は民間人に国債を買い取ってもらったカネで政府運営資金の足しにする一方、民間人は政府から利払いの配当金を受け取ります。


この後で、中央銀行が「君たちの国債、買い取るYOー。(= ゚ω ゚)/」という話をします。現ナマが欲しい人が、持ってる国債を中央銀行に売り飛ばし、現ナマゲット→投資や遊び金に派手に使う…みたいな。


するとこの『中央銀行が買い取った国債分相当のカネが、民間市場に流れた』

→通貨の供給量が増えた

→経済成長をもららすインフレ(成長インフレ)が発生したヽ(^o^)丿



…となるわけです。国債によって、国家経済が成長させられるという感じです。



  ※     ※     ※


しかし問題もありそうです。

『国債』は政府の『借金』なのだから、借金が増えてんじゃん? …と。


ところが此処で魔法のような、想像を絶する奇跡が起こります…m(_ _)m


国債はお金でやり取りした(←公開市場操作時)。

なら『国債=通貨』だ。そして『(成長)インフレは、通貨の価値が下落すること』だ。ということは…



『経済成長したら、国債の価値が激減する(=借金が勝手に消滅していく)』ではないか…(゜o゜;!?



これです!! m9( ゚Д゚) ドーン!

このカラクリが『国債』という魔法の真の威力です。真実はこうです!



・国債を使って通貨供給量を増やした

→経済成長インフレ発生した

→インフレによって国債という『借金』が自滅した



…この理屈があるから政府は『政府紙幣』という『紙幣』を製造するのではなく『国債』を発行するのです。

政府紙幣は単なる『カネ』なので、経済成長インフレしたらカネの価値そのものがなくなるからです。国債なら国家に経済成長をもたらした挙句、消滅してなくなるのです。どうせ消すならカネ(資産)ではなく、国債(借金)の方を抹殺するほうがいいでしょ?


奇跡や…(ºㅁº)!!

こら、奇跡や(ºㅁº)!!


実際、世界の歴史はこの歴史の繰り返しです。

たとえば第二次世界大戦時に世界各国は莫大な戦時債務を抱えました。これは戦後復興の経済成長によって自然消滅したのです(実際にはこの他に通貨切り下げなどの別の手段も使った)。


つまり国債というのは、国家が自分自身を強化する時に使う魔法であって、この魔法によって経済成長すなわち国力の強化が図れるだけでなく、『債務』という負の側面も自滅して消えてなくなるという、まさに『自らを倍力化するための魔法』なのです。


国債は借金として生まれ、産業国家の中で成長エネルギーに変換され、最終的に国家国民の富に化ける『自らにかける魔法』だったのです。


実際には、『国債→経済成長→債務としての国債の価値摩滅(消滅)』のプロセスの中で発生したインフレによって国民生活はそれなりに打撃を受けているのですが、十分な成長があれば手取りも増え、結果として所得の向上が望めるということになるわけです。


国債という借金は経済成長によってのみ消せる!


そういうことですし、過去の歴史がそうだったのです。

これが1,000-兆円相当もの長短期国債を発行しておきながら、まだなお国債を発行し続ける理由です。

単なる借金ではなく、経済成長と所得に化ける魔法だったからですヽ(^o^)丿



そのため『国債は無限大に増やせる』という事実が出てきます。

日本は過去半世紀において、国債発行量が実に5000倍以上に爆増しています。戦後日本が再び国債を発行し始めるのは1965年。この年は計約2,000-億円でした。現在、国債残高は長期短期国債合わせると大体1,000-兆円。


5000倍…( º дº)!?

事実上、無限大って言ってもいいほど爆増してますよね?


しかし日本国は「破産する」と言われているにも関らず平然と生き残っているばかりか、地震や津波に襲われるという大被害にも関らず、世界第二位の純資産を蓄える程に強靭化しています。

爆増した国債が、日本国の富に順調に化けたからです。経済成長した、ということです。この状況なら、国債は無限大に増やせたのです。


国債は政府の債務です。95%を国民が持っているとしても結局は精算しなくてはなりません。しかし、その価値が経済成長そのものによって『額面割れ』し、消えて無くなっていく…ということだったのです。



----

勿論、それでも問題は残ります。

「結局は借金だ」ということに違いはないからです。


そして実際には、消滅した国債以上に新たに国債が発行されていきます。国債を発行すればするほど(順調に経済成長すれば)国富が増えるのなら、発行をやめたら貧乏になる…ということですから。


このため、結果として国債は爆増し、その利払いと償還に追われることになります。これもまた事実です。1,000-兆円もの国債を溜め込んだ以上、利払いと償還には莫大な費用がかかるはずです。


しかしここでもまた別の魔法が使えます。国債は期日があり、また自由に売買出来ます。よって償還日に「もう一度、新しい国債に書い直すわ!」…これの繰り返しだったら、あとは利払いのみ心配すればOK、という話も可能です。


特に日銀が500兆円近くの国債を保有し、(カネは好きなだけ刷れるのだから)カネ不足になるはずのない日銀ならば、(カネが足らないからという理由で)国債を償還して現金化する必要もなく、なんなら永久に国債を買いまし・買い直し(…に相当する金融操作)をするのならば、あとは利払いさえ政府が日銀にやってくれればよい…になったら?


