幼き日、みかげの義兄となったのは、暗い魅力を持った従兄弟の翔ちゃん。 物語は彼の遺体がみつかるところからはじまります。 さっくり読める分量ながら、余韻はずっしりくるイヤミスです。 しんとした、海底の冷たさが肌を這うような物語。