「もう終わった」を含む小説

気がつくと白い部屋にいた。管理者だと名乗る美丈夫に、わたしが聖女召喚に巻き込まれ、すでに元の世界の輪廻から外れたと告げられた。巻き込んだお詫びに３つの力をもらい、異世界で生きて行…

「じゃあ、お先に」 俺は震える脚で後ずさりして、魔王の間を抜け出した。勇者たちを残して。 ――どうせ俺がいても役に立たない。 解錠し、罠を避け、勇者を魔王の下へと導く。俺に…

何度も人生を繰り返している雛森水弦。何度もすると慣れるもので毎回違うことをして生きてきた。それを終わらせる方法も考えるがどうすればいいか分からない。 だから今世を探偵として生きる…

KACもう終わったんですが…終わってるんですが…せめて書き終えたいので続けます、『はなさないで』。 中学生同士のいじめの描写があります。苦手な方はお気をつけて。鹿野素直のお話です…

人類が緩やかに破滅して二、三世紀後。人類は激減し、ほぼ砂漠と化した世界で、彷徨うように生きるのが精いっぱいになっていた。その中で旅をする男は、ささやかな不可思議、奇跡によって生か…

私には、親に話さなかった辛い経験がある。 大人になって、少しずつ話してみたけれど、「いじめ」など考え過ぎだし、もう終わったことだからいいじゃないの、と言われた。 話しても無駄だと…

仲の良い女の子から恋人ができた報告を受けた男の子が、失恋と同時に恋心を知る話です。

お題「スタート」のエッセイです。

サンタさんの仕事はいつも１２月だけ……と、思いきや、なんとそれ以外にも秘密が…？？

かつてコノ国を救った勇者。 それが僕の前世なのだそう。 イカれてる。 主導が国とかもう終わってる。 彼の方の願いを叶えるために旅に出ろって追い出されるとか解せない。

柴田恭太郎様の、もう終わってしまったお題なのですが、久しぶりに書いたので、公開してみようと思いました。｢釣り｣｢雑誌｣｢フルーツ｣ 7カ月ぶりの公開なので、緊張しています。これか…

私に聞こえる声が反響して増大した。男が私を見ているからその音がするのかもしれない。私は監視カメラに見られているがそれはもう終わった。私を閉じ込めるものは私かもしれないし兄かもしれ…

遅かったね。もう終わったよ。（※重複投稿しています）

ロビベルβ小説大賞に向けて書いた短編。 （もう終わったやつ） 2枚のイラストを元に書いたお話です。

一年生のとき、俺はボドゲ部を作った。正式な部活にはなれないまま活動をしていた。 二年間、部員が二人のままだったボドゲ部は正式な部活になっていない。ボドゲ部（仮）のまま。 三年にな…

　今より少し先の未来のこと。人々は様々な原因で減ってしまった人口を補う為、IT、科学、医療などの技術を結集した特殊なアンドロイドを開発し、共に暮らしていました。 　最初は、専…

　普通のヒョロい陰キャオタク高校生のぼくは、クラスメイトの命令で筋トレさせられることになった。 　発案者はクラスの姫的ポジションの芳川。恐ろしい同調圧力に屈して渋々筋トレをするこ…

　恋とグルメのお話です。 　正確には、もう終わった恋とやや苦手な食べ物のお話。 【お題】①「運命」「トマト」「図書館」 　　　　②タイトルを『花が咲くまで初見月。』にすること …

原田巴は高校一年生。（ボクっ子） 彼女には昔から尊敬している10歳年上の従姉がいた。 ある日巴は酒に酔ったお姉ちゃんに身体を奪われる。 その日から、仲の良かった二人の秒針は狂って…

自分が死んだ後も世界が続いていくのが嫌だから、世界を滅ぼす方法を考える博士。 その手伝いをする、自分の死ぬ理由は自分の意志しか有得ないと思っている助手。 2人の日常は続いていく。