そういうことです…( -_-)旦~ フゥ


事実、500兆円もの国債の抱える日銀に対する利払い負担は僅か1.5兆円です(ちなみに2018年の全国債に対する償還・利払い総額は約9兆円。しかも新コロ後の2021年には8兆円に下がっています)。低金利だからですし、これでは金利が上がる訳もないでしょう。


だからこそ、逆に怖いのは『日本が経済成長しなくなったら?』という状況です。

全てが逆回りになるからです。

この『デフレ』の時・超低成長期になると国債の負の側面・『債務と利払い』の問題が顕在化するからです。


かつてIMFが日本に対し「国債の発行額が大きすぎる。増税してプライマリーバランスを整えろ」みたいな事を言っていましたが、これは「経済成長がないから」そう言っていただけに過ぎず、事実、日本に対してこのように言ってくることはなくなりました。過去20年以上に渡ってデフレが続いていたから、増税しろという話になっていただけなのです。


インフレは『悪魔』と恐れられています。しかし実はデフレこそが『真の巨悪』だったのです…。我々は「生き延びるため」にインフレという悪魔一匹、うまく飼いならす必要があるということです。



  ※     ※     ※



よくマスコミなんかが「国債は将来世代につけまわした借金」という言い方をしています。しかしながら「じゃ、なんでそんなことし続けてんの?」に理屈を納得いくまで考察し、合理的な解釈を行ったテレビメディアを見たことが「ない」ことを不思議に思ったことはないでしょうか?


連中は、勉強不足で何もしらんだけなのです…(  ̄ー ̄)y-~~


テレビメディアに関わったことがあれば必ず思い知る「無知のくせにテレビ作ってて、後々、責任、どーするんだ??」という恐るべき偽善バカに愕然とすることがあります。しかしメディアの悪口を言ったところで何かが変わるわけでもありません。建設的でもないですから。


そこで、カクヨムという「知性の高いサロン」に参加させていただき、特に作家および作家希望の方にご覧頂いて一緒に納得行くまで考え、「何がどうなっていて、今後どうするべきなのか?」を提言の形で発表できたらと考えています。と同時にカクヨムの作家さんたち全員に、ここでの成果を皆さんの作品の中でお使いいただきたいとも考えています。


むしろ、それが目的ですかね…(  ̄ー ̄)y-~~

皆から嫌われている新自由主義でも、貧困や格差の問題を十分に解決できることを証明したいのですよ…


よってここでの知見の全ては無償でご提供させていただきたい…は当然としても、経済的な理屈についてもわざわざ「高瀬©」みたいな記述も不要で、ここの内容の全てを「皆さんが考えた事」として作品の中にどんどん繰り込んでいただきたいのです。なぜなら皆さんの作品は全て、皆さんの知性に寄るからです(ただし宇宙戦艦ヤマトに関することはやめるべきでしょう。版権でかなり揉めたのは事実ですから…)。また読み専の方に対しましても、現在の世界の危機を一緒に考える契機になればと考えています。

勿論、志は高くあるべきなので、皆さんには…


「日本と世界を我々で救う( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧」


…という、強い信念を共有できたらと思っています。日本はグローバル化した世界の一部であり、ならばこの世界全体を「貧乏人をなくし、皆で豊かになり、日本人も白人も黒人もアジア人もキリスト教徒もイスラム教徒も男も女も男の娘もトランスジェンダーも身体障害者もそうでない人も誰も彼もが、みんな自分のやりたいこと・なりたいもので生きていける楽しい世界」を目指すべきであり、なら世界を救うためにも日本を救う「愛国者」たるべきでしょう。


なぜなら日本人には、日本円に対して無限大に責任を持つ義務があるからです。なにより、自分の国さえ救えない左翼や無政府主義者に、自分や全人類の生命財産を預けるような愚行をしてはならないのです(断言


この世界のために、みなさんが使うべき魔法は『国債』。

他に『中央銀行』『通貨』などの仲間を集めて『インフレ』という悪魔ラスボスをくっコロ判らせてやるダンジョン…そんな感じです。我々は悪魔インフレを飼いならすテイマーになるというのがこのコラムの内容なのです。


…|д゚)チラッ


我らカクヨムの同志たちで最強パーティを組んで、日本と世界というこの異世界を救う英雄になってみませんか?(お誘い)



  ※     ※     ※



『国債』と『通貨』というマニアックな視点から日本と世界を考える…

「なぜ日本経済は絶対に破滅しないのか?」について宇宙戦艦ヤマトの世界観を使って、イヤになるほど説明する!


少し長くなりますが最後までお付き合いして貰えましたら幸いです…m(_ _)m


…この後は、もう異世界魔法話は出てきませんけどね(爆死




  ※     ※     ※



【こっそり補足】

ちなみにIMFによる世界債務総額は226兆ドル(大体2.5京円=25,000兆円)だそうですよ( ゚∀゚)・∵. グハッ!!


(;~_~)っ https://www.imf.org/ja/News/Articles/2021/12/15/blog-global-debt-reaches-a-record-226-trillion

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