「イヤミス？」を含む小説

出産から半年、由紀子は「いい母であろう」と必死に育児をこなしていた。 泣かない娘。完璧なママ。理想の家族。 ――そのはずだった。 ある日、家の中に“白いドレスの少女”が立ってい…

主人公の少年の元に、これまで一度も喋ったことのない同級生が突然訪ねてきて、一緒に折り紙をしようと提案する。そして彼は戸惑う主人公に、ある重大なことを告げる。

運転席に座る叔父、喜重郎を見つめながら、私は思いを馳せる――。 最小限の文字数で最大限に驚きたいあなたへ。 その数、わずか1000字。 若干のグロ注意。

相手が車いすだからといって油断してはいけない。

ふと、子供の頃に持っていた玩具を思い出したら懐かしい人物に再会した。

昭太郎は、幼馴染の美代子と結婚するのか、出世のため沙織と結婚するのかで葛藤する。昭太郎の心変わりの代償は、意外な形で払わされることになった……

✨️2023年ノベル大賞　二次選考通過✨️ 　絵を描くことだけが、僕のすべてだった。 　陽太はそんな僕の世界に、突然入り込んできた。 　優しさが嬉しくて、苦しくて――。 　だけ…

黒いドレスで結婚する女、黒羽伶(くろばれい) 彼女の夫は結婚式の翌朝、必ず死ぬ。 すべて事故。凶器も動機も証拠もない。 それでも町は彼女を“黒い花嫁”として完成させていく。 恐…

音楽好きの女子高生・雨宮彩（あまみや　あや）は、放課後の校舎で音楽を聴きながら静かな時間を過ごしていたが、突如、凄惨な殺人事件に巻き込まれる。以降、街ではクラシック音楽にまつわる…

*1985年、秋。主婦・山本和子の日常は、一本の電話で狂い始める。** 娘の事故を知らせる警察からの電話。しかし、和子の心を支配したのは悲しみではなく、夕飯の支度を邪魔された苛…

高校中退後、ひきこもり続ける少年。ひきこもり続けているのには、両親にも言えない理由があった。 公募で落選したショートショート。テーマは「卒業」。 相変わらずイヤ～なお話です。 講…

ある日目が覚めたら記憶を失っていた「私」。 恋人兼編集者である咲人から小説家だと教えられた「私」は、日記を書くことで執筆の才能を取り戻し、少しずつ社会復帰をしはじめていた。 で…

飼い猫のルナがいなくなった。俺と恋人の美優が大切にしていた猫だ。俺は必死で友人の木嶋に助けを求めた。 ※ネコは無事です

妻と幼い娘のいる直哉は、通勤途中の歩道橋で絶叫する人影を見た。 それを境に、彼の周囲には次々と不気味な現象が起こり始める。 異常なのは怪異か、それとも彼自身が積み重ねてきたものか…

中学の最後の一年は最悪だった。きっと、たくさんの素晴らしい思い出作りができると思っていたのに。 さやカフェに来店したお客様はさや荘に住みたくなる。だがさや荘では恐怖が待っている…

温室育ちの菖蒲（あやめ）と、さばけた芙蓉（ふよう）は従姉妹同士。 幼馴染でもある二人は、大学の演習講義で言継（ことつぐ）という青年に出会う。 菖蒲は言継と結ばれるが――。 --…

主人公の浩（通称ひーくん）には、幼馴染のちーちゃんがいた。 ちーちゃんは、ホンポウで、自由で、自己チューで——猟奇的だった。 ちーちゃんの『みはり役』を頼まれた浩は、その役割を全…

恋人を寝取られた。ちょっと前に。その時についた心の傷は、多分ぼくからはまだ消えていない。 北陸行き特急電車の中、ぼくはある女と出会った。その女は、ぼくを徹底的に否定した。ぼくを…

エッセイというか、日々感じたことの呟きです。 感銘を受けた作品や衝撃を受けた事件についての文章もあります。 ＊他サイトとの重複投稿です。 ――2022年5月14日(投稿日当日…

バレンタインの日。なにも特別な予定はなく、何となく部屋を掃除していると、学生時代のものがでてきた。思い出に浸って、色んなものを見ていると出てきたのは適当にしまわれたぐちゃぐちゃな…